好きな邦ロック発表葦川


お疲れ様です。

先日、Poppin'PartyとMyGo!!!!!の対バンライブに行ってきました。

そこでお会いしたオタクと、ガールズバンドクライや、お互いの音楽の趣味についてお話したのですが、久しぶりに誰かと音楽についての話ができて、とても楽しかったのを覚えています。

もちろん、アニメや漫画等の話をするのもとても好きなのですが、音楽(特に邦ロック)という趣味も、私にとっては大事な柱の一つなのだと再認識できました。

そこで、私が特に好きだったり、人生の大事な時期に影響を受けたりしたバンドを、一度まとめてみようかと思い立ち、この記事を書いています。

自分を見つめ直すための記事ではありますが、私と関わりを持ってくれている人が、この記事を読んだり、挙げた曲を聴いて、私がどういう人間なのかを多少なりとも知ってくれたら嬉しい、という、自己紹介のような記事でもあります。

音楽的な解説とか一切ないし思い出語り自分語りしかないし、私のことを全く知らない人にとってはなんの面白みもないとは思いますが、よければお付き合いください。

  1. BUMP OF CHICKEN

小学生の時にプレイした『テイルズ・オブ・ジ・アビス』の主題歌『カルマ』で知ったのですが、当時の自分にとっては本当に衝撃でした。

それまでは伝説のスタフィーとかピクミンのCMソングぐらいしか買ってもらってないし、音楽に大して興味もなくてバンド音楽なんてほとんど聴いたこともなかったので、当然といえば当然ではあります。
そこからはもうBUMPしか聴かないキッズのできあがりです。アルバム『ユグドラシル』を買ってもらい、毎日寝る前に流していました。とにかく全部の曲が新鮮で、何回聴いても飽きませんでした。聴きすぎてもう当時のCDは再生ができないのですが、それでもCD自体は置いてあるぐらい、思い出深いアルバムです。

BUMPについては、その日から15年以上ずっと聴き続けていますし、それだけでnote1本分になりそうな予感がするので、断腸の思いで一旦終わりにします。一番好きな曲は挙げられませんが、強いて言うなら「fire sign」か「arrows」かな…



2.THE BACK HORN
ずっと聴き続けているバンドの一つ。BUMPしか聴かないキッズと化した俺を見かねた軽音部の姉が「他のこういうバンドも聞きな!」とMDを貸してくれました。今だったらムッとしそうですが当時は素直だったんでしょうね。でも実際そのMDに入っていた「光の結晶」は凄く好きな曲で、ベストアルバムを買ってからは『ユグドラシル』とローテーションしながら聴いていました。

アルバム単位でいうと『ヘッドフォンチルドレン』が一番好きです。表題曲「ヘッドフォンチルドレン」は、落ち込んでるときとか、メンタルが不安定な時によく聴いていて、そうするとなんとなく元気が出ました。

この曲と「生命線」という曲は、なんとなく私の価値観の雛形をつくった曲のような気がしています。


線路の冷たさに触れて初めて
自分の体温を感じた
必死で燃えている赤い命が
生きていたいと確かに告げた
素晴らしい明日が広がってゆく夜明け
最悪の日常を愛せるのなら

THE BACK HORN「生命線」

死にたいと思っていても自分の意志とは反して肉体は勝手に生きようとしていて、自分じゃコントロールできないものであるとか、世界はクソみたいなんだけどそのクソを愛すことで自分の世界は変わっていくとか、そういうことがなんとなく自分の胃袋の底にずっとある考え方になってるんだろうな、と、今回記事を書くにあたり改めて曲を聞いて思いました。


3.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

これもまた小学生の頃に姉にMDを借りて触れました。なんか血糊がいっぱいついたMVも見せられて怖かった……

「リボルバー・ジャンキーズ」を聴いて「うわぁ、かっけ〜!」って思ったのを覚えています。たぶん今でも「かっこいいと思うものは?」と聞かれたらTMGE、と即答する。

アルバムは、『ギヤ・ブルーズ』を挙げるべきだろうとは思うんですが、個人的には『サブリナ・ヘブン』が好きです。というか、「ジプシー・サンディー」が好きだし、後期TMGEが好きなので……

