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地獄の排水溝

排水溝ゴミ受けを探してたら100均で猫柄のを見つけてしてみた。可愛い。

僕は掃除が苦手だ。
特に水回りの掃除を怠ることが多い。

上の写真は、撮影のためにこれでも掃除した状態。
普段の様子は見せられない。そこはまるで地獄だ。

風呂の排水溝をたまに掃除する時も、生きているだけでこんなに汚れたり抜けたりするものがあるのかぁとしみじみしたりする。
洗濯物が溜まる時もそう思う。生きているだけで汚れていく。
それでも生きていたいか、と思うと、それでも生きたいと思えている。
から大丈夫。

猫のゴミ受けもそのうち汚れていくんだと思う。
可愛いものが汚れていくのを見るのはしんどいかなとも思ったけど
そんなの実生活でも沢山見てるからいいかとも思った。


「すぎ玉」好きです

昼飲みに入った店で「ねぎまぐろとオリーブオイルの素敵すぎる出逢い」
というメニューがあったので頼んでみた。ちょっと恥ずかしいので
「ねぎまぐろとオリーブオイルの奴下さい」と言って注文した。
店員さんは持ってくる時に「ねぎまぐろとオリーブオイルの素敵すぎる出逢いになります」とちゃんとフルで言ってくれた。
そうか、フルで言えば「素敵すぎる出逢いを下さい」と言えたのか、と思ったりした。こういう洒落臭い名前昔は好きじゃなかったけど今となってはこんな場面でしか口にしないと思うと言ってもいいかなと思えた。
「ねぎまぐろとオリーブオイルの素敵すぎる出逢い」美味しかった。

昔からお世話になっている阿佐ヶ谷にある「食堂ばんちょう」さんで
4年ぶりの日本酒イベントがあって参加した。コロナ明け初。
利酒があったり、くじ引きで景品が当たったりするイベント。
澤乃井という奥多摩に酒造のある日本酒は美味しかったし、一緒に行ったメンバーとも楽しく飲めた。

利酒が当たると小さな賞状が貰えるんだけど、昔一緒に行った飲み友達が利酒当てて賞状をもらってはしゃいでる姿をふと思い出した。
その友達は今年ふわっと亡くなってしまった。

くじ引きがはじまって、これもふと昔トッキーが1等を当てて、その頃落ち込むことが多かったトッキーに「やったじゃん!生きてて良かったねぇ」なんて冗談っぽく言ったのも思い出した。トッキーは2年前に亡くなった。

というか皆死にすぎじゃない?これ以上仲良い人が自分より先に誰も死なないで欲しい。言葉に出して言っておく。

3月にはじめたポッドキャスト番組「とらえろ!in the sky#とらスカ
では結構仲良くしてた亡くなった人の話をしている。あえて亡くなった人の話をしたいわけじゃなく、仲良しエピソードだったりどこどこに昔誰と行ってって時に相手が死んでしまっているんだから仕方ないんだけど(というかやっぱり皆死にすぎじゃない?)。

知らない人からしたら死んだ人の話って聞くのもしんどいのかななんて思ってちょっと悩んだりもしたんだけど、#とらスカ を聞いてくれている近所のカフェの店長さん(好き)にちょっとぼやいてみたら「とらさんは亡くなった人との関係性をちゃんと話してその上で話題に出しているから全然しんどく感じないですよ。大丈夫です。」というような事を言ってもらって、安心した覚えがある。きっとこれからもしていくから。


働く みえin the skyとヨッシ、お疲れ様。ばんちょうありがとう。

利酒は今年は大外れだった。くじ引きはいい奴が当たった。
勝手にちょっとしんみりもしたけど、色んな思い出を思い出せる場所なんだと思ったりもした。
来年もまた、気が知れたメンツで来れたら嬉しい。



林レイナ&牛山健

11/11(ポッキー・プリッツの日)に林レイナさんの49歳最後のライブを僕の店
「とらんぽりん」でやってもらった。
ゲストには かつ江ちゃん とうっしーさんこと牛山健さん。
みんな素敵だった。

僕の最愛の人「林レイナ」と、僕を知ってる人は多分知ってるよレベルで聞いてもらっている話。大好きな歌「愛しい人」と今回はもう1曲、ウクレレで参加させてもらった。「I KNOWあるの 知ってるんだ

「とらちゃんこの歌ならウクレレ弾けると思うよ」と林レイナさんに行ってもらった時に認めてもらえた感じで嬉しかった。

この歌は15年以上前の歌で勿論当時から聴いていたけど、今回演奏してとても好きになった歌になった。この歌は5年前に死んだ よしひさが
「俺あの歌好きなんだよね」と言っていた歌でもあった。15年越しの仲間✌️

昼間に高円寺でライブをやっていた「とんちピクルス」さんをリハ抜け出してみんなで見に行って、そしたらとんちさんからレイナさんのライブだったらハッピーバースデー歌いに行っていい?なんて言ってもらって、とんちさんにもサプライズで歌ってもらった。


とんちピクルスさん、大好き。

こうやって色んな人がイベントを良いものにしてくれた事がとても嬉しい。

レイナさんともこの日に向けてリハだったり話し合いという名の飲みしたり
貴重な時間だった。今後もしていきたい。


深夜の林レイナ

ライブが終わって色んな人からお酒もらって、そして主役のレイナさんが皆にお酒を振る舞ってくれて、そして飲み尽くして果てるレイナさんを見て、
お店をはじめて良かったと思う。
この空間を作れたことが嬉しい。

最近お客さんも盛り返してきたので、潰れちゃうかもという嘆き的発言は抑えられると思います。一安心。でも気を引き締めないと。

あと何度、このような素敵な場所に携われるんだろうか。
そういうことを考えながら今後も生きていける内は生きていくんだと思う。



撮影:まさ(26歳のカメラマン)

生きててよかった そんな夜はここにあった。
なーんて。

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