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YOSAKOIソーラン祭り 新しい景色を見れました

実はYOSAKOIソーラン祭りが大好きで、ここ数年はとあるチームに関わらせていただいているのでそこのお話しをしようと思います。
YOSAKOIにハマって20年目、半分以上は観客として過ごしていました。

自分が関わってソーラン祭りに出たチームは2つ、15年も前ですね。
はじめて踊り子として参加した時の感想は
【チームのベースに踊らせていただいているという感謝の気持ちがない】
YOSAKOIソーラン祭りはお祭りじゃなくコンテスト、と当時から言われてました。そして、彼らの言動からまさにコンテストに参加していた、ぐらいにしか彼らは考えていないように感じてしまったんですよねー。
その年はたまたま3時ぐらいに日曜西8があたっていました、他の会場は徐々に演舞が終わり人が西8に集まりつつある時間。あの当時にしては珍しく、かなり多くのお客さんが見に来てくれていて軽く絶頂していたと思います。
「あーなんて気持ちいいんだ、幸せなんだ、この場に観に来てくれている方々に、そしてこのお祭りに関わってくれた全ての方々に感謝しかない」
そうです、大麻でキマってる人のような多幸感に包まれていました。あのタイミングで取っ捕まったら多分尿検査で『出てた』でしょうね。日本には使用に罰則はないので無罪なので堂々とここに書いておこう思います。
なんで10年以上も前の話を覚えているかというと、演舞後のミーティングで何人もが辛そうに泣いてたから。だからこそ、先ほどの感謝がないに繋がっているし、撤回する気はないです。
こうして、こじらせ意識高い系だった自分はその年以来しばらく見る専に戻ることになりました。
大学生の頃はニコニコ動画にハマってたこともあり、忙しかったわけです。ニコニコ動画出身のYOSAKOIチームとかできたら面白いかなとか思ったりもして動いてみたんですが、結局結成には至らずとにかくソーラン祭りが好きなだけな思想が強いだけの男となっておりました。
オタクには踊ってみたレベルの痛いお遊戯がちょうどよくて、本気で凄いものを作るのは少数の天才か、非オタクでないと出来ないんだよなーと自分を納得させながら結局見るだけのYOSAKOIソーラン祭りオタクでした。

そこからしばらくして、無事大学を中退し地元に帰ってきました。
せっかくなので、新しいチームに関わってみたいなーなんて思ってるうちに数年目で見つけたのが今運営やってる人たちのチーム。
確かはじめて説明会いったときから2年してから、確かまだ冬だった練習の見学に行ったときにビビりました、「あまりに完成している、、、」と。これご褒美演舞なしなら観客の感性オワなんだが、、、ぐらいに感じてました。
あと、代表の方がYOSAKOIオタクの気持ちを分かってくれそうな雰囲気があったので、数年ぶりのYOSAKOIソーラン祭りへ参加。
U40でご褒美演舞ありでした、ただカナモトホールは申し訳ないですがあまりご褒美にならず、むしろ日曜にキャンセルになる演舞の分気持ちよさでは下がるのですが、なんとU40で大賞を取ると夕方の西8で踊れるのです。
いつも桟敷で見ていた西8、立ってる側は絶頂モンよなぁと観客の立場で感じていたのですが大賞には届かず、絶頂はお預けとなりました。

でも、あの時にはなかった、もう一回踊れて嬉しい、もっとたくさんの人に知ってもらいたいなーと思えたので今でも関りが続いています。

そして、月日が流れ今年のソーラン祭り。
仕事が忙しく踊り子で参加することは出来ず、スタッフとして参加させていただいたのですが、なんと夕方の西8に立つことが出来たのです。
大通りパレードの二本目(審査は2本目なんです)、後ろから見える踊ってる彼らは今までチームで関わってきてて一番イキイキしてた。ちょっと異常なぐらい輝いてた、なのでなんか予感はしました。
観客が8丁目、そして両サイドに今までで一番いっぱいでした。しかも、夕方、まだ夜じゃないので表情が直接見えるんですよ。今年はただでさえお客さんが暖かかったんですけど、手拍子してくれてるのも、にこにこしてるのも見えるんですよ。
踊り子の皆さんは後ろから見ても最高にかっこよくて、そりゃお客さんの表情もそりゃそうよ!!!!!!!!!!!なんてとこまでは流石に考える余裕はなく、とにかくこのままずっと終わりがこなければいいのになとか思っていても270秒で終わらせなければルール上いけないので、最高な時間は規定通り終わってしまいました。

YOSAKOIと出会って20年、参加者としてはじめて15年、いい時間の西8は予想通り、いや、、、予想以上に素晴らしい場所でした。
YOSAKOIについてはいくつか書いておきたいことはありますがとりあえずは備忘録として記しておきたいと思います。(下書きに書きかけが眠ってる)

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