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ASEビジネスの歴史 創業者に聞いてみた

なぜ私たちが、この商品を売っているのか。作っているのか。広めようとしているのか。原点に振り返る。

私たちの商品には、N-ZYME(エヌザイム)という酵素原料が使われていることは、ご存知だろうか。N-ZYME酵素とは、独自開発した微生物由来の酵素原料のことで、N-ZYMEの開発無くしてASEは生まれなかった。

他にはないものを生み出し、世の中に知ってもらい、手にしていただくことは、簡単な道のりではなかった。ASEの原点でもあるN-ZYMEに人生をかけ、私たち社員に情熱を派生させた会長に話を聞いた。

─── 今日はよろしくお願いします。少し緊張・・・

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── いきなりですが、ASEビジネスのスタートってどこだったんでしょうか。

会長:20年前、タイのビジネスパートナーとその友人である博士と一緒に、マングローブの群生地帯に初めて足を踏み入れたんだけど、そこで、非常に神秘的な光景を目にして。

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── 伺ったことがあります。たしか工業排水が川から海に流れるところにマングローブがあったのでしたよね。

会長:汚い工業排水が流れてきて、マングローブの群生地帯を通過した後、綺麗な水となって海に流れていくところで、そこは淡水と海水が混じりあう場所でした。

── そこで、皆さんマングローブの自然の力に驚かれたのですね。

会長:ほんと、不思議やったよ。くっきりと環境が変わっていて。マングローブの群生地帯で衝撃を受けた3人で、チームを作って、この力を自然災害や環境問題に役立てないか。ということで、環境資材の開発をスタートさせたんや。

── 後々、スマトラ沖地震や東日本大震災の際の土壌汚染に役立った  N-ZYMEの環境資材ですね。

会長:そうです。マングローブの群生地帯の微生物の研究を続けていくうちに、浄化や抗菌力が働いているということがわかってきて、微生物がたくさんの酵素や抗菌物を作りだしていること、それらが、綺麗な環境を実現している。ということがわかった。

── 小さな小さな生き物たちが有機物や病原菌の抑制していたことがわかったんですよね。私も入社する前までは、微生物というものに鈍感でした。

会長:これからの時代、微生物と酵素の力が活躍すると思った。マングローブの自然界のようにたくさんの微生物が共存し、酵素も一緒に生きた状態の原料を作るための研究を重ねて、ついに酵素原料N-ZYMEができた。

── 微生物もそうですけど、酵素は生きた状態にしておくことが難しいんですよね。(※N-ZYMEは酵素が生まれる発酵工程後、乾燥処理することでパウダー状にして活性を失われないように製造されている。)

会長:それもそうだし、たくさんの種類の酵素が入っているって非常に珍しい。マングローブの群生地帯をヒントにしたN-ZYMEだから、こうやって微生物とそれらが作り出した酵素が一緒になったモノが出来たのでないかな。

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── 環境資材と健康食品は一見畑違いのように思うのですが、健康食品にしようと思われたのは、いつ頃なのでしょうか。

会長:割と早い段階で、環境用の研究途中に、この自然の力を借りて人間の体も助けられるんでないか。と、視野に入れていたよ。実は、土壌と腸内ってすごく似ているんやよ。

会長:自分自身、当時から健康に貪欲であったし、健康であれば仕事にも夢にも何にでも挑戦できるという考えが一番にあって。ちょうど将来の健康寿命を考えていた時期でもあった。

── 会長がよくおっしゃっていることですね。それが、会社のビジョンにもなっていますし。

会長:タイでN-ZYMEを主原料としたサプリメントを生み出して、病院やクリニックなどで治験や販売を始めて、色んなお客様に喜んでもらえる結果がついてきて、世界中の人に届けなければいけない商品なんだ。という思いが強くなっていった。

── 日本にN-ZYMEを持ってくることも大変だったと聞いています。

会長:微生物を使った原料で生き物だから、日本に輸入するのには、1年半ほど申請や手続きに時間を要したかな。

── 日本国内ではN-ZYMEの製造はできないのでしょうか?

会長:マングローブの群生地帯から突き止めた7つの微生物とたくさんの生きた酵素を含んだN-ZYMEは、徹底した温度や湿度などの管理のもと独自のバイオ技術で作っているからタイの自社工場でしかできないんや。

会長:よく私が言うのは、同じお母さん(菌)と同じお父さん(菌)でないと、あなた(酵素)が生まれないように、別のお母さんと別のお父さんを代わりに用意しても、お母さんとお父さん関係がうまくいくかはわからないし、あなたは生まれない。微生物は、本来縄張り争いをして、単に組み合わせても一緒に生きたり優れた酵素を産出したり、は難しい。

── N-ZYMEは培養を重ねた微生物をタイの発酵技術を持ってしか生産出来ないということですね。日本では、原料販売するということから商品作りにシフトされていますよね。

会長:そうですね。このN-ZYME酵素を、自分たちの手でもっともっと広めて行こうとASEブランドを立ち上げて、この10年、大切にこのブランドを育ててきた。

会長:おそらくモノを作っている人ならみんな、自分の商品はいい商品と思って市場を広げていると思うんだけど、ASEは他に類がない商品だから伝えていくのも難しい。だけど、これは自分たちの手で広めないといけない。この商品で、夢に繋がる人もいる。人を救う可能性もある。と信じています。

── 会長は、お客様からのお問い合わせにもよく目を通されていますよね。

会長:商品がお客様の手に渡って、ASEを飲んでよかった。ASEに助けられた。とお言葉を頂戴することも多いですが、嬉しいと思うと同時に、もっとたくさんの人に届けなければいけないという使命をいつも感じています。

── ASEはまだ知名度が低い商品ですが、ここで私たちが停滞させるわけにはいかない。と、お話を伺い改めて気が引き締まりました。本日は、貴重なお話ありがとうございました。

2020年、世界中がコロナに脅かされ経済が不透明になりましたが、我々も例外ではなく、ここで私たち1人1人がすべき活動をしっかり見つめ直す為に、今回創業者である会長にお話を伺いました。私たちは、ASEのお客様に滞りなく商品を提供すること、そしてまだ出会っていないASEを必要とされる方のもとに1分1秒でも早く商品を伝え、届けることを使命に今日も走り続けます。

写真3枚目代案



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