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カンナ博士のCBD講座、はじめました🎓

#CBDの研究 #CBD初心者 #CBD安全性 #CBD選び方

はじめまして、カンナ博士のCBD講座にようこそ!
この講座を担当します、カンナ博士と申します。

私は普段、某大学院の研究室に通い、医学研究に携わっています。
病気に苦しむ患者さんのため、少しでもお力添えになる研究成果を出すべく、日々実験に取り組みながらも、自身の美容や健康も気になるお年頃の大学院生です。

この度、様々な素敵なご縁があり、CBD専門店GReENの一員として、CBDに関する様々な知見を、科学的考察に基づき、お伝えする機会をいただくことになりました。

今回は、記念すべき初回ということで、この講座に込めた願いも合わせて、皆さまへのご挨拶と、本講座のご紹介をさせていただこうと思います。

最後まで、ぜひお付き合いくださいませ!

■ カンナ博士から、ご挨拶。

既にお話ししたように、私は大学院に通っており、普段は研究室で朝から晩まで実験や解析に明け暮れる日々を送っています。
そんな私が、なぜこのような講座を持つことになったのか。
この講座に込めた願いを理解していただくためにも、まずそのストーリーをお聞きいただけたら、うれしく思います。

副作用の少ない治療法を開発したい-医学研究を志した理由
さかのぼること数年前、私は大学で生命科学系の学科に進学、卒業後に現在の医学系の大学院に進学しました。

生命科学系の学科に進学したのは、幼い頃からの夢を叶えるためでした。
副作用の少ない治療法の開発に携わりたいと考え、研究者を志したためです。

私は、幼い頃から病弱で、小児喘息を患っていました。
発作を起こしては入退院を繰り返す中、病棟では、長期入院を余儀なくされていた子供の患者さんもいて、お友達も増えました。
そんな生活の中で、小児がんと闘うお友達から聞いた、忘れられない言葉があります。

病室の窓から見える青空を眺めながら。
「私もいつか、お日さまの下で学校の校庭で友達と遊んでみたいなあ」

抗がん剤を服用する患者さんは、免疫力が低下するので、外出するためには万全の感染対策を取る必要があります。
鬼ごっこに夢中になって、転んでひざを擦りむいてしまった。
その、ほんの小さな傷からの感染で、命が危うくなることがある。
だから、小児がんの患者さんは、外で友達と遊ぶ、そんな当たり前に思える楽しいことも我慢しながら、日々病気と闘っているんです。

そんな副作用、出てこなければいいのに。
この思いが、副作用の少ない治療法の開発に携わりたい、という私の目標のきっかけとなりました。

では、どんな治療法であれば、副作用を軽減できるのか。
私が目指したのは「身体に元々ある物質を利用して治療する」方法でした。

副作用の原因の多くは、「通常そこにない物質がやって来ることで、本来そこでは起こらないはずの反応が起きてしまう」ことです。
それならば、身体に元々存在しており、予期せぬ反応を起こす可能性が小さい物質を利用して治療することが、一つの選択肢となり得るのではないか。

これが、私の研究活動の大きなテーマであり、現在もそれを意識しながら研究に取り組んでいます。

体内で作られる物質を、外から取り入れて「治す」-CBDとの出会い
さて、このような体験を経て、私はいま研究に携わっているわけですが、誰かのお役に立ちたいというお節介な性格は、他方面でも出てしまうものでございまして。

ひょんなことがきっかけで始めたのが、大学院受験情報ブログでした。
大学院受験の際、欲しい情報がなかなか手に入らなかった経験から、一緒に勉強して合格を勝ち取った同期と二人で、後輩たちが同じ思いをしないように、という思いで立ち上げたブログです。
このブログは、多くの受験生の皆さんが読んでくださったようで、所属専攻の1学年下の後輩から、半数以上の同級生がブログを参考にして合格したというお話を聞き、本当に嬉しかったのと同時に、ブログが発信する力を強く感じました。

このブログを書いた同期と一緒に、次に教育系アプリのサービスを立ち上げようとしたのですが、実はこの時に出会ったのが、当時アプリ制作を手掛けられていた、GReENの方だったんです。

