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Logitech G Cloudは結構アリな選択肢だと思う話(ただし日本国内販売は無し)

Logitech G Cloud は、明日2022年10月18日発売予定のAndroidゲーミングデバイスです。
言わずと知れたゲーミングデバイス大手・Logitech社が製作・販売。

  • 価格は本日予約までの早割で299.99$(ドル円150円換算で約45,000円)

  • 注文できるのはアメリカ、カナダ両国内のみ

日本では入手できないのですが、そもそも円安が進んで益々海外製品は買いづらくなっていますね。
記事にしておいてアレですけど、このレートではかなり微妙です。

  • SoCはSnapdragon720G(Antutu23万点程度)

  • 1080p 7インチ(16:9)ディスプレイ搭載

  • 重量 463g

  • 12時間のバッテリー駆動時間

  • その他標準的な機能は大体搭載

この機種の利点はほぼ全て、7インチディスプレイに集約されます。

SoC性能が値段のわりに壊滅的に低いため、Android向けアプリでは最新のものはほぼ動きませんし、エミュレータでもPS2・Wii・Gamecubeは無理です。

元々この機種はクラウドゲーミングを前提に作られているようで、Steam LinkやXBOX CLOUD GAMINGなどで遊ぶのが主な使い方です。
そしてこれらのサービスはSoC性能をほぼ必要としないので、SoC性能を抑えた代わりにディスプレイを大きくしたのが本製品というわけです。

私のように、携帯ゲーム機は外出時に携帯するのではなく家でごろ寝しながらゲームするのに使う、というタイプの人にとっては、7インチというサイズが非常にダイナミックですし、それでいて重量463gは重すぎないため(WIN600の約500gが許容範囲だったため)、嬉しいスペックです。

一方でエミュレータ的にSnapdragon720Gがどうかというと、サターン・ドリームキャスト・PSPは余裕で動くレベル。
従ってレトロゲームを楽しむ用と割り切れば、大画面でそれらをプレイできる良い環境となります。

とはいえ価格が価格なので、コストパフォーマンスは明らかに悪い。
結局話はディスプレイサイズに戻りまして、7インチで遊びたいかどうかだけだと思います。

同じAndroidならスマホ+挟み込みコントローラでSnapdragon870環境が4万円くらいで手に入る時代で、ディスプレイサイズは実質5.5インチ(16:9)くらい。

WIN600は6インチ(16:9)ですが、5.5インチと比べても結構大きく感じます。7インチともなれば数字以上に印象が違います。
このあたりの事情とSoC性能・価格差をどう見るかですね。

そもそも国内発売されるかもわからないわけで、なんのまとまりもないですが、おしまい。

※ちなみに、さすがLogitechという感じでQ&Aなどが充実しています。
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