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寒川神社、昇殿参拝初体験

少し前のことですが…
相模一宮『寒川神社』。なぜか何度聞いても名前が覚えられない、私にとっては縁遠い神社でした。何度か仲間に誘われたこともあったのに、いつもタイミングが悪く、一度も参拝したことがありませんでした。
ところが、湘南に居を構え、茅ヶ崎駅で下車すると、あちこちに『初詣は寒川神社へ』というポスターを目にし、近いのかな?と調べてみると、茅ヶ崎駅から相模線に乗り換え、宮山駅から歩いて5分…という。
なんと電動自転車で軽く行ける距離ではないか!と気になりだしたのはつい最近。
しかも知り合いのスピリチュアリストKさんが、今後の人生の方向性などについて神様からメッセージを受け取るために『八方除け』の祈祷をしてもらい、方向性が決まった!という報告を前の週に聞いたばかりでした。

自分には縁遠い神社と思って、寒川神社の名前も忘れていたが、『これは間違いなく呼ばれている‼️』と思い込むことにして(汗)、2月の下旬、1人で行ってきました。

無人で単線❗️の宮山駅から橋を渡ると、大きな看板と木々に囲まれた鳥居を発見。太鼓橋を渡り、鳥居をくぐると、突然の雨…。神社参拝で雨は吉兆。傘をささずにお参りを続けました。
Kさんほど八方塞がりではありませんでしたが、本を書きたいが何も進まない、健康問題、仕事のあり方、今後の人生設計…など不安や悩みばかり。
1時間ほど時間があったこと、また何かきっかけになればと思い、昇殿参拝をしてもらうことを決断(悩んで悩んで決心!)。

この日は週末なので大勢の方が申し込みをしており、なんとなく安心。
名前、住所、八方除け希望などを用紙に記入し、窓口で提出。
八方除けの意味がいまいちよく分かってなかったので、ご丁寧に説明していただいた。地相・家相・方位・方角・日柄等からくるすべての災いを祓い清め、除けるのが寒川神社の八方除けだそうです。
『満願成就』『健康回復』などあれこれ考えましたが、八方除け祈願といえば寒川神社ということなので、これ一つで万事間違いはないだろう…ということで、5000円の『大式』で申し込みました。

すでに控え室には家族連れが30人以上待機していて、1人で待っていたのは私だけ。肩身が狭かったが、厄年でもないのに祈祷してもらうなんて初めての経験です。

なかなかできるものではないので1番前の席に座り、神主さんの登場と祝詞を、舞台の観劇が始まる前のような興奮を感じながら静かに待ちました。

それは静かに始まり、そして目を閉じた。歌のように清らかに詠まれる祝詞が途中から、祈祷を申し込んでいる私たちの名前と祈願を詠みあげられ、自分の名前が詠まれると、なんとも照れくさく気恥ずかしかったが、静かに頭を下げました。

この間、何を感じたか…。
とても不思議な感覚でうまく説明ができませんが、頭頂部、眉間などに優しい電流が走るような感覚。そして瞑想をすると時々見ることができる藍色の『丹光』に金色の粒々がキラキラと目の奥の方で輝いていました。
瞑想はすぐ飽きてしまい集中できないのに、この時はふわふわ浮いているような、一言で言えばとにかく気持ちよかったです。

御祈祷が全て終わり、神様に榊を捧げて降壇。帰りに、お札や御神酒などたくさんいただき、スッキリした気持ちで帰りました。
神社に行くとスッキリするけど、この時ほど何か別次元に行ったような不思議な感覚は初めてでした。
また近いうちに行こうと思います。


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