しかし、新型コロナウイルス感染症が拡大し、サービスの立ち上げを思うように進めることができず、研究室が封鎖された時期もありました。

「このコロナ禍で、研究以外に誰かのお役に立てることが何かできないか」そう思っていた矢先に、CBD専門店GReENのお話を頂きました。

初めてお聞きした時、脳裏に浮かんだ思いは二つ。

一つは、CBDの可能性。
体内で元々作られていて、身体のバランスを整えてくれる物質があり、そしてうまく働いていない人のためにも、外から取り入れる方法がある。
これはまさに、臨床的な治療ではないものの、「体内に元来存在する、副作用の少ない物質を利用して、体質を改善できる」可能性を感じました。

そして、もう一つが、THCの危険性。
大麻から抽出される成分である以上、THCフリーのCBD製品と謳われる製品にも、THCが意図せずに混入する可能性はあります。最初に申し上げておきますが、医学に携わる立場から、私は強力な神経作用を有するTHCの摂取は決して推奨できません。正直申し上げると、まだまだ憶測が飛び交うCBD業界に足を踏み入れることに、最初は不安もありました。

それでも、裏を返すと、CBD製品に関心を持ってくださった皆さまが、意図せずTHCを摂取することなく、安心してCBDの効果を享受していただくために、科学的知見を正確にお伝えすることができるのも、医学に携わる者にしかできないことであると感じたんです。そして、かつてブログを書いたときに感じた発信力を、様々な不調に悩まれた末、CBDに関心を持たれた皆さまのお力添えになるために、活かしたいと思いました。

冒頭で申し上げた通り、私はあくまで、まだ一介の大学院生です。
博士と名乗ってはみたものの、正確には、まだ博士号を取得する途中段階であり、勉強すべきことは山積みです。
それでも、私自身も皆さまとともに勉強させていただく中で、これまで培ってきた科学的思考や知見を最大限に活かして、日本で、いや世界で一番、科学的な「CBDの講義」を皆さまにお届けするため、精一杯務めたいと思っています。

最後に

なかには、THCが含まれるリスク等を踏まえ、CBD製品の利用の是非に懐疑的な見方をされている方もいらっしゃるかもしれません。
私はむしろ、そのような批判的思考は、ご自身の身体を守るためにも、とても大切だと思っています。
だからこそ、皆さまが正しい情報を基に、ご自身にCBDが合うのかどうか、ご自身でご判断いただけるように、様々な文献を徹底的に検証し、十分な根拠とともに、正確な情報をお届けしたいと思っています。
逆に、私から発信させていただいた情報に至らない点がございましたら、ぜひご指摘いただけたらありがたく思っておりますし、皆さまと一緒に勉強する中で、CBDに関する正確な知見を少しずつ積み上げていくことができたらと願っております。
その先において、CBD製品が、皆さまの不調を改善するための、一つの選択肢としてご検討いただけることがあれば、非常に嬉しく思います。

そんなカンナ博士のCBD講座、これからどうぞご贔屓いただけましたらうれしいです!

■ 本講座の内容

この講座は、CBDに関する基礎知識から、ちょっとマニアックな最新の研究成果まで、皆さまにぜひ知っていただきたいこと、皆さまが日頃抱いておられるであろう様々な疑問に対する答えを、科学的知見に基づいてお伝えする講座です。

現在、以下の7回の講義を予定しております。
(本記事は、第0回(オリエンテーション)として扱っております。)

第1回
「そのCBD製品、どのタイプ?- CBD製品の「あの」三大分類を徹底解説」
第2回
「あなたの好みは、どのタイプ?- 多岐にわたる摂取方法を徹底解説」
第3回
「そのCBD製品、どんな疾患に効果あるの?-最新の研究成果を徹底解説」
第4回
「エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは?」
第5回
「カンナビノイドって、実際どんな種類があるの?」
第6回
「アントラージュ効果とは?」
第7回
「臨界超過二酸化炭素抽出法とは?」

その他、特別講義も多数予定しております!
🎓最新論文のスペシャル解説
🎓CBD製品ブランドの代表の方へのスペシャルインタビュー

この講座はCBDに関心を持ってくださった全ての皆さまのお役に立つことを目指しております。現時点で予定している内容は以上ですが、今後も様々な情報を発信していきたいと思っております。これらの内容以外にも、取り上げてほしい疑問等がございましたら、ぜひご要望をお寄せいただけましたらうれしいです!

普段、科学に馴染みの無い皆さまにも分かりやすく、科学に慣れ親しみ、批判的思考を持たれる皆さまにもご納得いただけるような、引用論文を始めとするエビデンス(根拠)をしっかり明示した講義を進めていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしてください!

それでは、次回の講義でお会いしましょう🎓
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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