GPT-4　簡単まとめ

GPT-4!発表されました！
朝起きたらメールが届いててその事に気がついたのですがせっかくなので何が進化したのか簡単にまとめたいと思います。

パフォーマンスの向上

GPT-4は模擬司法試験に受験者の上位 10% 程度のスコアで合格します。対照的に、GPT-3.5 のスコアは下位 10% 前後でした。
カジュアルな会話では、GPT-3.5 と GPT-4 の違いは微妙です。タスクの複雑さが十分なしきい値に達すると、違いが現れます。GPT-4 は、GPT-3.5 よりも信頼性が高く、創造的であり、はるかに微妙な指示を処理できます。

https://openai.com/research/gpt-4

緑色のGPT-4のスコアの高さが分かります

難しい記述問題に対しての回答のレベルが上がっているようですね。
簡単な会話だと違いが分からないようですが、複雑になる程、差が顕著に現れるみたいです。

ビジュアル入力

サイトには以下のように説明がありました。

GPT-4 は、テキストと画像のプロンプトを受け入れることができます。これにより、テキストのみの設定と同様に、ユーザーは視覚または言語タスクを指定できます。具体的には、散在するテキストと画像で構成される入力を指定して、テキスト出力 (自然言語、コードなど) を生成します。

画像も認識してくれるようになっているみたいです。
実際の質問例と回答は以下。

タクシーでアイロンがけをしていることが変ってことを気づくことができているようです！
またDomoLive で説明してたのですが、手書きで作ったジョークサイトの画像を読み込ませればそのサイトのコードを作成してくれるようです。

驚きですね。。。

操縦性: ソクラテスの家庭教師

1番感動したのがこの機能です。
GPT-4にソクラテス式家庭教師（答えを伝えるのでなく、導く指導方法）になってもらい、問題を解くアドバイスをもらうことができます。

今後、子供たちがAIを使って問題を解くことが当たり前になると思います。しかし、単に答えを求めるだけではなく、どのように答えを導き出すのかをAI家庭教師が教えることで、子供たちは上手に付き合っていくことが可能です。
教育機関は今後、AIとの共存の在り方を考える必要があるので完全にAIを使わせないのではなく、適切な使い方を教えてあげれるといいですね。

まとめ

• パフォーマンスが向上した

• 難しい文章でも正確な回答ができるようになった

• 画像も理解できる

• プログラミングのアシスタント力の強化

現在は有料プランの方のみ利用できるみたいなのでこれを機にサブスクリプションに加入してみてもいいかもです。