【第9回】極めよ、ローカル1800道 | 6/29(土) 函館10R 北海HC +他2R

北海HCの見解メインで博多S、松島特別は印+簡単な見解という形にしたいと思います。


函館10R 北海HC

◎8.レッドバレンティア
函館は開催は進んでいるものの内外フラット。
エラトー、ウィステリアリヴァ、メタルスパークと逃げ馬が集まったので多少流れる持続戦を想定し、力ある先行馬を狙いたい。
よって本命は8.レッドバレンティア
勝利した1勝クラスを評価。前半2Fが12.1-10.8とかなり早く、道中ラップも一切緩まないハイレベルな巡行戦だった。この馬はこの厳しいラップでラスト2Fは12.2-11.6と最後まで伸びており、余力まで見せたと言って良い。
しかし、この1勝クラスの内容の割に成績が安定していない点が気になると思われる。これには、この馬の血統、走法的特徴が関わっている。この馬は母が持つRivermanとキンカメが持つMil Reefを通じてNever Bendのクロスを持つ。Never BendはTeddyの影響が大きく前駆の可動性に影響する。本馬の走法を見てもらえば前肢があまり上がっていない走法をしている事が分かるはずだ。加えて本馬は頭があまり下がらない走法となっている。
この走法によって坂を登る動作が難しくなっており、最後の直線に坂が存在する中山コースを苦手としている。実際のレース映像を見てもらっても明確に坂の区間で他馬に対して伸びあぐねている事が確認できるはずだ。
今回については前走1600mを使っての距離延長なので前進気勢もあり、ある程度の位置は取れるはずで、逃げ馬を見ながらの競馬が可能だと思われる。舞台設定についても函館は直線が下り坂であり、走法上の制約を受けないので小倉と同じパフォーマンスレベルが期待出来る。また、Never Bend肩は暑さである程度可動性が高まるのでその意味でも夏競馬は合っているはずだ。折り合いが鍵となるが鞍上は折り合いが得意な藤岡佑介騎手で継続騎乗なので頑張って貰いたい。
相手はウィステリアリヴァ。かなり逃げ馬が多かった前走でも逃げられており、かなりテンが早い。前走のメンバーレベルもかなり高く、パフォーマンスの安定性を考えて相手とした。
エラトーは中盤緩んだ流れがベストだと思われるので、自分のペースで運べなかった時のパフォーマンスが不明なのが懸念点。斤量軽く能力上位なのである程度は高く評価する必要があり、3番手評価。


◎8
〇6
▲3
△9.12
☆7.10

福島10R 松島特別

◎3.ソバナ
勝った1勝クラスを評価。デコラシオンやマイネルニコラス等この路線では明確に能力上位の馬に対して先着し能力かなり高い。
前走は直線長い東京なので参考外。
2走前は前がキツい馬場と展開でラファドゥラと0.1秒差なので割と強い。
3走前は5F目に11.2を刻む特殊な展開なので参考外。
内枠を引いてポジション的にかなり恵まれそう。
相手はマスキュリン、このクラスで勝ち争いを出来るかは微妙だがスタート良く中枠を引いてポジション的に恵まれそう。適性もかなり高い。
◎3
〇7
▲5
△13
☆8.10.11

小倉11R 博多S

◎13.ヴァモスロード
単純にこの馬が最も能力と適性が高い。能力高いシランケド、マテンロウスカイを同舞台で完封。基礎スピードはかなり高く、逃げなくてもある程度はやれるはず。

◎13
〇11
▲3
△8.10
☆2.12

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