【第10.5回】極めよ、ローカル1800道 | 7/6(土) 小倉8R

前回は◎ホウオウビスケッツ🥇◎ヤマニンアドホック🥉で悪くは無かったが個人的には満足のいく内容では無かった。“極める”事が目標のシリーズなので平場でも全頭評価もやっていきたい。
と思ったら時間無くて文章雑な馬出てしまったので残念。
今回は推奨馬2頭+紐という形にしたい。

小倉8R推奨

推奨
3.13
紐
1.2.4.11
抑えてもいいかも
10.14.15.16
推奨3頭の予定が2の馬体重減りすぎで2頭に

全頭評価

1.キタサンダムール
能力、適性は悪くないがテン自体がそこまで早くない。最内枠である以上有利なポジションは取れるはずで紐では買いたい。

2.ダイシンビヨンド
基礎スピードが問われ上がりがかかる条件では普通に強い。タイム差なしの2着になったレースの勝ち馬であるグランデサラス、サンクフィーユは現在3勝クラスで戦ってきたレベルも高い。

3.マルクパージュ
2戦目の阪神2000mでの未勝利戦の内容が良く、1着スマートファントム2着セオとかなりレベルが高い相手に対して0.4秒差にまで抑えられたのは評価できる。ラスト200mで伸びを欠いたものの抜かされた後も闘争心を失っていなさそうなのは良かった。
エルフィンSでは瞬発力勝負に対応出来ず、1400mでは基礎スピードの不足で力を出せないレースが多かったもののパフォーマンス自体は一定なのは評価できる。
新潟1800mの1勝クラスも逃げた優位はあったもののそれなりの相手に対して0.2秒差に抑えられたのは良かった。ラップも道中の緩みはあったもののラスト3Fが11.4-11.2-12.0であった点を考えれば悪くない。
前走の負けは本来の適性距離でない中で序盤から緩みの無いラップを刻んだ事でラスト1Fの減速も1.5秒と先行した本馬にとっては厳しいレース内容であった。
テン自体は普通。
中団からの好走ではあるが1400mでの勝ち鞍及び馬券内もあり、今回雨は降るものの比較的早い決着が予想されるので高い基礎スピードの証明としては良い。
ハービンジャーにフォーティナイナーなので下り坂のある小倉は良く、LyphradクロスもありFair Trial要素も強いのでコーナリングも上手い。
開幕2週目の馬場で内枠を引けたのも大きい。

4.フラッシングレート
人気になっているが疑問視。近走先行できてはいるがテンはそこまで早くなく内枠の馬が早いのでポジションを取れない可能性が割とある。未勝利の時計は悪くないが先行で基礎スピードを見せたというよりは後方から持続力を活かしたという形なので、開幕2週目で流れそうな今回の舞台が向くタイプかは疑問。そういった理由で前走マスキュリンを上に取った気がする。

5.アキミューミュー
流石に基礎スピードと能力が厳しそう。

6.ツッチーフェイス
1400の好走歴があるのは良い。ただ、基礎スピードというよりは惰性といった印象で決め手に欠ける。テンの早さは並、絶対に位置を取りたいという馬でもない。

7.ブラックサンライズ
テンの早さと基礎スピードは高そう。ハナに拘りたいと思うので例年のように超高速馬場なら買っても良いのだが今年はそこまで早くなさそう。抜かれるとやる気無くす気性難なので買うとしたら頭固定が適切か。多分買わない。

8.イリスレーン
香嵐渓特別のレベルが高くその点だけ見れば買っても良いが、基礎スピード持続性能はそれなりといった印象なので斤量面の有利も無くなる今回の舞台ではどうか。中盤が緩んだ展開の方が良さそう。

9.ニシノコマチムスメ
TSは高いが基礎スピードに疑問がある。前走、アルテミスSと追走負けしており、低体重もあり心肺機能が高くはなさそう。人気しているが嫌いたい。

10.ザパリスマッチ
新馬のラップはかなり強いがその後の成績が振るわない。馬体派の方曰く硬くなったらしい。基礎スピードは未知だが本来持っている能力は高いので、パドック見れる方はそれ見て取捨を決めてはどうか。

11.ハミング
基礎スピード高く、能力もそれなり。まともにやれば上位争いと言ったところだが、それなりに問題もある。馬群が苦手なブリモル産駒だが、本馬はそれに加えて小柄なのでより苦手。もう1つの問題点はテンがそこまで早くない点にあり、二の脚である程度位置は取れるがコーナーまで短く開幕2週目で行きたいテンの早い馬が多い中でどれだけの位置が取れるかは未知。枠も前走と違って中枠なので最悪馬群の中で思うような競馬が出来ない可能性もある。ただ、買わなくてはならない1頭でもある。

12.モンディーン
2走前のラップ自体は強いがラスト3F12.4-13.0-12.5でどちらかと言うとタフ質に寄っている印象。テン自体はそれなりに早いが同型が多く、外にもテンが早い馬が集まった中でどれだけの位置を取れるかは分からない。基礎スピードに疑問がある馬なのでこの人気でわざわざ買いたくはない。

13.オオナミコナミ
新馬の相手が強く、君子蘭賞を勝ったミエスペランサとオークス5着のランスオブクイーン。この相手に対してハナ差の2着なのだから能力は間違いなくこの中では最上位。基礎スピードもかなり高い。未勝利戦もインパクトのある内容ではないが序盤から手網を引き続けて比較的タフ質なレース内容を楽勝なのだから高速条件が得意な点を考えても一定以上の評価は出来る。
前走は前3頭で暴走しての自滅、最後はやる気を無くしていた。
テン自体はそこまで早くないが気性と基礎スピードの高さからある程度位置を取る事になりそうで、それ故の坂井騎手の登用に見える。開幕2週目とあり枠的に乗り越えるべき点はあるが買いたい1頭。

14.トンジンチ
基礎スピードは高いがあまり粘り強くはない。同型の多い中での外枠で位置取りに失敗すれば外を回されそうなのがリスク。能力自体はそれなり。

15.エマロア
基礎スピード高く、能力もあるので買いたかったが外枠。内の行きたい馬に併せてどこまで位置が取れるか。

16.スウィートスカー
基礎スピード高く、適性もあるので買いたかったが痛恨の大外枠。立ち回り次第。