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ネットミーム備忘録:2022年から「新時代」は始まった

現代社会の大きなターニングポイントとなった2022年
インターネットミームも豊富であった2022年をざっくばらんに振り返っていこうと思う。書きたいことを書いて、随時足りないところは追加していく。ジャンルは本当にバラバラ。とにかく時系列で書いていく。ツッコミ等あればコメントで。

2月4日 ヒカル、とある芸人と揉める
YouTuberを見下していた芸人は誰なのか、さまざまな推測がなされた。結果、さらば青春の光の東ブクロが謝罪に追い込まれた。

2月10日~ るしあ・まふまふ騒動
潤羽るしあの配信に突如乗ったまふまふからの通知、ただ茫然と上を見上げるさくらみこ、という象徴的な画が話題に。スパチャ女王が突如としてホロライブから消え去り、Vtuber界隈は震撼した。後になって送られてくる一生一緒エンゲージリングも、呪物として話題になった。

2月24日 ロシア、ウクライナ侵攻
欧州での戦争、しかも前時代的な戦争ということで世間に衝撃を与えた。当初は短期戦になるのではないかと思われたが、今でも続いている。現代社会を語る上で重要な出来事。るしあ騒動とRussiaの侵攻が重なったことで外国人が混乱したとか、してないとか。

3月9日~ ななもり。不倫騒動
歌い手グループすとぷりのメンバーでありリーダーのななもり。の不倫が発覚し炎上。他の有名活動者も関わっているのではないかとも噂されたが、これは憶測の域を出ていない。また、コレコレは3月9日のななもりの暴露配信で自己最高同接を叩き出した。

3月12日 加藤純一の結婚披露宴
スパチャ総額が2億円を超え、世界一になった記録的な配信。加藤純一・コレコレともに自己最高を叩き出した2022年3月はコロナ禍の恩恵を受けた配信者たちの総決算ともいえるだろう。

3月21日 なんJ陥落 なんGにやきう民流出
Twitterなどで話題になることは少なかったが、当時グロ画像スクリプトなどの荒らしが蔓延っていたなんJは、この日ついに接続不能になってしまった。その結果、やきう民は2009年以来の移住を強いられ、ここでなんJの一つの歴史に幕を閉じた。ちなみにこの年の阪神は開幕9連敗を喫した。

3月25日 『タコピーの原罪』最終話
鬱漫画として空前のブームになったジャンプ+の漫画。「わかんないっピ…」の画像ツイートがたくさん生まれた。

4月~ 「SPY×FAMILY」放送
2022年はアニメ豊作の年であったが、一般層ではSPY×FAMILYが覇権だった。みんなアーニャのコスプレしてた。

4月末頃~ おどる紲星あかり・春日部つむぎ
ニコニコ内のブームで終わった(対抗馬が強かった)ものの、ボイロ台頭の象徴ではあるかと思う。また、特定の時期を挙げることは難しいものの、2022年はずんだもん飛躍の年であった。

5月2日 「酔いどれ知らず」投稿
メガテラ・ゼロの歌ってみたがショート動画などで大流行。

5月頃~ おとわっか、流行
「ティーダのチ○ポ気持ち良すぎだろ!」という衝撃的なMADが、見る者全てを虜にした。図ったようにFF14の発売時期が発表されたために、スクエニが仕掛けたブームだとも噂された。

5月頃~ 美味しいヤミー感謝感謝が流行る
2月頃に投稿された動画がじわじわ人気(?)を獲得した。本当にじわじわと広がっていき、全体的に認知されるようになったのは夏ごろになってからだった気がする。

5月24日 壱百満天原サロメ、初配信
にじさんじから単独デビューした壱百満天原サロメの、胃カメラ写真を写した初配信が話題になり大ブームに。バイオ7の実況は毎日10万人が見に来ていた。この他にもにじさんじの2022年は黛灰の引退、月ノ美兎の動画勢への転向、Seeds24、剣持主催最後のマリカ杯など象徴的な出来事が数多くあった。VTuber界隈では、あおぎり高校も2022年から目に見えて人気になった。

5月 ゆっくり茶番劇商標登録問題
個人の横暴に対して多くの関係者が動く騒動となった。この時期はニコニコ関係の話題が絶えなかった。

6月 「ロマンスの神様」MMD流行
ニコニコ大百科によるとTikTokでは2月頃からすでにロマンスの神様が流行していたらしい。この頃は鈴木雅之も再流行しており、にわかに懐メロブームが起こっていた。

6月15日 「新時代」Youtube投稿
まさに新時代を感じさせる曲。ワンピースの映画は2022年の興行収入で1位を獲得した。

6月16日 Internet Explorer サポート終了
長い間愛されてきたブラウザがサポート終了した。後継となるブラウザはEdgeであるが、EdgeよりもChromeを使っている人の方が断然多いだろう。

