政治と政府の一般向け雑誌構想

日本では、日本のためを思って考えて理解して行動を起こすことを学べるような一般向けの雑誌はなさそうです。

もちろん、保守雑誌(保守言論誌)は存在しますが、腐敗しており、国民にとってのマイナスの作用しかしていないと考えられます。

各業界で様々な雑誌が存在しますが、保守雑誌と他の雑誌で、違和感と感じていた点が何か最近わかりました。コンテンツに着目しているか、誰が書くかに着目しているかの違いです。保守雑誌は後者にあたります。

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たとえば、WiLLだと、筆者が必ず書かれています。Hanadaでも同様です。月刊正論でも同様です。

他の業界の雑誌をみてみましょう。たとえば以下の雑誌では、この号で何を伝えるかのテーマが設定されています。

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これらの雑誌は、ここでは、コンテンツベースの雑誌であると呼びたいと思います。コンテンツベースの雑誌の特徴は、以下だと考えられます。
・読者への解説を重視する
 ・ターゲットとする読者がこの業界・分野での基礎的な内容から応用的な内容まで理解することを重視する。
・筆者が全面に出ない(誰が書いたのかはそこまで重要ではない)

もちろん、これらの特徴には程度があります。たとえば、学会誌などでは、より専門性を重視した内容となるでしょう。

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雑誌を分類するのであれば、以下となります。
・一般向け
 ・コンテンツベース
 ・筆者ベース
・専門向け
 ・コンテンツベース
 ・筆者ベース

コンテンツベースの一般向けの政治雑誌

このように考察をすると、コンテンツベースの一般向けの政治雑誌が日本には存在しないことが分かります。

これが意図的に存在しないのかどうかはわかりません。過去に存在していたけども、廃刊したのかもしれません。しかし、存在していないことは、以下を意味すると思われます。
・国民が関心や興味を持ちにくなっているかもしれないこと
・国民が学習するハードルをあげているのかもしれないこと

政治的な事柄を伝える内容、政府のあり方を伝える内容、それぞれテーマは多岐にわたります。しかし、多岐にわたることは、どの業界でも同じです。基礎的な内容があり、応用的な内容があり、その時代や時期にあわせた新たなトピックがあります。

我々は、健全な雑誌を作る必要があります。

次回は、では、雑誌として具体的にどのような理念やテーマを扱ったものが必要なのかを構想したいと思います。





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