見出し画像

シソンヌライブ【dix】 2021.7.15@本多劇場

今年に入って一気にハマったシソンヌ。生で見たいとずっと思っていて、念願叶って単独ライブを見てきました。もう一ヶ月くらい経ってしまったけど、覚えてる事を書いておこうかな。コントの感想と言うよりは、初めてシソンヌライブを観に行った日の日記という感じになると思います。


現在産休中の私は出掛ける事がほぼ無いので、まず電車に乗れる事が嬉しかった。久し振りのお出かけが嬉しい。この日は本多劇場のある下北沢へは直行せず、恵比寿で下車。じろうさんがいつも着ているセントジェームスへ寄ってTシャツを購入。嬉しい〜。

この日は猛暑で汗だくになりながら下北沢へ移動。駅近くのBONUS TRACKの中にあるカレー屋さん「ADDA」を目指す。急いだ甲斐があって、すんなり入店。陽子さんが座った席には座れなかったけど、暑かったからエアコンの真下で良かった。牛すじのカレーとチキンカレーのADDAプレートを注文、完食。ラッシー飲みたかったけど早く会場行きたかったので今回は我慢。

ウェンディーズで少し涼んだ後、本多劇場へ移動。初めて行く場所だったので余裕を持ってね。もう感動。写真でしか見た事なかった本多劇場。シソンヌのポスターがあちこちに貼ってある。あぁ私はこれからこの人達に会えるんだと少し泣きそうになる。それくらいシソンヌライブに行きたかったの。

ロビーが開場し中へ。チケットをスタッフさんに見せて自分でチケットをもぎるシステム。あそこにいるお姉さんもあの若い子もシソンヌが好きで来てるんだなぁと…だってよっぽど好きじゃなければチケット代9,000円払えないよね。ガチガチにシソンヌが好きな人が集まってると思うとまたテンションが上がります。

いよいよ開場の時間が近づくと、中から過去のシソンヌライブの曲が聞こえてきた。マスクの下はきっとにやけていたと思う。今回座席はG列上手側だったのでステージ全体が見えるか少し心配していたけど小さな会場なので余裕で見える。G列でもめちゃくちゃ近い。スクリーンに映っているdixのビジュアルを見てはテンションがあがり、ステージ上のバミリにシソンヌの2人が立つと思うと他の人に聞こえるくらい心臓が鳴る。

ほぼ定刻でBGMが聞いたことのない曲に変わり、照明が落とされる。オープニングの映像は毎回楽しみにしてるが、今回は過去の映像の一部を集めて一つの映像にするというもう最高の演出。素敵すぎて配信ではオープニングだけ見るくらい大好きな映像からスタート。

暗転後ステージ中央に長谷川さんが中年のおじさんの衣装で立ち、ゴルフの素振りをしている。近い…長谷川さんデカい…。少し遅れてじろうさん登場。はぁ…スーツかよ…(めちゃくちゃ嬉しい)登場の時に右往左往して少し挙動不審な男性社員の役でした。iPadを肌身離さず持つじろうさん、ズボンが少し大きいかなって思ったんだけど、どうやら次のネタの衣装と同じだったみたい。途中二人とも声を張りあげる所があったんだけど、いやもう本当に声がデカい。特に長谷川さんの「おい!!」ってじろうさんを呼びつける所なんてこちらまでビビるくらい大きかった。1本目のネタが終わるとプロジェクションマッピングのように舞台上に映像が映し出され、やがて次のコントのセットの形に変わる。何このお洒落な演出。 

2本目のコントは大好きな野村くんだった。残念ながら野村くんが出てくるのはネットニュースで知ってしまっていたんだけど、それでもめちゃくちゃ嬉しい。過去の野村くんに比べて舌足らずな話し方だったのでもう可愛くてしょうがなかった。野村くん、優しい大人が周りにいて良かったね。架空のキャラクターに本気で心配してしまうんだからもう病気かなと思う。

3本目のネタは居酒屋のセットからスタート。二人とも居酒屋の店員さんの格好で登場。じろうさんは眼鏡も無し。名前も大河原さんと長谷川くん。この後じろうさん長谷川さんにボコボコにされるんだもんなぁ…。このコントでじろうさん結構傷だらけになったそうで丸い絆創膏を何箇所も貼っていたらしい(血が見えると客が引いてしまうので)膝にサポーターもしてたし、満身創痍だったんだと思うとまた泣けてしまう。ネタではもちろん笑うけどね。 このネタは回数重ねてめちゃくちゃ面白くなっていったネタだから私が見た時よりも千秋楽はかなり笑いが増してた。わかりやすくボケるのではなく、二人のやり取りや表情で笑わせるんだからシソンヌくらいの演技力がないと成立しないネタのような気がする。おかしいのはどっちなんだ?って途中で狂気が逆転してヒエッってなるの最高に良かった。

4本目あたりからはもう終わっちゃうっていう気持ちが大きくなって寂しくて… はいそこで女性役来ました。ボブのじろうさん美しすぎる…。【neuf】の時は5本中3本が女性役だったので、今回は意図的に減らしたのかな?とも思った。着替えが大変ってこともあるかもしれないけども。そして長谷川さんの社長役がまた良い。今回生で観て、今まで気づいてなかった長谷川さんの魅力に気づいたのが一番の収穫だったかもしれない。声も落ち着いてて素敵なおじさまでした。肝心のネタの内容は女性の役員登用について。じろうさんに振り回される長谷川社長良かったです。オチも綺麗でした。         

 4本目が終わって暗転、次が最後だと思うとまた切なくなる。ステージに映し出される心電図に合わせた無機質な音が心を落ち着かせてくれる。やがて明転して一気に笑いの空間に呼び戻してくれるじろうさん。何あの髪型…笑 病室で心電図のモニターに繋がれている変な髪型のじろうさんと、パソコンで何やら仕事をしている長谷川さん。このコントにはじろうさんの好きなものが2つ出てきました。人体実験に協力することにやりがいを感じながらも内心は辛くて泣いてしまう老人か…いつこんなコント思いつくんだろう笑                                                                
記念すべき10回目のシソンヌライブの一番最後のオチが下ネタっていう所がシソンヌらしくてめちゃくちゃ愛おしかった。

5本のコントを終えてスーツに着替えた二人が出てくる。盛大な拍手でお出迎え。じろうさんはいつものZoffの眼鏡で出てきたのでめちゃくちゃ嬉しかった。じろうさんは全てを出し切ったのでしょう髪も乱れて暑かったのか顔も少し赤かったです。少しフリートークをしてこの日のシソンヌライブは終了。

帰りの電車の時間があったので余韻に浸るまもなく慌てて電車に乗り帰宅。あっという間の一日でした。劇場で生のコントを見れた幸せを噛み締めて、また明日から頑張ろうと思いました。

お笑いってすごいよ、生きる力をくれるんだもん。全然大袈裟じゃない。命かけて笑わせてくれるそのパワーは絶大だ。     

シソンヌありがとう。また来年絶対観に行くよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?