弁護士法人アズバーズ 青梅事務所ができるまで(2)
新宿・青梅の弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。
前回,青梅事務所設立の「パイロットファームプロジェクト」のスタートまでお話しました。
パイロットとは「試験的」という意味です。ファームは法律事務所です。
試験的にやってみる,つまり,失敗したときにはいさぎよく撤退する,これが重要だと考えていました。余計な経費を垂れ流すことになってしまうからです。
兵法でも撤退の方が難しいといいます。キングダムで廉頗と対峙したときの王翦のように,退くときは退かなくてはなりません。
なお,このプロジェクト名は,小学校のときに北海道の釧路,根釧台地にパイロットファーム(試験農場)というものがあったと習ったことから,その名前をアレンジしました。
ゴールデンウィーク頃,まずは1回下見をしました。
法律事務所等は全然なさそうな雰囲気,青梅の町が弁護士業としてとても魅力的に映りました。
ここであれば,お力になれる人が多く,より必要とされるのではないかと思いました。
その後,もう一度行き,賃貸物件を決めました。
撤退するときに速やかにできることが重要なので,シンプルかつ安価な物件を見つけました。
あまり大きな声では言えないですが,10万円以下です。
ハコの質ではなく、仕事の質で勝負することに自信がありました。
都心ではなく車での移動が多いことから,駐車場は必須と思い,駐車場付きの物件にしました。
物件を決めたとき,河辺の素晴らしい泉質の「梅の湯」に入り、その後みんなで飲んだお酒は格別に美味しかったです。
もう成功しかないという満足感がありました!
(続く)
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