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川名凜は今をジャンプする

アンジュルム コンサートツアー「THE ANGERME」
4月30日 千葉県文化会館大ホール

ファン歴3年弱で単独ライブはNEXT PAGE以来の2回目というライブ激弱オタクに与えられた座席は9列目ドセン。
まぁ、情報量がすごかった。

我が推し、竹内朱莉さんは終始毎秒すばらしかったのは言わずもがな。
視界を竹内さんにロックオン状態でずっと追っていたけれど、それでも
全員が目に飛び込んでくるパフォーマンスで圧倒されっぱなし。
なかでも、さすが!と唸ったのは莉佳子だった。華もあるが、とにかく目を引くダンスや表情に何度もやられた。ウインクに、トゥンク……

そして、ケロンヌこと川名凜ちゃんに驚いた。
待って、いつの間にそんなことに!?? え、ウソでしょ? ヤバいヤバい!!
途中からは竹内さんとケロンヌばかりを追っていた。なぜ、目は二つあるのに二人それぞれを追えないの? why??

踊り方が桃源郷と全然違う?


伸ばす腕の、反らす身体の、描くラインの軌道が明らかに違う。滑らかで、洗練されている。
顎を上げる角度や視線の流し方の成長は新曲MVで確認していた。けれど、ダンスが!! こんなしなやかでキレがあって、なんてエモーショナルに踊るのっっ!!!!???? 

ひなフェスで既に片鱗はあった。


桃源郷で「あぁ竹内ism……!」(桃源郷 感想note)と感動していたのは過去のケロンヌ。
昨夜のケロンヌは明らかにそこから脱却して新しいダンスに進化していた。
専門的なことはわからない。ただ感じるものが以前より多くて別物。
莉佳子と並んで踊る場面があって、あの莉佳子と並んで踊っても埋もれない色はなに?? 歌唱だけじゃなく、ダンスでも頭角が現れまくり!!

なにがあった? なにをした??
ぺいちゃんという後輩の加入? 着実にひとつずつクリアしていく堅実さ?

彼女には
「〇をやるには△△が足りない、だから◇◇◇が必要」
という論理的思考と、己を冷静に分析し現状を受け入れる聡明な部分、「できていない自分」を受け入れ、次の一手へ向けた努力ができるストイックな部分がある。

今のスタイルからもそれがうかがえる。肩から腕にかけての引き締まり方よ。ウエストにも腹筋の線が見えた。


目標を定めたら達成する


それがいかに難しいか。
かわいらしく面白いキャラクターが前面に出るけれど、彼女はとてもストイックで純真な目で目標を見つめ、そこへ至る行動にはブレがないように思う。(大阪でのライブでタコ焼きを我慢したエピソードなど)

ジャケットがはだけて何度も見えた肩の美しさに惚れ惚れした。
ただ細いんじゃなく、パフォーマンスのために鍛えられた肩が踊っていた。

あぁそうか。肩で踊るのは竹内さんもそうだ。莉佳子も。
身近にいる最高な手本を模倣しながら、恐らくもう模倣の段階は過ぎつつあるのだと感じた。

ケロンヌは「川名凜のダンス」を極め始めたんだな。

それを感じて、目が釘付けになってしまった。


今この瞬間すらも過去


新曲MVは過去で、ひなフェスですら過去。昨夜も当然過去だ。
今日明日と、地層のように積み重ねながら成長していくのだろう。

このツアーの最終は6月15日の武道館。
一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。どうなってしまうのか。とても楽しみ。絶対チケット取れよ、自分!!

そして、彼女の成長は間違いなくアンジュルムへ多大な影響を与えるはず。
常に今が最高最強なアンジュルムの未来だった年下組は、気づけば現在の重要な戦力になっている。

「次世代だってリアルタイム」『愛すべきべきHuman Life』

まさにコレ!! 堂島さー--んんんん!!!!


アンジュルムを見るなら今!!


川名凜も、目を離した隙にとんでもない所へジャンプしているかもしれない。その瞬間を見逃すなっ!!


【余談】
七転び八起きの再編が今回のツアーだったなら、ダンスチームの編成が変わっていたのかもなぁと思ったり。けど、ケロンヌが落ちサビセンターで決める「回り道でも!」もめちゃ良い~~!! 今のダンスチームも良い~!!
つまりアンジュルム全員良い~!!!


★★おすすめ★★ (2022/7/13追記)

PRIDEさんの記事にてこのnoteをリンクでご紹介いただきました。
上記の記事はアンジュルムメンバーの紹介となっています。
「それな!!」なポイントが多いので是非一読を!!


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