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スローセックス探求の会 - ①出会い

日本ではスローセックスという過ごし方はあまり馴染みがないようです
スローセックスという言葉すら聞いたことがない女性さんも多くいらっしゃるのかもしれません

もし、あなたがセックスを今ひとつ好きになれなかったり、まわりの女性たちが言うような多幸感に溢れ、身体の芯から熱くなるようなひとときを過ごせたことがないのであれば、スローセックスによって、まだ見ぬ世界の扉を開き、新たな境地へと導いてくれるやもしれません

僕は20年ほど前の25歳のころに、50歳の女性との運命的な出会いがありました

大人の社交場

オーセンティックなバーのカウンターで隣に座っていた彼女との出会いは今でも鮮明に覚えています
ベリーショートの髪型が似合う、妖艶で色気漂うキュートな女性でした
歳を知るまで30代だと勘違いするほど若々しく、美しさはもとより、エネルギッシュでパッションにも溢れていました
ここでは、これから彼女のことをベリーさんと呼びましょうか

そこで、逆ナンされてベリーさんとのお付き合いが始まるのですが、ベリーさんの好みの男になるように手取り足取りご指導いただき育てられていくのでした

女性への接し方から、話し方、食事の楽しませ方から、夜のひとときまで、いろいろと、ときには厳しく教えてくださいました(だいたい厳しかった気もします笑)

ベリーさんの好みの男に育てるというよりは、自分はまだまだ未熟だったので、まずは1人前の男として女性を喜ばせてあげれるように導いてくださったのかもしれません

そんなご指導の中、僕はベリーさんに怒られてしまいます

「そんなおサルのように腰をふるだけのセックスはもうやめなさい」
「あなたはくだらないAVを真似しすぎなのよ」

僕はおサルさんでした

なんという目から鱗でしょう、早々に僕はセックスがヘタッピだと烙印を押されてしまったのです

「あなたみたいな男性よがりのセックスではなくて、セックスは女性のためありきなのよ」
「まずは私を悦ばせなさい、あなたの悦びはその後に自然とついてくるものなのよ」

僕のセックスは自己中心的だったのです
でも、日本の20代の男性なんて知識と経験に乏しく、みんなヘッタピばかりなのかもしれませんが

「私と1時間は、ココロと身体を優しくゆっくりと繋がってなさい」
「そうするとだんだん子宮が降りてくるから」
「降りてくるまでは挿入していても私には前戯だから」

そんなこんなで、ベリーさんが求める形のスローセックスの練習がスタートしたのでした

当時の僕はまだおサルさんです、さんこすりで果ててしまうのに1時間もどうやって繋がるのか

身体だけではなく、ココロも繋がるとはどういうことなのか

つづく

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