異変だらけの繋がり

彼女らに対する違和感を覚えたのは、小学校高学年の頃だった。

当時、僕は運動も勉強も出来ず、友達も1人もおらず、家でゲームばっかやっていた引きこもり第一候補。一方、兄は運動も勉強も出来、身内からの期待もある有望な人間だった。

「シュウは、バカだな〜笑」

お正月、親戚が大勢いる前で、叔母の旦那にそう言われた。みんなでクイズ番組を見ていた。そこで、子供ながら「A!Aの○○だ!」と僕は騒いでいたのだ。

違和感は、周りの反応だった。
誰も笑ってない。
親父が僕に「シュウは、バカだな〜」という時は、みんなもニコニコしてるし、何故か俺もニコニコしてる。兄が言う時もそう。他の叔母の旦那さんが言う時もそう。

けど、その叔母の旦那だけずっと言葉が浮いていた。しかし、続ける。
「もう小学校高学年だろ?こんなのも分からないのか?」



僕は、中学生になった。兄は高校から慶応に行き、僕も頑張って兄のようにならなきゃと死に物狂いで勉強していた。

「ユースケみたいに慶応行けるかな?笑」
また、お正月の時だった。
周りは、また笑っていない。そして、更にある事に気がついた。こいつは、俺をバカにしている。この前の慶応の過去問に出てきた。「嘲笑」って奴だ。こいつは、俺の話をする時は決まって、バカにしたように笑い、蔑んでくる。
それが気持ちの良いくらい丸出しだから、周りは笑っていないのか。まだわからない。

「悪い事するなよ。ユースケに迷惑掛かるんだからな」


僕は、慶応に入った。アメフト部に入り、辛い練習の毎日で心も身体も疲弊し、気付けば学校にあまり行かなくなっていた。

「シュースケも日本代表になれるのか?笑」
なんか家に来た時だ。理由は、覚えてない。
周りにいる人は、俺とおじいちゃん。2人とも笑っていない。こいつは、俺を嘲笑している。
そして、更に気付きがあった。こいつは、俺の事を自分の人生じゃもう馬鹿に出来ない。自分の経験した事のない道を両親のおかげで歩んでいる俺に対し、妬み、その足掻きとして、兄と比べる事しか出来ない。

そして、忘れもしない。
高1年の頃、親父が無くなった時、こいつは何故か病室の外にいた。


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ここからは、あまりにも内容が過激になり、ただの僕のストレス発散となります。正直、ここまでは書きたい事の10%も書いていません。知りたい方は、記事を購入し、読み進めて下さい。

正直、読む価値はありません。
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