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肌は自分でキレイになろうとする力を持っている。

ブログやSNSでは過去にもたくさん

お伝えしてきて知ってる方も多いと思いますが

私は幼少期からアトピー、

思春期から20代後半までの10年以上を

ニキビで苦しめられ悩み続けていました。

高校生くらいの時にはバイト代、

おこづかいはほぼ全額化粧品や美容雑誌に、

本につぎ込んで遊ぶお金や

服を買うお金はほぼなし。笑

ガングロ世代、ギャルブームの

真っ只中で周りはコパトーンや

日サロで肌をこんがりさせているころ

「肌に良くない」と日焼け止めを

塗りたくっていました。笑

(野球してたのでそれでも黒かったけど)

人一倍、高い化粧品を使い

マメなケアをしてるにも関わらず

まるで永遠に肌の奥から湧き上がる

真っ赤なニキビたちに顔中を占領されて

いつも顔はボコボコと赤みで一杯。

心はいつも「なんで私ばかりニキビなの?」

「なんでこんなに化粧品使ってるのにキレイにならないの?」

「あの子は何もしてなくてもあんなにキレイなのになんで!?」

と怒りと悲しみで心は崩壊寸前。

「こんな自分嫌だ!大嫌い!自分の顔やめたい!」

「私ってなんてかわいそうなんだろう」という自己嫌悪と自己憐憫。

そして人が遠くで笑っていれば「私の顔をわらってるのかな」

なんて思ったり・・・被害妄想で一杯の思春期でした。

時には「こんな顔に産みやがって」と母を責める気持ちになったり

(お母さん本当にごめんなさい!今はニキビになったことも含めてすごく感謝してます)

化粧品のせいだ!環境のせいだ!洗剤のせいだ!親のせいだ!あの皮膚科のせいだ!

こうなってしまったのは自分以外の何かのせい誰かのせいだと

思わないと心が壊れそうでした。

でも誰かのせいにすることで、もっと心は壊れていきました。


だから、同じような気持ちになっているお客様と出会うと

なんとかしてあげたいって思う。

絶対、キレイにしてあげたいって思う。

自分のことを好きになって、笑って欲しいと思う。

だけど

10年エステの仕事をしてきて感じたことは

「私がキレイにするんじゃない」ってこと。

私がお客様をキレイにするんじゃない。

キレイになるのは、お客様自身の力であって

私ができることはお客様がキレイになる力をサポートすること。

もちろん全力でサポートする。

でもね

例えば過去の私の状況のように

「私なんて」「なんで私ばっかり」「〇〇のせいだ」って

思ってる時って怒りや悲しみで心がいっぱいのときって

身体もお肌もうまく働いてくれないんです。

心がほどけないと、結果はでにくい。

だって私がお客様をなおすんじゃない。


お客様自身の心や身体が今の状態を受け入れて

「よくなる」「元気、健全な状態」に向かわないと

外野があれこれいっても届かない。

届くようにお話したり、リラックスできるように

努めるのも私の仕事であり、やりがい。

でも知っていて欲しい。

どんな時でも自分をキレイにするのは、自分。

自分の力をちゃんと信じてあげて欲しい。

エステだって化粧品だって皮膚の機能を元気にしたり

機能がちゃんとはたらくようにサポートするだけ。

私もそうです。

キレイにするのは肌自身。

で、肌と繋がっているあなたの身体であり心だから。

何を選ぶか、何を試すか、誰を選ぶかは

全部、自分しだいで自己責任。

私のことは信じなくてもいいので(いや、もちろん信じてほしいですが)

まずは自分のことを信じてあげてください。

キレイになる力がちゃんと備わっているって。

そして、キレイになるものを選びとる力も備わってるって。

キレイにならない肌なんかないから

悩みや想いが深くこんがらがってる人は一度、深呼吸を。

「大丈夫、私はちゃんとキレイになる」って。

小声でつぶやいてあげてくださいね。

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