見出し画像

【11月第二週】ASEAN各国のトップニュースまとめ。「バンコクの夜産業は1月16日再開」「バンコクにガンダムベース開店」「フィリピン入国隔離なし」「マレーシア今年中に開国」「東南アジアで感染がピークアウト」他7本

今週一週間のアセアンニュースを厳選し、まとめました。
ビジネスに関連する、東南アジア主要6カ国とインドのニュースのヘッドラインと、その背景にある「現地事情と解釈」を補足しています。
週に一度目を通すだけで、東南アジアとインドのビジネスのトレンドが把握できるようになります。海外マーケティング担当、経営者、投資家の方は当noteのフォローがおすすめです。
(ツイッター https://twitter.com/MANA0220でも更新をお知らせします)


●タイ

大手ディベロッパーのサンシリ、分譲価格が1戸100万バーツ(約345万円)を下回る低価格コンドミニアム(分譲マンション)の新ブランド「コンド・ミー」を発表。バンコクはじめコンドミニアム余りの中でも、一定の存在感を示せそう。

画像1

・バンコクの夜の街の産業は、2022年1月16日に再開で、再開延期となりタイ現地でも落胆の声。
現在、観光客はバンコク到着後10人に一人はまずパタヤ方面へ行っているとのこと。

画像2

バンコクのサイアムセンターに、公式ガンプラ販売大型店のガンダムベースが開店。
日本より1.5倍くらい高価だが、裕福なタイ人たちはいつも通り箱重ねて買います。
タイで人気なのは初代でもダブルオーでもなく、30代以上は各作品それぞれ別で、若者はビルダーズ。

画像3


●マレーシア


外国人旅行者の受け入れ再開、1月にもと前首相が言及
ムヒディン前首相、遅くとも来年1月1日までに外国人観光客の受け入れを再開する方針と言及。

画像4



●シンガポール

マレーシアとVTL
11日深夜からマレーシアやインドネシアなどからの渡航制限を緩和で、マレーシアを含む3カ国については29日から、一定の条件を満たせば隔離なしで入国できる枠組み「ワクチントラベルレーン(VTL)」の対象に。チャンギ国際空港とクアラルンプール国際空港の間に特別レーンで今後は陸路も検討。

画像5


●インドネシア

インドネシアモーターショー開催
2021年11月11日(木)から21日(日)までジャカルタで開催されるインドネシア国際オートショー 2021(GIIAS 2021)に、フルモデルチェンジされた「XENIA(セニア)」など全7台の市販車やショーモデルを出展。
ホンダは『SUV RSコンセプト』(Honda SUV RS Concept)をワールドプレミアした。

画像6

画像7


●ベトナム

来年国際定期便の再開計画、日本も来年から再開
ベトナム運輸省は10日、国際定期旅客便の再開計画に関するセミナーを開催、第1期2022年1~3月期~の運行再開香炉として、ベトナム~中国/香港/日本/韓国/台湾/タイ/シンガポール/マレーシア/ラオス/カンボジア/フランス/ドイツ/ロシア/英国/オーストラリアを計画。

画像8


●フィリピン


ドゥテルテ現大統領の娘サラ氏、副大統領選に出馬
現南部ダバオ市長のサラ氏(43)は来年5月に実施される副大統領選に立候補した。同氏は次期大統領選の最有力候補。

画像9

日本からの入国、接種済みで隔離免除へ
フィリピン政府は新型コロナウイルスの水際対策で実施している入国隔離規定を更新し、日本を台湾や香港などと共に「低リスク(グリーン)」国・地域に指定したと発表。

画像10



●インド


輸出主導の製造強国に脱皮へ 官民が協力、中と越を手本
インドが官民を挙げて、内需依存から輸出主導の製造強国への脱皮を図ろうとしている。日本や韓国、台湾などから中間財を輸入し完成品を世界に輸出する中国とベトナムがモデル。

画像11

●東南アジア


東南アジアで新型コロナ感染がピークアウト
それぞれ、1~2ヵ月間に渡る厳格な活動制限措置が奏功した結果、感染者数はインドネシアが7月中旬、タイが8月中旬、マレーシアとベトナムが8月下旬、フィリピンが9月上旬にそれぞれピークアウトしました。

画像12

●高橋の独り言 ~消費者市場で日本名が人気
タイはコロナ禍を経てペットブーム。うちも猫がいますが新たにグッピーを増やしすぎて今は4つの水槽に。コストは写真の(魚以外の)水槽やポンプ、海藻、敷砂など合わせて1セット1,900円ほど。エサは「トーキョー」という日本語ブランドが最も人気、猫の餌も「ネッコ」ブランドが一番人気ですが、いずれも日本メーカーではありません。日本名ブランドは枚挙に暇がなく、東南アジアでは日常的に、日本ブランドへの信頼が息づいています。

画像13


次回は、来週以降のニュースの内容を見て更新します。
当社アジアクリックは訪日インバウンドと貿易輸出の脱中国頼り→東南アジアへのシフトを応援しています。
もっと詳しく知りたい方は mana@asiaclick.jp に気軽にご相談下さい。

アジアクリック 高橋学(タイ・バンコク)
http://asiaclick.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?