【検証】電子取引保存サービス間移行はできるのか?

検証した背景:
1月義務化対応で間に合わせてサービス利用はじめたけども、後で他サービスに乗り換え可能なのかが課題のため

検証内容:
電子取引保管サービスAで付与されたタイムスタンプ付PDFファイルをダウンロードし、別のサービスBにアップロードしたらタイムスタンプはサービスAのが保持されるのか検証

期待する結果:
サービスBでアップ→ダウンロードしたファイルのタイムスタンプはサービスAで付与したタイムスタンプのまま

今回使用したサービス:どちらも無料
 サービスA(LayerX)
 サービスB(マネーフォワードクラウドBox)

検証手順:
 ① AにPDFをアップロード
 ② Aにてタイムスタンプ付与される
 ③ タイムスタンプ付きファイルをダウンロード
 ④ Acrobatreaderの署名でタイムスタンプ内容を確認。
 ⑤ Bにて③のファイルをアップロード
 ⑥ 「タイムスタンプ一括検証」機能を使って検証
 ⑦ 送られてきた検証CSVのタイムスタンプ内容を確認

④の署名:

④サービスA

⑦の検証CSV:

タイムスタンプシリアル番号:107099532790791
タイムスタンプ生成時刻:2021/11/24 15:59
タイムスタンプ局情報:
C=JP;S=Kanagawa;L=Yokohama;O=AMANO Corporation;OU=e-timing TSA;OU=Thales TSS ESN:7BA3-2881-3D22;CN=AMANO-TSU-221
タイムスタンプ有効期限:2032/10/29 11:36

⑦サービスB

検証結果:タイムスタンプBに上書きされてるっぽい?
 タイムスタンプシリアル番号:不一致
 タイムスタンプ局情報:一致
 タイムスタンプ有効期限:一致
 タイムスタンプ時刻:不一致

最後に:
LayerXのほうが項目少なくて運用しやすい印象。個人が適当にやったのであとで各サービスサポートに聞いてみます。

以上!


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