2024年度神戸女学院中学部入試分析(国語)

神戸女学院中学部の国語についてお話しします。

50分、120点満点のテストらしく「立ち止まれない上に、テキパキとまとめあげることが求められる」テストになっていると言えるものでした。なお、今年度の合格最低点は460点満点中233点(体育の配点が20点分あります。国語・算数は120点満点、理科・社会は100点満点です)というものでしたので、まずは五割から六割の得点を目安に、さらにどこまで伸ばすことが出来るかの勝負になっています。国語に関しては相変わらずまとめにくそうな設問が連続していますので、相当の練習を積んできた論理構成力のある生徒を確保したいという学校側の意識を垣間見るような出題になっていました。

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