僅か数分の演技を観ただけで「羽生結弦」という男を忘れられなくなってしまった。
流血アクシデントと聞いてフリー演技だけを観た。フィギュアに興味はまったくなかった。
正直、どんなお涙ちょうだい演技を披露するのかとそれを観て心底羽生という優男を嫌いになってやろうという荒んだ目的で観ていたのだが、言語化して頭でそう思おうとしてもそれを超越してくる感情が溢れてきて仕方がなかった。こんな経験はそうそうない、私はかなり戸惑っていた。
フィギュアのことなんて何も分からない。何も知らない。技術的な素晴らしさだって分からない。ただ、何故か、目を奪われて、そして思わず全身に鳥肌を立ててしまった。
「羽生結弦」という男を忘れられなくなってしまった。
http://www.materializepost.jp/column/51/
(アシベズヘア/facebook)
ここから先は
0字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?