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VroidMMDでロングコートをひらめかせたい

3DCGモデリングを初めて早五か月。
Vroidはモデリング初心者のとても強い味方。
世の中にはVroidをMMDにして躍らせる技術も広く共有されており、先人たちの足元にしがみつきながら楽しくMMDで遊ぶ毎日。

今回は先人たちの知恵を借りながらよちよち歩きを始めた初心者による『Vroidモデルのロングコートをひらひらさせる』メイキング風まとめを残していきます。
画像ばかりでページの長さに比べて内容はシンプルです。

必要なソフトウェアは各自インストールしてください。
解説はインターネットにたくさんあるので省略します。
・Vroid2Pmx(miu様)
・PmxTailor(miu様)
・PmxEditor(北極P様)

VroidからMMDへ変換するにあたり、リオ様のサイトで詳しく解説されております。丁寧に説明をしていらっしゃるので、最初に目を通しておいていただけるとより分かりやすくなると思います。

(正直に言うとこちらの解説ブログを読んでいることを前提にして、今回の解説を進めるつもりです。他力本願時)

Vroidで作成したモデルを出力する


最初からクライマックスです。
作成したモデルをVRMファイルに出力します。

VRMファイルをPMXファイルへ変換する


Vroid2Pmxを使用し、VRMをPMXへ変換します。

PmxEditorで編集する
出力されたPMXモデルをPmxEditorで編集します。

詳しい作業はリオ様のブログで紹介されているので、作業手順は雑にいきます。
作業を進めるにあたり、各種名称が英語の場合わかりやすい名前を付けておきます。

材質の名前を日本語に直しました。
一作業終わるごとに保存をしていきます。
PmxEditorで保存をする場合、注意点がひとつ。

リオ様のブログを見ながらモデルをいい感じに編集しておきます。
ある程度編集を終えたら早速髪の毛を揺らしに行こうと思います。

髪の物理を設定する


PmxTailorへ行く前の下準備として、髪のボーンを確認します。

準備を終えたらPmxTailorを起動します。

対象モデルへファイルを入れます。

パラ調整の設定が終われば、パラ調整(ボーン)へ移動します。

エラーの出なかった君はおめでとう。次へ進もう。
エラーの出た君はログを確認してやり直しだ。頑張ろう。
出力できたファイルは元のデータ名に+αされた名前で出力されているので、そのデータを使用してPmxEditorで作業します。

最新(20220423現在)のVroid2Pmxでは剛体の大きさが修正されているらしいので、剛体を修正する作業が必要ない方は読み飛ばしてください。
何か他の作業で剛体を触る機会もあるかもしれないので一応載せておきます。

髪の物理を修正する


髪がぶるぶる暴れるとき、『剛体』の設定が影響している場合があります。剛体の設定を確認してみましょう。

修正が終わればTransformViewで物理演算を確認します。

髪が暴れなくなったけど、動かすと(モデルを回転させると)髪の毛が謎に伸びるようになる、という場合。(参考動画)


髪の物理を設定し終えたら、お待ちかねのロングコート(モデルは白衣)の物理を設定します。

ロングコートの物理を設定する(準備)


Vroidのロングコートは物理が設定されていないため、体に沿って動きます。スカートに物理を入れる解説は多いのですが、ロングコートはなかなかないので解説を残そうと思ったのが今回の記事の目的です。

ロングコートのワイヤーを修正しました。
保存するときは『名前を付けて保存』しましょう。
次に、PmxTailorで作業するために必要な情報を出力します。

ロングコートの頂点情報を取得したら、次はボーンを確認します。

ボーンの確認が終わったらPmxTailorへ移動します。

ロングコートの物理を設定する(本番)

納得いくまで物理を修正すれば完成です。
ロングコートの物理設定でいろいろ試して、現在このやり方でコートの物理は設定しています。

簡単な解説でしたが、ロングコートの物理で悩んでいる人の助けになれば幸いです。
修正点があれば適宜編集します。

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