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【10月最終週】ASEAN画像ニュース。「バンコク飲酒再開」「マレーシア・ベトナム・カンボジアも隔離なし入国へ」「インドで韓国がKイベント攻勢」他6本

2021年10月最終週のアセアンニュースを厳選し、まとめました。
ビジネスに関連する、東南アジア主要6カ国とインドのニュースのヘッドラインと、その背景にある「現地事情と解釈」を記事により補足しています。
週に一度目を通すだけで、東南アジアとインドのビジネスのトレンドが把握できるようになります。海外マーケティング担当、経営者、投資家の方は当noteのフォローがおすすめです。
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●タイ

・バンコクで大幅規制緩和。11月1日から飲食店内での飲酒も可能に。
→大規模イベント続々再開、ペット博、旅行博、ゲーム博などリアルで開催予定。タイ国政府観光庁は、11月1日に外国人旅行者の受け入れを本格化するためバンコクを訪れる外国人旅行者が11月と12月にそれぞれ30万人に達すると予測。バンコクの街もかなり日常の活気が戻ってきています。

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●マレーシア

「この12月までに外国人観光客を全面受け入れできる」観光大臣
現在、政府は11月15日からランカウイ島への外国人旅行者の訪問を許可しているだけであり、ランカウイ島の状況を観察しているという。「マレーシア全体としては、まずランカウイ島の状況を観察し、その後に国全体の再開を検討することになります。しかし、我々はすべての標準作業手順を準備しており、すべてが問題ないことが確認できれば、3ヶ月という目標を設定したものの、それよりも早く開通させることもあると思います。最も近い時期に実現できるよう祈りましょう。おそらく、11月16日以降、あるいは12月初旬かもしれません。」

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●シンガポール

・星最大紙Strtaits Timesトップ記事「国境再開のための競争が加速。ピークシーズンを迎えたアセアン諸国の観光産業の再起動で
→コロナ禍を経た東南アジア各国の観光インバウンドテーマは「富裕層」「プライベート空間」「投資等高級ビザ」。消費額重視です。

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●インドネシア

・最大新聞Kompasトップ記事「中国マネーに傾いたインドネシア政府に失望・円借款を後悔する日本
→高速鉄道受注を巡り、あとから出てきた中国が日本実施の調査結果と受注を横どり。チャイナマネーの袖の下の影響で。インドネシアはタイ以上、ベトナム・カンボジア並みに市井まで袖の下(が生活収入に見込まれている)文化なため、企業コンプライスに常に不安がつきまといます。

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●ベトナム

外国人観光客の隔離なし入国再開は地方から草案、ベトナム
観光客がベトナム到着後に受ける検査で陰性の場合、隔離を受けることなく観光活動に参加することが可能。ただし、観光客はパッケージツアーに参加し、地方自治体に指定された宿泊施設を利用。滞在期間は最大90日間。2022年に全土開国を予定。

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●フィリピン

マニラ首都圏の外出制限を11月14日まで延長
国内の新規感染者は1日4,000人前後で推移と減少傾向も3,439人の集計漏れが発覚などでASEAN諸国の中で最もコロナ禍からの復調に遅れが目立つ。

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●カンボジア

【カンボジア】タイからの入国者、隔離を免除に
カンボジアのフン・セン首相は、タイから空路入国する旅行者について入国後の検疫隔離を免除する方針を明らかにしました。実施時期など詳細は明らかにしていません。記事原文は下の写真をクリック。

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●インド

韓国観光公社、オンラインとオフラインで多くのイベント開催。
→大市場インドの裕福層をターゲットに、韓国内バーチャルツアーやBTSを旗印にした全インドK-PopコンテストやK-PopダンスアカデミーなどのK-Popイベントを実施。All-India K-Pop Contest 2021」の第1回オンライン予選には、合計3,664チームが参加したとのこと。
韓国観光公社は、複数のブランドやエンターテインメント企業と提携し、インドにおける韓流ブームを加速するためのオンライン消費者参加型イベント「KXperience」を開催。ソーシャルメディアを利用したコンテストや韓国製品の特別提供を行っています。我々の企業活動においても、インドは思ったより身近にあります。

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●今週の一枚

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コロナ禍前、2年前の今日、2019年10月30日から仙台=バンコク線が運航しました。タイ航空機内誌”サワディー”には無料で仙台特集掲載号10ページ掲載してもらいました。ネットにアップされており、30ページ目からCity of treesという特集名で10ページ掲載です。
https://www.sawasdeemagazine.com/files/J6hOVidQY8.pdf
私もこのTG仙台初便で、バンコクから故郷仙台に帰り、久しぶりに老父母と呑んだのが思い出されます。
普段は東南アジア諸国からの訪日インバウンド支援をしていますので、 mana@asiaclick.jp まで気軽にご相談ください。

次回は、来週以降のニュースの内容を見て更新します。

アジアクリック 高橋学(タイ・バンコク)
http://asiaclick.jp

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