クライアントが 同業他社とのバッティングを気にするような大きな案件を請けたいのに すでにストックイラストでDLL頂いてるんだけど どうしよう!!の対策。

ストックイラストや著作権譲渡のデメリットについての続き

すでにストックイラストサイトに
イラストをUP、そしてDLL頂き、
どこの企業が使っているか分からない場合
大きな仕事は全て流れるのか?

必ずしも流れるわけではない
と思います。

とはいえ
「ストックイラストをしているので
 同業他社に使われている可能性がある」
というのは正直に伝える
べきだと思います。

DLL数も多くないし、
バレないだろうと思って秘密にする。
あとあと問題になったらヤバイ
です。

日本全国から印刷物や商品の回収、
作り直しなど多額のコスト。
損害賠償の発生など、
仕事が流れるどころの話じゃありません。
規模によっては個人に払える額以上ないかもしれません。


とはいえ
できるだけ仕事は流したくない
という気持ちは分かります。

ので多少の対策を考えてみたところ
(誤魔化すのではなく誠実に)

①ストックとクライアントワークの
 絵柄を描き分けて差別化する。
②名義を変える。


一般的には同じイラストレーターに
見えないような対策をした上で
それを説明します。

『同業他社でのお仕事はされてますか?』
「私が直接請けたものでは
 ありませんが
 ストックイラストを登録しているので
 私が制作したイラストが
 同業他社に使用されている可能性があります。
 ただ、ストックイラストは別のタッチのイラストで
 別名義で登録しています。
  一般的には同じ作家だと認識される可能性は低いと思いますし
 仮に分かったとしても
 イメージはあまりかぶらないと思います」

『一応どんな感じのイラストを
 登録されてるか拝見してよろしいですか?』
「ストックではこのようなイラストを登録しており
 合計で○○点ほどDLLされております」

『確かに全然違いますね。
 これなら大丈夫かと思いますが
 一応上司にも確認してみます』


と、案件によっては
納得頂くことができ
仕事を請けれることもある
と思います。

その為にはやはり
タッチをかなり変える必要があるかと思います。
タッチを描き分けてるつもりでも
他人から見ると
「同じタッチやん
」はあるあるです。
数名に全然違うか確認して貰った方が良いかもです。

それに最初は差別化に成功しても
ストックとクライアントワークを続けていく場合は
互いに近づいてくることもある
と思うので
続けるなら、そのあたりを気をつけたほうが良さそうです。


そして
もしストックに強いコダワリがないのなら
辞めるorUPしない
のも手だと思います。


「現在もコツコツ新作をUPしてます」だと
『バッティングするかもしれないな…』

「5年以上放置してて、ここ2~3年はDLLもほぼありません」
『バッティングの可能性低そうだし
 バッティングしてたとしても
 最近ではなさそうだな…
 絵も古いしな…』


現在してるか過去してたのかでは
随分印象が違う
と思います。


他にも対策は色々あると思いますが

あくまでウソや隠し事なく
誠実に、特に相手の不安になるようなことこそ
細かくちゃんと伝える
こと。

イラストレーターは(も)信用が大切です。

もしバッティングNGで仕事が流れたとしても
誠実にちゃんと伝えれば

『この人は信用できるな。
 
今回は別のイラストレーターに
 お願いするけど
 今度、別案件の時この人に相談しよう』

と、なってくれるかもしれません。
…まぁ そうは上手くいかなくても、

誠実であれば堂々と
胸張ってイラストレーターやれるはず。

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