KISHI V2 / X2 pro の比較
スマホ用挟み込みコントローラーのハイエンド機種であるKISHI V2とGamesir X2 pro-Xboxを比べてみたいと思います。
なお他にbackbone oneがありますが、android版が未発売です。
ただiOS版については評判は上々の様子。
【価格】
KISHI 16,500円 × X2pro 12,300円
KISHI V2は強気なお値段。
Gamesir X2 proも、無印のX2が8,000円程度であることを思えば高めの設定です。
ちなみに他のメーカーのものは3,000円~6,000円くらいで色々な種類が出ていますね。
【重量】
KISHI 123g × X2pro 179g
どちらも軽めです。
数千円台のものは250g~350gくらいが多くてゴツめ、価格が上がると軽くて小さくなるといったイメージです。
【スマホホールド感】
KISHI V2:やや緩い(ケース無しでスマホ本体だけ挟むと滑ってズレがち)
X2 pro:ガッチリ、且つ端子が動くので差しやすい
ホールド感ではX2 proの圧勝。
一応KISHI V2では付属のゴムでスマホの差し込み高さを調節できます。
【グリップ感】
KISHI V2:問題なく持てるが、上下に短いので人を選ぶか
X2 pro:曲線グリップで持ちやすい
KISHI V2で悪いということはないですが、グリップ部の大きさと曲線加工でX2proに軍配。
【ABXYボタン】
KISHI V2:独特なクリッキーなボタン。音は大きめだが押し心地良し。ストロークが浅いので少し押すと入力できて個人的には好き。
X2 pro:ふつうのカチカチボタンで押し心地もふつう。個人的には、ボタンをポンッと短めに押すとボタン穴の角に指が当たって少し痛い。
音の問題はあれど、KISHI V2の方が良いかなと思います。
ボタンはカチカチというよりクリクリで(伝わるのか・・・?)、ちょっと癖になる感じです。
【左アナログスティック】
KISHI V2:問題なく使える。
X2 pro:高めのスティックで使いやすい。
好みの範疇かと思いますが、X2 proは個人的に相性が良く、パワプロのキャッチャーミットやミートカーソルを思った通りの細かさで位置調整することができます。
【十字キー】
KISHI V2:配置的にふつうに触るのが難しく、持ち方を変えるか親指を頑張って折りたたむ必要があるので、使いにくい。
X2 pro:問題なく使える。
KISHI V2は明らかに使いにくいので、十字キーメインで使いたい場合はお勧めしません。指か手が攣りそうになります。
【その他】
KISHI V2:3.5mmイヤホンジャック、パススルー充電あり。
X2 pro:イヤホンジャックなし、パススルー充電あり。
イヤホンジャックの有無は地味に大きいかなと。スマホなので無線イヤホンが使えますが、ゲームだと音の遅延が気になるレベルで発生すると思います。
また、X2 proはXbox gaming pass ultimateの1カ月無料券がついてくるので、1,100円分得します。
【まとめ】
総合的にはX2 proの方が不満が少ないと思います。
KISHI V2はハマるととても良いと思うのですが価格がネックですね。
backbone oneも試してみたいです。が、本当はプレステバージョンがかっこよくて欲しいのにandroid版は出ないんですよね。うーむ。
なんにしても、スマホ+挟み込みコントローラーの組み合わせはコスパが良いと思うので、特にandroidのエミュレータ環境が欲しい方にはおすすめです。
POCO F3(6GB/128GB)の中古なら既に30,000円を切っているので、計40,000円くらいでPS2まで動くエミュレータ機が手に入っちゃいますね。
少しでもご参考になれば幸いです。
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