The Birthdayも含めると、本当に長い間チバユウスケの声を聴いていたんだなぁ。


4.ACIDMAN

姉に借りたシリーズです。上3つも含めてここまでがたぶん私の音楽の好みを全体的に形づくったバンドになると思います。

ACIDMANに関しては……本当にしょうもない思い出になるんだけど、アルバム『創』を流しながらポケモンBWでサザンドラの孵化厳選をしてた記憶がなぜか鮮明で……「赤橙」を聴くと未だにそのこと思い出すんですよね……

それはともかく、ここまで好きなバンドと曲を書き出してみて、辛気臭いけど暗すぎないような曲が好きなんだな……と初めて気づきました。

学生生活、たいがい日陰者だったししんどいことも多かったけど、それでも日陰者すぎないというか、それなりに友達がいて、それなりには楽しかったんだと思います。



5.wowaka

この流れで上げていいのか?という感じですが、まぁ、ボカロも間違いなく私を形づくったものの一つですから……

「アンハッピーリフレイン」とか「ワールズエンド・ダンスホール」とか死ぬほど聴いてたし……キッズだから……というかアルバム『アンハッピーリフレイン』っていま廃盤なんですね、知らなかった……

一番好きな曲は「日常と地球の額縁」です、これもどんだけ聴いたか分かんないな……



6.米津玄師

「マトリョシカ」も「パンダヒーロー」も大好きで……なんですけど、ハチ名義の頃より米津玄師名義の「YANKEE」ってアルバムが一番好きです。理由は大好きなドーナツホールの本人歌唱版が入ってるから……

というのは半分本気半分冗談なんですが、「メランコリーキッチン」がかなり好きで何回もリピートしていました。

wowakaさんと米津さんに関しては特にじめっとした思い出とかがあるわけでもないというか、ただただ曲が好きでずっと聴いてたって感じでした。

7.サンボマスター
私の人生を形づくったものとしてNARUTOって漫画があるんですけど、ガキの頃にサスケ奪還編を夢中で見ていて、そのときのOPがサンボの「青春狂騒曲」だったんですよね。

それきっかけで聴き始めたんですが、お世辞にも美形とは言えない人が叩きつけるような歌声で直球のラブ&ピースを歌っているのを見て、「これ本当にかっこいいな……」と思ったのを覚えています。

ガールズバンドクライのサブタイにもなっていたので久々に「歌声よおこれ」を聴いたんですけどめちゃめちゃ名曲で笑いました。君も聴きなさい(MDを差し出す)


8.NICO Touches the Walls

NARUTOが好きで……「ニワカ雨ニモ負ケズ」が好きで……
ごめん「暗い曲好きかも……」とか「ぶっ」てたけど全然ポップめのロックも好きだな……「手をたたけ」とか超名曲だもんな……

一番好きなアルバムは『勇気も愛もないなんて』で一番好きな曲も表題曲「勇気も愛もないなんて」です。

9.サカナクション

アルバムだと『DocumentaLy』、曲だとさよならエモーションが好きです。定番かな……

エレクトロポップの要素がある楽曲がこれまであまり得意ではなかったんですが、不思議とサカナクションは好きになれて、そこからまた音楽の趣味を広げることができたので、出会えたことは本当に幸運だったなと思っています。

あと俺の中で一番「オシャレ」なバンドってサカナクションだと思ってる、なんとなく。

10.フジファブリック

『TEENAGER』!「若者のすべて」!以上!
としたいんですが実は一番思い出があるのが「徒然モノクローム」です。

アニメ「つり球」のOPだったんですが、本当にいい曲で、そこからフジファブリックを知りました。
志村さんが在籍していたころも3人体制の今も全部好きで、もっと早く出会いたかったな、と思いました。

お遊び程度にアコギの弾き語りをするんですが、たぶん一番多くコピーしたのがフジファブリックだと思います。

「若者のすべて」とか「茜色の夕日」とか、とにかく私にとって「歌いたい」という欲求を刺激される曲ばかりでした。

そういう意味では、私の音楽趣味に一番大きな影響を与えたバンドなのかもしれません。


こうして書き出してみると割とミーハーなんですよね。でもおかげで色々音楽を聴く楽しみを持てたので、そういうとこは自分のいいとこだな……と思いました。(?)

もちろんこれ以外にも好きなバンドはたくさんあるのですが、書ききれないので一旦以上 とします。また機会があったらボカロとかで書いてみたいですね。



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