夢·桃中軒牛右衛門の@下北沢小劇場B1
今回初日の8月10日と11日観劇しました。三上さんの役は留学生と毛沢東の二役。
最初は二人の漫才から始まるのだけど二人のやり取りが面白くて難しいという頭で行ったので和らぎました。
冒頭の全員での歌と踊りが素晴らしい。この小さな空間で響く歌声がズシズシ来て凄かった。舞台の時には気づかなかったけど字幕に歌の歌詞流れているの知らなかった。こういう演出好き。ちなみにこの冒頭の部分は別の角度からも観たかったと思いました。一番は三上さんのいる方からダンス観たかった😣見えない部分あるからそこが残念🥺本当は千秋楽は三上さん側から観えるようにお願いしていたの😣
宮崎滔天ことシライケイタさんと奥さん役の山崎薫さん二人のやり取りがとても素敵でした。
シライケイタさんのお芝居がカッコイイんだよね。
孫文の紹介がなんか好き。そんな登場なの?(笑)意外な感じの登場に驚きでした。
登場人物が出てくるたびに説明と一度立ち止まるので話に置いてかれずにわかりやすかったです。
留学生役でもある三上さん。竹刀でのシーンでの刀さばきがとてもかっこよくてやっぱり剣道やっていたからなのかなと思いつつ観てました。
三上さんの殺陣カッコイイ!
山崎薫さんとの戦うシーンは三上さんが可愛らしく感じた。
ダイナマイトの歌での三味線やら太鼓やらお祭りなような感じの楽しさ。太鼓を叩く三上さんがとても可愛い。
後の背景でのダイナマイトが弾けたような演出が花火に見えてとても綺麗で素敵なシーンでした。
飯の茶碗を叩くシーンめちゃくちゃ可愛くて好きです。子供な感じが可愛い。結局怒られるんだけど(笑)
孫文さんのキャラクターが可愛らしくて好きなんですが山崎薫さんとの二人のシーンがとても良かったです。山崎薫さんのお芝居が可愛らしい感じながらしっかりしていて好きだなと思いました。
孫文さんの間がたまらなく好きです。
今回一人一人のキャラクターが濃く感じる。
北一輝の登場シーンもインパクトあって面白い。
爆弾シーンで一番遠くに逃げる三上さん。可愛い。一つ一つの表情と行動が小動物なんだよね。
シライケイタさんの歌が男らしくてかっこよくて見入ってしまう。
今回星郁也くんの初々しい感じの可愛らしいお芝居が好きだった。
花火変わりに〜から始まるダンスがめちゃくちゃかっこよくて歌と共に中国の歴史流れが好き。
やっぱり三上さん反対側で若干切れる😣
この後の演出は蛍?それとも雪?一瞬なんだけどとても綺麗。
雲右衛門とお浜さんのシーンも好きだった。
お浜さんが三味線を弾き雲右衛門が歌うシーンに泣いてしまった。なんだかとても苦しくて雲右衛門の思いがズシズシと伝わってきました。
宮崎滔天と毛沢東のシーン。
実は思っていた毛沢東のイメージと全然違っていて優しい感じの青年でしっかりした考えを持っている感じがしました。とある台詞でそういう考えの人物とは思わず歴史を調べたくなりました。三上さんの毛沢東はとても凛々しくかっこ良かった。舞台写真は嬉しかったです。
あと、個人的にチャイナ服が好きな私としては三上さんの衣装が似合っていて素敵。
シライケイタさんと三上さんのやり取りがとても格好良くて見入ってしまったシーンでもありました。
あと三上さんの毛沢東の紹介だけ違っていたのが演出として面白く感じました。理由を調べたらそういうことなのかと。
最後のシライケイタさんと山崎薫さんの二人の会話が面白くもあり素敵だったな。
シライケイタさんの最後のシーンは本当にかっこよくて見入ってしまいました。
今回難しいと思っていた舞台。自由民権運動、辛亥革命と聞いて苦手分野でしかなかったけど登場人物の紹介のわかりやすい演出と歌と踊りの迫力が飽きず楽しく観られたのがとても良かったです。是非再演してほしいです。このメンバーで!