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進化のたまもの!動物のタマタマ学#読書ログ

タイトル:進化のたまもの!どうぶつのタマタマ学

著者:丸山貴史

はい、思いっきりタイトルに釣られました。

こんなにはっきりとした表紙も中々ないよね。
借りる時裏面にしたもの。裏表紙は睾丸のドアップだったけど。


図鑑製作者の著者が比較生物学を生殖器に焦点を当てて説明。

このタイトルに惹かれた中学生たち(or、私のような好奇心旺盛な大人たち)にも分かりやすく

・タマタマの進化論・生殖方法の多様性
・タマタマが外にあるもの、ないものの理由
・動物によってタマタマのサイズが違う理由
・去勢について、勃起について

を解説してくれます。

口絵がいっぱいなのが嬉しいね。
哺乳類以外にも、魚類・昆虫の解説もあって楽しい。
ウニの項で使われた写真と説明文は是非読んでほしいよ。ナイスセンス。

職業柄、動物の比較解剖学は知識としては知っていたけれど、
どんな進化を遂げてこの位置に睾丸が来ることになったのか、までは知らなかったので
興味深く読ませたいただきました。
教科書知識だけじゃなく、理由まで知ってこそ定着するものだよね。


中学生の甥っ子と一緒に当本を返しに行きましたが、
別の本サンドイッチして青少年には決して持たせなかったおばさんの意気地なし。


これ面白かったよ!ってタマタマづくしの表紙を見せれる、フランクなおばさんになりたいなぁ…


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