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新型fire7レビュー(エミュレータから普段使いまで)

新型fire7の発売から遅れること2日、ようやく手元に届きましたので諸々触ってみました。

■ エミュレータとして

  • antutuスコアは10万くらいで、ほぼfire HD 8と同じ。

  • 64ビット機になったことでPS2エミュレータのaethersx2がインストールできるようになったものの、やはりスペックが足りずにまともなスピードでは動かない(2Dタイトルは探せば動くものがあるかもしれません)。

  • PSエミュレータのduckstationは2~3倍解像度まで動く。

  • retroarchでのFCやSFC等のレトロゲーム動作は快適。

  • セガサターンのyabasanshiroは試せてません。

ちなみに私は画面パッドでプレイしており、操作性にやや癖はあるものの、RPGではそこまで不便なく楽しめています。
もちろんゲームパッドをBluetooth接続して楽しむのも良いと思いますが、手元から離して遊ぶなら7インチは少し心もとない大きさのような気がします。
逆に手元で持って遊ぶのには7インチは非常にちょうど良い大きさで、かつ中華ゲーム機のようなコントローラ部分が無いぶん本体重量が軽く済むということもあり、値段の安さも相まって人によっては最適解なのではと思いました。

それと、Bluetooth5.0に対応しているので個人的に愛用しているAir Podsが使えるのが大きいです。
遅延も特に感じませんし(RPGをプレイする上では気にならない程度に遅延があるかもしれません)、線が無いというのは本当に煩わしさがなく快適です。

■ 普段使いとして ~Youtube視聴~

  • 公式アプリからYoutube.comをインストールして利用可能(AndroidやiOSのYoutubeアプリとほぼ同じ使用感)。

  • 開くのにもっさり、リスト更新にもっさり、ダブルタップでの10秒飛ばしはそこそこ快適。

見始めるまでのもっさり動作が非常に気になるレベルなので、基本的にこの端末でYoutube視聴はしたくない感じです。


■ 普段使いとして ~Kindle読書~

  • 7インチは片手でホールドできる大きさで、見やすいサイズ。

  • 開くのにもっさり、リスト表示にややもっさり、書籍を開いてしまえばページ送りはスムーズでストレスは少ない。

  • タブレット自体のホーム画面にもお勧めの書籍が表示される等、次の読書に向けた動機づくりにはなりやすいように思います。

私はKindle Whatepaperも持っていますが、Whatepaperの紙質感やフロントライトの優しい光を加味しても、ページ送りのスムーズさだけで私は本端末を選びたくなります。
個人差は大いにあるのでしょうが、値段的にもfire7が数千円単位で安いので、悩む方はfire7で良いのではと思います。


■ 総評
私の場合は「簡易エミュレータ」「7インチで読書」の2つの役割があって8,500円(6,980円+画面シート1,500円くらい)は十分お買い得だと思いました。
7インチというサイズに8インチにはない魅力を感じる方なら一考の余地ありだと思います。

ただ一方、8インチのfire HD 8が某所でこの端末より安く売っていたり、数千円足すだけで10インチが買えたりと、あえてfire7で無ければいけない人がどれくらいいるのかなという疑問はあります。

明確にこの端末が良いと自己判断ができる方以外は、素直に別端末を検討する方が良いのではと思います。

以上

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