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Boy meets andymori
こんにちは。今日は夜用のハンドクリームを新調したので、ベッドに入るのが少し楽しみです。小野寺です。
本日は、バンドandymoriとの出会いを記したいと思います。
高校生当時、まだ今ほどサブスクの普及していなかった頃、GEOヘビーユーザーであった私が、五枚千円でお得に借りるために、穴埋め感覚で借りたのが
andymoriの大名盤「ファンファーレと熱狂」でした。
このアルバムを初めて聴いた時のことはよく覚えています。
部活終わり夕方の電車に1人、暖かい日差しに照らされていた私は、数日前に借りた穴埋めの大名盤を微睡みつつ聴いてみたのでした。
暖かく包むような歌声とバンドの疾走感の共存。
その日から私はandymoriの虜になりました。
なんと言っても小山田さんの歌声がずるい。
彼の歌声を聴くと、穢れのない少年の目で心を見透かされるような緊張感をいつも感じます。
そして歌詞。
小山田さんの歌詞世界には、
全世界的な視野と超個人的な感傷とを
一纏めにするような包容力があります。
暗い部屋で労働法規と機械に
遊ばれてみんな疲れてる
ポリネシアでスコールに打たれる兄弟よ
宇宙船まで作って目指した唇よ
シスター シスター
君も歌うのかい たまには
辛いかい 足を引きずって歩くことは
醜い顔を隠すことは 何も言えないで
俯くことは
Sawasdee clap your hands
そして彼はいつも、全ての命に寄り添い味方をしてくれます。
あのベンガルトラ 分かったような顔で
ウロウロウロウロ 檻の中
ただきれいな空が きれいな空が
きれいな空が みたいだけなのに
クレイジークレーマー そんな目しないで
世界で一番 お前が正しいんだよって
俺が歌ってやる みんなの前で
そして、andymoriのもう一つの魅力は、
パワフルかつ感傷的な後藤氏のドラムではないでしょうか。
アップテンポの曲での彼の存在感は言うまでもありませんが、私は特に「1984」での彼のドラムが大好きで、聴くたびに、最高っ、とニヤニヤしてしまいます。
(以下、掲載者が無断転載をしている可能性のある動画となります。)
激しくも繊細な心がドラムに表れていると感じます。
惜しくも私が知った時には既に解散済みであったandymori。
小山田さんの唯一無二の歌詞世界と歌声。
衝動的なバンドサウンド。
穴埋めからの出会いでしたが、今では疑うことなく、最もよく聴いているアーティストのひとつです。
みなさんも是非。
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