紫水キキさんの引退が受け入れられなさすぎて毎晩暴れている

というタイトルにするといわゆる推しの引退に際して悲嘆に暮れているオタクの文章っぽいがそうではなく、

いつもラジオ感覚で聴いていた配信者が引退すると、日常の一部が切り落とされるような感覚になり、動揺するな、という話……

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紫水キキさんというVtuberがいます。ななしいんくという事務所に所属しており、今月末で卒業することが発表されています。

理由としては体調不良。病弱らしく、2年ちょっとの活動の中でも、体調不良での休止が多く、また具合の悪そうな様子の配信もあったため、かなり納得感はあり、仕方ないか……という感想になりました。なりましたが、あとからジワジワとつらくなって来てしまい……

先に書いた通り、普段は作業中に配信を垂れ流す程度で、私自身はパペくん(ファンネーム)として活動してたわけではなく、またTwitterでもほとんど話題に出すことはなかったので、私の友人の中でも、紫水キキさんの配信をよく好んで見ていたことを知らない人がほとんどだろうと思います。

そんな程度の熱量の私が、なぜ引退をそれほど悲しんでいるのか自分でも不思議でしたが、紫水キキさんの雑談というコンテンツがかなり性に合っていたことと、配信を聴くことがあまりにも日常に入り込みすぎていたからだと考えています。

配信や動画をそれなりに見る人であれば、好感を持った活動者のコンテンツでも、価値観の合わないところを発見してしまったり、嫌な気持ちになる発言を聞いてしまうことはあるでしょう。

そういうときの反応として、スッと離れるか、飲み込むか、愚痴を垂れるかは人それぞれだと思いますが、いずれにしても多少のストレスはかかるはず。

私の配信の触れ方としては、先ほど述べた通り、作業中のお供であることがほとんどですから、そういった引っ掛かりがなく耳に入ってくる雑談だととてもありがたいわけです。

その点で、紫水キキさんの雑談は非常に安心できました。

程よく暗くて、程よく明るい、という感じで、ぬるま湯に長く浸かっていられるような雑談だったので、締切直前でヒーヒー言ってるときでも緩和してくれる存在でした。

そして、これは私自身の問題ですが、性格がだいぶ繊細でめんどくさいせいで、ストレスなく聴ける配信を見つけるのはなかなか難しい。

紫水キキさんに引退されると、次を見つけるのが本当に大変、というか、見つかるのか……?という不安すらよぎる。

そして2つ目。そういった紫水キキさんの配信を聴くことが、誇張抜きで日課になっており、少なくない時間を割いていたこと。

もはや日常のルーティンに組み込まれていたので、その一部がごっそり無くなるとなると、こう、動揺が隠せないというか、その時間俺って何したらいいの???みたいな感覚になりました。

毎週楽しみにしてたドラマやアニメが急に打ち切りになる感覚に近いんでしょうか。

公開アーカイブの雑談ほぼ聞き終えてメンバーシップに入っておかわりするぐらいだったから、本当、これからどうしようね?

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というわけで、なんかずっと胸がザワザワしているので、整理のために、簡単ですが今の心境を書き出しました。

とはいえこんなことを書きつつも、世の中にコンテンツは溢れているし、配信者も溢れているから、だんだんと記憶は薄れていって、次の作業のお供も見つかって、思い出になっていくんでしょう……という予感もあり、そういう寂しさも含めてなんとなく落ち着かないんでしょうね……

今月で引退と言っても、私は変わらず、雑談やゲーム実況を聴きながら自分の人生を粛々と進めていくだけです。どうか紫水キキさんのその後の人生も実りの多いものでありますように。




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