【車の購入方法】残クレ、現金、ローンのどれが良いのか最終結論

結論はローンが多くの人にとって最適な購入方法である。

このようなタイトルの場合、ひっぱりにひぱった上で結論を書くがふつうだが私はこの記事で金を稼ぎたいのではない。

結論だけ知りたいのであればもう読むのはやめにして違うことに時間を使おう。

理由を知りたい人はこれから説明するので是非参考にしてほしい。通常このような内容の場合箇条書きでメリット、デメリットを書いて最後に結論だが、それではそこらへんのサイトやyoutubeの動画と似通ってしまうため敢えて文章で説明することとする。

それでは本題に入る。
まず、「現金一括が一番に決まってるんやんけ」というあなた。あなたは「800万円の車を現金で買えますか?」買えますよというのであればこの記事を読む必要がありませんのでご退出ください。

通常はそうでない方が大半だと思います。貯金が1,000万円あったとしても800万の車を現金一括で買うことには抵抗があると思います。

なぜか? 

それは「いざというときにお金がないのが心配」だからではないでしょうか?
今の世の中その「いざ」は十分に起こりえます。
会社が倒産して失業する。
家族の誰かが病気になる。
娘が結婚する。
良いことから悪いことまで様々な「いざ」のシーンでお金が出ていく可能性がある。そんなときにこそ現金は生きてくる。

また投資や副業など資産を増やすシーンでも必ず種銭というものは必要になってくる。

よって身の丈に合った車を現金で買えなんてやつの言うことは信じてはいけない。大体そういうやつは2,000万円の預金があっても100万前後の新古車を買うようなケチ臭い人間だ。そもそも新車を買おうとする人の気持ちは1ミリも理解できない奴らだ。

ここまでくればもう現金一括で買おうなんて馬鹿な考えを持つ奴はいまい。現金で買っていいやつは1億円以上の現金を持っていて「2〜300万円ぐらいの車でいいんです」っていうレアなキャラだけだ。

次に最近人気の残クレこと「残価設定型ローン」だが、このローンは貧乏人は絶対に手を出してはいけないローンだ。「毎月の支払いが少なくてすむし、3年〜5年ごとに乗り換えればずっと少ない支払いでいい車が乗れるじゃん」って思ってる方。だからあなたは貧乏から抜けられないんだよ。あなたは死ぬまで毎月ローンを支払い、さらに自動車保険や税金を支払い続ける気なのか?だからお金が貯まらないんだ。

この残クレの最大のデメリットは3〜5年後の選択肢が「乗り換える」か「手放すか」実質この2択しかないことだ。

「ローンを再度組んで乗り続ける」や「残価分を一括で支払って乗り続ける」もあるじゃないかと思ったあなた。間違いなくバカだから、一回死んだ方がいいかもしれない。

なぜか?

まず「ローンを再度組んで乗り続ける」場合、今まで払っていた金利ではローンは組めない。少なくとも2〜3%は上乗せされた金利でローンを組まなければいけない。だったら最初から2〜3%で組める銀行ローンを長期で組んだほうがいいということになる。この選択肢を選ぶ人はファイナンス会社にとって美味しいカモである。

続いて「残価分を一括で支払って乗り続ける」場合。この場合実際金額でいうデメリットはない(あくまでも残クレの金利が2%以下の場合)。
しかしながらそもそも残クレを選ぶ理由は「毎月の支払いが少ない」ことなはずだ。毎月の支払いが多いのはキツいから残クレを選んでいるのに残りを一括で支払うことはもっとキツいはずで、この選択肢は選びたくても選べないわけである。

よって唯一残クレでありな選択は必ず3〜5年後に乗り換える人でかつ、走行距離が伸びず、車をきれいに乗れて、残クレの金利が2%以下で組めて、そこそこお金を持っている人である。
そんなやつはなかなかいない。

よって結論は
「銀行ローンで長期5〜10年程度の期間を金利2%以下で組んで購入する」
が最適な購入方法といえる。

ちなみに銀行ローンの場合は所有権がつかない。よって車を手放してもその時に残債を一括で支払わなくても良い。いわゆる無担保でお金を借りている状態になる。無担保で2%以下でお金を借りれるんなんて凄いことじゃないか。

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