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VRChatでDJした際の備忘録

先日、VRChatで初めてDJしましたので、その際のセッティングとか気付いたこととかまとめてみました。
VRChatでのDJのやり方はわかりやすくて参考になる記事がすでにいくつかあるので、下記に簡単に紹介します。

本記事では、自分目線での気付きについてまとめています。
普段Twitchなどで配信慣れしている方なら気合でできるので、良かったら参考にしてみてください!

↓良かったら読みながら同録も聴いてみてください!


1.セッティング

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超シンプルに図にしてみました。右下側が普段のDJセット、左側がVR用の環境です。
VRChatに入りつつ、DJの音声をTopazChat Streamerで該当ワールドに送ります。
普段のTwitchでのDJ配信では図の右側だけでほぼ完結できますが、TopazChat StreamerがMacには対応していないので、WindowsPCに音声周りを集約する形になります。
配線図だけ見ればそんなに複雑ではない…普段のDJ配信に毛が生えた程度…

2.ここが気合だ!VRChatならではのポイント

・HMDを被りながら隙間から手元を覗いてDJ
一番の気合ポイントでした。これはQuest 2のストラップを純正のものから替えていたから多少やりやすかったかも。
基底現実での視界がかなり狭まるので、普段PCのディスプレイを見ながら選曲している場合は大変そう。
CDJやXDJのモニタ上での選曲に慣れていたら意外といけると思います。今回私はこのスタイルでした。
レコード回すのは流石に厳しいんじゃないかな…

だんだん視界が慣れてくると、基底現実とVR世界の境界が曖昧になってきて、どっちの世界のミキサーを触っているのか混乱したりします。
とはいえ、お客さんの反応をダイレクトに感じれたり、没入感が良かったりするので、気合でHMD被りながらやる価値は十分ありました!


・Oculus Quest 2のコントローラーを持ちながらDJミキサーを操作
気合ポイントその2。
普通にQuest 2のコントローラーを持ちながら操作してました。
つまみをちゃんとつまめないので、フチに指をかけてつまみを回す感じです。
最終的に、親指・人差し指でコントローラーを握って、残りの中指・薬指・小指を使ってDJ機器の操作をするのが安定しました。
ロータリーミキサーを使用しているので、比較的操作しやすい方だったのかもしれない。


・VRChatの音声とDJの音声をどうやって聴くか
これは本番直前までどうしたらいいのかわからなく、左右で分けたほうがいいのかな?と思ってたんですが、最終的に、イヤホン(VRChat音声・ボイスのみ)の上からヘッドホン(DJモニター)を被るという形で落ち着きました。
カナル型のイヤホン使ってるんですが、ヘッドホンの音量を調節してあげれば意外とどちらの音も比較的クリアに拾えました。
なので、スピーカーから外音を出すことはしなかったです。イヤホンとヘッドホン装着しっぱなし。

↓こういう小型のパッシブミキサーがあれば一つの出力にまとめられるかも。ただ、配線が増えるので、結局気合で解決する方を選んでしまう気がする。

ART ( エーアールティー ) / SPLITMix4 4chパッシブスプリッター/ミキサー
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/151990/


3.その他、気づいたことなど

・HMDを被りつつ、コントローラーも握りながら、というかなりの縛りプレイなので、普段のDJ時よりも体力・気力が必要。適度な運動・食事・睡眠によって強靭な肉体を得るべし。

・とりあえず同録を回しておく用に信頼と実績のAudacity
https://audacity.softonic.jp/

・各種オーバーレイツールは入れておいたほうが何かと便利。時計も確認できるし。私はXSOverlay使ってます。
https://store.steampowered.com/app/1173510/XSOverlay/

・今回は慣れない環境の中でのプレイにいっぱいいっぱいだったので、もう少し慣れたらDJ中の立ち振る舞いなど気にしていけたらいいな。

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