7月8日 安倍晋三銃撃事件
白日の下、奈良で行われた元首相暗殺事件はひとつの時代の終焉を物語るとともに、民主主義の根底を揺るがした。また、この事件は統一教会などの問題を明らかにし、自民党への不信感を高める原因にもなった。

7月13日 画像生成AI「Midjourney」公開
これによりAIイラストの時代が到来した。5chではどのようにすればエッチなイラストを生成できるかの研究が日夜行われていた。10月にはpixivでのAI作品との棲み分けがなされた。

7月21日 ブルアカで抜いた生徒を庇うヤンクミ登場
ブルアカ人気の一助にもなった(?)ミーム。ブルアカ関連では、この年「Let's Go!!!!!!!」ミーム(同じく7月に投稿)や「ノリノリ〇〇シリーズ」(初投稿自体は2021年、流行は2022年11月)も流行。

7月~9月 「リコリス・リコイル」放送
オリジナルアニメながらも高い評価を得て覇権アニメとなった。「さかな~」「ちんあなご~」やエンディングの花の塔はネットミームとなり話題を博した。

8月5日 シャンクス、バズる
めざましじゃんけんでパーを出してバズった。

8月12日 てつや、峯岸みなみと結婚
東海オンエアのてつやがずっと前からファンであった峯岸みなみと結婚し、YouTubeドリームを掴んだ。一方でこの数日前には、同時期に活躍していた禁断ボーイズが自身らの目標を達成できず活動終了することとなり、両者の明暗がはっきりと示された。

8月30日 syamu第3期始まる
大人気YouTuberのsyamuさんの第3期があったのも2022年。youtubeの問題児へずまりゅうと共に今後の活躍が期待されたが、へずま夫妻での方向性の違いが生じたため、syamu第3期はすぐに終了した。

9月 強虫モンブラン(パワー系ひろゆき)流行
「データなんかねぇよ」が話題に。2022年はおしゃべりひろゆきメーカーも生まれ、ひろゆきが大流行した年でもある。

9月 けつなあな、確定する
「けつあな」派と「けつなあな」派の不毛な議論が繰り広げられた。

10月 米津玄師「KICK BACK」ミーム流行
チェンソーマンのOPであるが、米津玄師が車にはねられるMVが話題になり、宮本浩次や菅田将暉や堤真一などにはねられた。今年の流行の猫ミームでも、未だに「KICK BACK」の影響が残っている。ちなみにチェンソーマンのEDではあのちゃんの「ちゅ、多様性」も話題になった。

10月~12月 「ぼっち・ざ・ろっく」放送
放送前はそれほど話題になっていなかったものの、放送を重ねるごとにどんどん注目されるようになった。現在では令和の「けいおん」として、ぼざろは根強い人気を獲得している。ニコニコではぼざろを元に様々なMADが生まれ、Twitterでも山田アイコンが爆発的に増加した。山田リョウは複数の大学で起こったムーブメント、「だめライフ愛好会」の象徴的存在にもなった(2023年~)。
「後藤さんち○ぽでかいのね~」の声マネ動画は11月10日にTwitterに投稿、「にじかって誰?」コメントは11月23日に投稿、ニジカ動画は12月3日に投稿されている。

10月24日 田中秀和、逮捕
アニソンの作曲家、編曲家として名を馳せていたが、強制わいせつ未遂容疑で逮捕され、彼を信奉していたアニヲタやDTM界隈に衝撃を与えた。

10月28日 イーロン、Twitter買収完了
2022年はTwitterを楽しめた最後の1年であった。2023年7月24日にはTwitterから青い鳥が消え、Xになった。

11月 帝京平成大学ミーム流行
「テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク」が音MADとしてバズり、それに関連して、前年に投稿された「ノリノリチョッパー」の趣向を受け継いだ「ノリノリ〇〇シリーズ」も大量に制作された。この音MADではブルーアーカイブの「Unwelcome School」が用いられた。

11月30日 ChatGPT公開
これにより本格的にAIの時代が到来する。一般に広まったのは2023年の春頃からである。

<その他、話題になったもの>
水星の魔女、着せ恋、パリピ孔明、踊るノコノコ、ドンブラザーズ、インクレディブルミーム、白って200色あんねん、いいですか落ち着いて聞いてください、三笘の1mm、RRR、カレーうどん狂騒曲、可愛くてごめん、Overdose、Habit、スプラトゥーン3、ニャオハ立つな、ヤクルト1000

以上です。2022年ってこんな年だったな~と思い出せるような記事になっていたら幸いです。

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