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RG503・レビュー

Anbernic社のRG503が無事に届きましたので、早速レビューしたいと思います。
今回はBanggoodから購入し、クーポン適用で約16,000円弱でした。

購入日から7日後に配送となりかなりスムーズだったと思いますが、なんとまさかの無包装。メーカーの箱を薄っぺらい郵送袋に入れただけの状態で海を渡ってきました。幸い、破損等は今の所見当たりませんが、ちょっと驚きました。

前回BanggoodでXiaoxin pad pro 2021を買った時はしっかり梱包材に包まれていたので、商品価格で線引きしているのか何なのか。いずれにせよ、梱包くらいしようよと思います。

で、本題。

まず懸念点であったABXYボタンの引っかかりですが、私は不便を感じませんでした。
意識してボタン同時押し(Yを押しながらXを押す等)をするとたしかに引っかかる感じがあるので、このような操作を多用するゲームをプレイしたときには気になるのかもしれません。
その他のボタンやスティックにも違和感は無く、横並びがちょっと残念なLRボタンも、押し分けるのに苦労はしないです。

続いて期待していたホールド感ですが、これは良い感じ。
しっかり手全体で引っかけて持てるので、RG351MPで痛かった左手の小指は痛くなりませんでした。
元々軽めの筐体であることに加えホールド感が良いので、重さをほとんど感じないです。
同じような感覚はRGB10max2にもありましたが、あちらよりやや重厚さがあるでしょうか。モノラルとステレオの差や、ABXYボタンの質がRG503の方好みであることから、RGB10max2との価格差(実質2,000円くらい?)は妥当かなと思う次第です。

最後にサウンド。これは期待していたよりさらに良質で、聴いていて楽しくなってきます。

以上3点から、私のレトロゲーム機はこの機種が最適解になりそうです。

なお現在の公式OSではセガサターンの動作が悪く、他にも諸々不具合等があるようなので、CFWとしてarkOSが導入できるようになるのを待っています。
試しにRetro Arenaも入れてみましたが、テスト版ということもあってかセガサターンでちらつきが生じてまともに遊べなかったので(スタンドアローン版Yabasanshiroとのソフト相性かも)、やはりarkOSを待とうかと思います。

ここまで特徴である有機EL画面について触れていませんが、正直ここは私の中でなんでも良い部分なので、より関心を持っている方のレビューにお任せすることにします・・・。

最後になりますが、私の中でのレトロゲームとはプレステ・セガサターンまでです。
それ以降はむしろリアルタイムで遊んでいない未知の領域が広いので(プレステ2の途中までしか遊んでいない)、ちょっと別になってきます。

そしてレトロゲームを遊ぶための筐体、という意味では、一覧性の高さや見た目の楽しさからもLinux中華ゲーム機が最適と思っているのですが、プレステ2以降を遊ぶためのものとしてはむしろPCやAndroidタブレットやAndroidスマホが良いのだろうと思っています。

なので、RG503が今後のCFWアップデートによりセガサターンをある程度動かせるようになれば、この機種がひとまずの終着点になりそうです。
そんなわけで早くarkOSが使えるようになりますようにとお祈りして、今回のお話は終わりです。

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