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RG556は中々お勧めできる機種だった話

anbernicより発売されたRG556が到着しましたので、早速触ってみました。

RG556のカラーパターンは2色で、ブラックとクリアブルーです。
事前レビューを見ているとブラックは指紋が非常に目立つようだったので、元々あまり好まなかったスケルトン仕様のクリアブルーを選んでみたのですが、実物を見たらすっかり気に入ってしまいました。
他機種のクリアカラーと比較しても透明度が極めて高いそうですね。

事前に期待していた通りグリップはとても持ちやすく重さを感じづらいです。

性能的にPS2は厳しいとされていましたが、実際に触ってみてもその通りでした。
T618と同じは言い過ぎですが、さほど変化を感じない気がします。

RG556より性能が高い且つ同じMali-GPUのRetroid Pocket 4 pro、又はさらに高性能なayaneo pocket airでもPS2の動作はやや怪しいようなので、アプリがMaliに対応しきれていない(推奨はAdreno)ということなのかなーと勝手に考えています。

個人的にRG556に期待していたSteam Link。
RG556のディスプレイは16:9・1080PのフルHDですのでバッチリ合致します。
かつAMOLEDで色がハッキリしておりより見やすいかと思います。
FF7リメイクくらいの情報量のゲームなら5.5インチでも小さすぎず問題はないですね。

ちなみにティファの唇がズレていることから分かる通り、Steam Linkはやはり多少の遅延はあります。(手元の画面だけ見ていれば全く気になりませんが)


元々この機種にPS2は期待しておらず、むしろ4:3表示のPS1などが5.5インチの恩恵でそれなりに大きく表示され、かつ性能的に解像度を引き上げても大丈夫であろうことが購入の決め手でした。

画像はduckstationで解像度5倍(1080P)に引き上げたブレイブフェンサー武蔵伝ですが、非常になめらかで綺麗な表示になっています。
もちろん動作に引っかかりも無し。


そんなRG556ですが、anbernic日本公式で約30,300円(送料込)です。
これは正直なところ割高だと思います。

単にコスパを求めるならRetroid Pocket 4 proですし、PS2動作の安定性を求めるならOdin2になります。
逆にT618機種でもRG556が出来ることは大体こなせると思いますので、2万円前後くらいで済ませることもできます。

ただ、お勧めできないかというと個人的には結構お勧めです。特にクリアブルーであればつい手に取りたくなる魅力があるかと。

スケルトンが好き、5インチより大きい画面が欲しい、そこそこの性能が良いけどOdin2に約5万円は高すぎる、持ちやすい機種がいい、等でニーズに合致する部分があれば安心して買って良いクオリティだと思います。


おしまい

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