プールで男児が溺死、近くの男性はじっと見るだけで助けず= 「冷酷過ぎる!」「それでも人間か」―中国

中国・四川省涼山イ族自治州のプールで男児が溺死する事故があった。中国メディアの大衆網が9日付で伝えた。報道によると、事故があったのは今月1日、同自治区塩源県のプール。監視カメラの映像には、浮き輪が外れた男児が溺れる様子が映っていた。男児は1分間ほどもがいていたが、周囲には数人の利用客がいたが気に留める様子はない。中でも、一番近くにいた男性は異変に気付いて男児のすぐそばまで歩み寄るも、底に沈んだ男児をじっと眺めるだけで何の行動も起こさなかった。男児は溺れてから7分後にようやく救助され、心肺蘇生が施されたが、その後、死亡が確認された。映像が明らかになると、中国のネットユーザーからは「冷た過ぎるだろ」「この男、冷酷過ぎて怖いよ」「どうして見ていられるんだ!手を差し出すだけじゃないか」「それでも人間なのか」「本来なら助かった命だ」「見るだけで腹が立つ」「彼がそばに立って見ていたから、ほかの人は彼が保護者で問題ないと勘違いしたんだ」との声が上がる一方、「プールに監視員はいないのか?保護者は?」「この男性の行為は道徳的には非難されるかもしれないが犯罪ではない。責任は傍観者にではなくプール側にある」との声も出ている。山東国曜琴島弁護士事務所の李立紅(リー・リーホン)弁護士は「正義のために勇敢に行動を起こすことは中華民族の伝統的な美徳ではあるが、男性は法的責任は問われない」との認識を示し、「未成年については保護者が第一の責任者になる。また、プール側にも安全を保障する義務がある。運営の中で安全管理を怠っていれば相応の責任を負う必要がある」と述べた。(翻訳・編集/北田)

Q. 助けても訴えられるってどういう事ですか!
A. 事故に遭った人を助け救急車を呼んで病院へ行ったら、助けた人に病院代や医療費を請求された。 裁判で「全額支払う様に」と判決。 見ず知らずの人を助けて請求されたんじゃたまったもんじゃない。 轢き逃げは最後まで死を見届けないと多額のお金を請求させられるのよ。


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