学生/社会人のギャップ
5月病の原因
新卒が学生から新社会人へステップアップするためには、大きな壁をこえなければなりません。
人間関係や生活サイクル、住環境、考え方、言葉遣い...などなど、学生から真の社会人になる過程で変化させなければいけない数多くのギャップがあります。
学生-社会人のギャップが埋められず、社会人に適応できないと「学生の時は上手くいってたのに...」「社会人やめて学生に戻りたい...」と五月病に陥ることになります。
私が感じたギャップ
私が学生から社会人になるにあたって感じたギャップは、主にコミュニケーションの取り方についてでした。
具体的に挙げると、
・関西/関東のコミュニケーションの違い
・年の差によるコミュニケーションの違い
を大きく感じました。
関西/関東のコミュニケーションの違い
学生時代、私は地元の神奈川を離れ、関西の大学に通っていました。
学生時代は、関西のノリ・話のテンポ感・話し方の暗黙のルールを学び、体に染み込ませ、関西色のコミュニケーションを身につけたつもりです。
社会人になる際、「関西のコミュニケーションの取り方をそのまま東京に持っていけば大丈夫だろう」と思いながら東京の会社に就職。
社員と雑談する時にはガンガン関西式コミュニケーションで話していました。
でも、全然噛み合わない。
自分が狙ったオチではウケず、そこで笑う?!という予想外のポイントでウケる。
関西/関東のコミュニケーションの取り方を調整することに、現状なかなか苦労しています。
私が感じた関西/関東のコミュニケーションの違いをまとめると、以下のようになります。
▼関西
・話の流れ方
1人の話のオチがつくまで語らせるストレート型。
話題のつながりが強く、別の話題に派生するタイミングは遅め。
・話の性質
ボケ/ツッコミの掛け合い。
ウケをとるのがゴール(?)。
▼関東
・話の流れ方
参加者がどんどん話を上乗せしていく乱闘型。
話題が派生するタイミング早い。
・話の性質
どちらかというと情報共有に近い。
「たしかに」「それはそうだな」と共感してもらうのがゴール(?)。
笑いのツボ・話しの型・暗黙のルールが関西と関東では大きく異なる気がします。
年の差によるコミュニケーションの違い
私の職場には30代・40代の男性が多く(というか3名/4名)、20代が私しかいません。
会社で話していると、やはり年の差によるコミュニケーションのギャップが存在するのだなぁ、と感じます。
そのギャップは、ジェネレーションギャップ、というよりは「経験の違い」といったほうが正しいでしょう。
40代にもなると、面白い経験/興味深い経験を沢山貯蓄しているものです。
そのため、私が面白いと思った話を浴びせかけたところで、「そういう話昔聞いたことあるなぁ」「20年前なら笑ってた」となってしまう。
なんとかウケを取りたい、とアホに振り切った話をすると、「本物のアホ」と思われ、心配される...。
同世代/年上との関わり方を切り替えるのはなかなか苦労するポイントです。
おわりに
今回は私が感じているコミュニケーションギャップについてゴチャゴチャと綴りました。
まだまだ私は完全に社会人になりきれてない部分があり、学生から社会人に移行している過程にいる気がします。
コミュニケーションについては自分のキャラが迷走中。ブレにブレまくってます。
これからコミュニケーションの取り方を調整して、より円滑で軋みのない関係をつくっていきたいなぁ、と思っている今日この頃でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?