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ムートンブーツに滑り止めを…

ムートンブーツって滑るんです

ムートンブーツは本来冬道を歩くようには作られていないのです。

ムートンブーツ開発の目的は?

ムートンブーツは1970年代前半頃にオーストラリア人のあるサーファーによってこの開発されました。
その主目的は… 「サーフィンによって冷たくなった足を温めるための物で濡れた足でもすぐに履くことが出来る履物」として、吸収性の高く暖かい羊毛を内側に使用することで、濡れた足の乾燥と保温効果を同時に得ることができるスグレものです。
それがアメリカの都会にも紹介され人気商品となったようです。

ムートンブーツは歩くことに適していない

開発の目的が、サーファーが海から上がった時の保温目的なので、基本的に歩く為の機能が皆無です。
一番の問題は、踵周りの芯がないので踵がぶれたり、ずれたり、傾いたり…
これで歩いているとひざ痛や腰痛の原因ともなります。
でもファッション的に履きたい若者の場合仕方ない面もありますが、お子様に履かせるのは、足の成長を考えると履かせないほうが良いでしょうね…
例えば車で出かけて外を歩き回る短時間なら良いですが、通学など日常的に履かせるのはやめておいたほうが良いですよ。
ましてひざ痛の出やすくなる中年以降の方はムートンブーツ着用は避けたほうが良いですね。それでひざ痛になったら後々悩むことになりますからね…
また若者もムートンブーツを履いて歩くときはしっかりと足を支えてくれるインソールの活用したほうが良いですよ。
それだけでも随分と歩きやすくなり、疲れにくくなります。

特に北海道などの冬道には向いていません

最近、滑り止めのついた物も販売されていますが、UGGなど本格的なムートンブーツはほぼ冬底にはなっていません。
「暖かく、軽いので」という理由で購入される人も多いのですが、一方で「冬用のブーツなのに滑って歩けない…」という相談も寄せられます…
それもそのはず… そもそも冬用ではないのです…
でもお洒落だし冬道でも履いて歩きたいというニーズにこたえてムートンブーツの滑り止め加工も行っています。

冬履くときは撥水スプレーを忘れずに!

滑り止めと共によくあるお悩みは「水染み」ですね…
雪解けの水がブーツにしみて水染みができてしまうケースも多々あります。
基本的にはレインブーツなどとは違い防水加工はされていませんので、水気の多い場所では水が内部にも入って足が濡れてしまします。
そこまで水気の多い場所は履かないにしても普段から撥水スプレーをかけて下さいね。 撥水スプレーをかけても水の侵入やシミは防げませんが、汚れ止め効果もありますし、何もしないよりはしたほうが絶対に良いです。

冬対策をしながら楽しみましょうね!

そんなことで…
◎ムートンブーツが本来冬用ではない
◎ムートンブーツは歩くことには適していないので長時間歩かない
◎インソールの活用が効果的
◎多くのムートンブーツは冬道用ではないので滑り止めを付けたほうが良い
◎撥水スプレーもかけておく
という事を知って、ムートンブーツを楽しんでくださいね!


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