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VR空間でひとりで仕事をすることに可能性を感じる

今回は、VR空間をひとりで仕事をする場所として使う提案です。VR空間、メタバースというとアバターで集まってワイワイするイメージですが、一人で仕事をする場所としてもメリットがたくさんあり、今後流行る可能性があると考えています。


ポッドキャストでこの回を聴く

■VR空間でひとりで仕事をすることに可能性を感じる(第517回)

VR空間でひとりで仕事をするメリット

  • 大きなサイズのディスプレイを複数枚使える

  • 家の中のどこでも、場合によっては出先でも大きなディスプレイで仕事ができる

  • 外界から遮断されるので集中して仕事ができる

  • 綺麗な景色の中などリラックスできる環境で仕事ができる

現実世界では小さな画面のノートパソコンでも、VR空間内では大きなディスプレイで仕事ができるのが大きなメリットだと思います。Immersed(イマースド)というアプリを使うと複数のディスプレイをVR空間に配置して使うこともできて便利そうです。

また、現実世界はいくら散らかっていても、VR空間内ではリラックスできる場所で仕事をすることも可能です。バーチャルワーケーションもできそうだと思いました。まずはVRで体験することで、現地に行きたいと思ってもらえるバーチャルワーケーション体験企画もできそうです。


「メタバースで本気で仕事をする」アプリが力技で実現した“複合現実”機能を試す(レビュー) | Business Insider Japan

https://www.businessinsider.jp/post-252002

ポッドキャストの中でも話したImmersedがアップデートして、VR空間の中に一部現実世界を映し出せるようになったことを紹介した記事です。

Meta Quest 2の「パススルー」は空間認識センサーのカメラを使っているのでモノクロ表示で、装着時の周囲確認のためにOSレベルで提供されていたものがアプリでも使えるようになったそうです。

🎥 キーボードとマウスを置いている場所、飲み物のある場所をVR世界の中に表示している様子がわかる動画

仮想空間メタバースで「仕事」をしてみたら…想像以上に実用レベルで驚いた | Business Insider Japan

https://www.businessinsider.jp/post-245684

VR空間でガチに原稿を書いたらその実用度に驚いた 「バーチャルで仕事」のメリットと課題(1/4 ページ) - ITmedia NEWS

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/26/news193.html

上記2つの記事は同じ人が書いたVR空間で仕事をしてみたレポートです。どちらも大体内容は同じで、VRヘッドセットが重たくて長時間つけっぱなしには向いていないこと以外は非常に実用的で可能性を感じたと述べていました。

🎥 Horizon Workroomsで打ち合わせをしている動画 「ひとりで仕事」ではないですが、Workrooms上でパソコンを使っているイメージはわかると思います。

🎥 ImmersedをPRするイメージ動画

🎥 Immersedの使い方を解説した動画

今回のポッドキャストのちょっとした裏話

この回の内容は、ニュースレター「メタバース勉強会 in Tokyo TAMA」でも配信しています。

このニュースレターは、知り合いの会社とメタバースでのビジネス展開を一緒に考えてやっていくことになったことから、その情報共有の場として始めたものです。

今回の内容の「まずはVRで体験することで、現地に行きたいと思ってもらえるバーチャルワーケーション体験企画もできそう」というのは、まさにその企業への提案だったのです。

果たしてこのネタに食いついてくるかどうかはわかりませんが、ヒントになるに違いないと思っています。

なんやかんや言ってまだVRゴーグルを持っていないわたしですが、VR空間でひとりで仕事をする用途は魅力的だと感じています。VR空間でアバターで人と会って喋ったりすることには、正直なところ自分はそこまでハマらないと思うんですよね。

なので、VRゴーグルを買ってもそんなに使わなくなるかもと思っていたのですが、ひとりで仕事をするのに使えるのは購入する言い訳としてもいいなと考えています。追加のディスプレイを買うより安い値段で、大きなディスプレイが手に入る(VR空間にだけど)とも考えられますしね。

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