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舞台「親の顔が見たい」スズナリ

三上さん出演の舞台「親の顔が見たい」を初日と3日観てきました。
いじめを題材にした作品一人の女子中学生が亡くなったことから始まる舞台。
加害者であろう生徒の親たちが集まるのですが遺書は燃やすは食べるは😨
教師なのになかったことにする親。
謝れと言う親に私はこの人は何様なんだろうと思いました。イラッときた。店長さんの謝れとは言葉は一緒でも全然意味が違う。言葉でこんなに思うことが違うんだなと思いました。
戸田先生がそんな親たちに接する場面がずっと怒ってるような苛ついた感じの態度。戸田先生が言う普通って言葉にずっと不思議に思っていた。
なぜに普通に苛つくと。
途中入ってきた道子ちゃんのバイト先の店長さん。
一瞬で変わる空気。店長さんが親たちに一生懸命訴える。
会場に響く三上さんの台詞に怒ってるのに悲しく苦しい思いが伝わってきて、携帯を見ながら話す言葉がとても辛く気づいたら泣いてました。
親たちの話をずっと聞いていたからか店長さんの叫びは気持ちが救われた気がしました。
でも、親たちの何も感じてないのには愕然としてしまったけど。
そして、道子ちゃんのお母さんが入ってきた時の緊張感とまた違った空気。
お母さんの一つ一つの台詞に重みがあり怖さを感じながらお母さんの殺したいという言葉に苦しくなりました。
戸田先生が最後に加害者生徒が普通にしてるというのが何もなかった以上に恐怖を感じました。悲しんでいたりどうしようとか不安な感じではなくいつもと変わらないということに。
戸田先生の殺したいという気持ちは生徒たちが悲しむことなくいつもと同じく接することの怒りなんだなと思いました。

その後に親たちはいじめをわかっていて知らないふりをしていたこと。自分の子に何も話すなと言う親。しかも、教師。なんだか怒りというより唖然としてしまったし悲しい気持ちでした。わかっていたら子供に隠すよりもいじめは駄目だという話をきちんとして欲しかったです。

最後の夫婦のシーンに生きていかなきゃいけないという言葉になんともいえない気持ちになりました。

前説と最後の挨拶は畑澤さんでした。お久しぶりということでしたが舞台で沈んだ気持ちを和ませてくれました。
携帯や光の何物かに笑いました。

三上さんは今回金髪、ピアス?イヤリング?にタトゥーに不良だー!!でも、カッコイイ🥰後ろ髪がはねてるのが気になってしまった😅というか可愛い!結構綺麗な金髪だけど髪が大丈夫か心配です😣

内容は重いけど三上さんのお芝居観れたこと、今回スズナリで親の顔が見たいを観れたこと役者さんのお芝居を間近で観ていろいろ感じられたことがとても嬉しかったです。本当に観れて良かったです。ありがとうございました。

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