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おバカな記者

こういうお馬鹿さんな記事を目にする度にげんなりする。
特にPRESIDENTは多いね、歯科医療バッシング。
同じ様な内容を定期的に出している気がする。
こういう記者と直接話してみたい。
本当に理解して書いているのか?と。


そもそも海外と日本の医療を比較してはならない。
何故なら日本には『国民皆保険』という制度があるからだ。
物事には何でも”メリット”と”デメリット”は存在するのが常だ。
では、この国民皆保険のメリットとデメリットは何だろうか?
少し簡単にお話しよう。

メリットは、保険料を支払っていれば誰もが平等に医療を受けることができる、ということ。
海外のように、高額な民間保険に入らなくても良い。
では、デメリットは?この記事に出てくるように素晴らしい医療を受けることができない、ということ。
な〜んだ、じゃあこの記事は正しいんじゃん!
ある意味そうであり、ある意味そうではない。

保険治療は最低限保障されている治療の内容だと思った方が良い。
歯科医師は決められた保険の範囲内でしか治療は許されていない。
よって、良い材料を使おうと思うと自費になるのだ。
どちらを選ぶのか?は患者さん次第。
より良い治療を受けたければ自費を選択すれば良い。
然し乍ら日本で『良い治療を!』と思い、自費を勧めると「あそこは儲け主義だ!」などと陰口を叩かれることも多い。

本文中で

【歯科医】日本では保険適用外のセラミックがスウェーデンでは一般的な歯科材料として使用されているんですよ。
【患者】え。スウェーデン人になりたい……。

という件がある。こういう感じの文章が点在している。
で、僕はこの記者に聞きたい。
これだけの文章を書いているのだから貴方は当然今後は自費の歯科治療を行なっているクリニックに通うのですね?と。
保険のことをこれだけ悪く書いていて、自分も保険治療を受けていたら本末転倒だ。

僕は、保険治療には保険治療の良い所があり、何でもかんでも自費が良いとは思わない。
保険内でも本当に精魂込めて良い治療をしている歯科医師もいる。
その上でどうにもならない時は自費を選択すれば良いのではないだろうか。
だって、折角良いシステムが日本にはあるのだから。
このPRESIDENTさんのように、全否定する必要は無いと思うけど。


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