献立アプリ「タベリー」が主婦の見方すぎて感動したので、勝手にレポートします
私は、好きな家事とキライな家事があります。
好きな家事は、晴れた日の洗濯。朝から外に干して、太陽でほわほわになった洗濯物を取り込むのが好きです。
キライな家事は、食器洗い。
「食洗機を買うか、食器洗いを全て引き受けるか、食器洗いでイライラしている私と毎日過ごすか、どれか選んで!」と旦那さんに言ったら、旦那さんが食器洗いを引き受けてくれました。笑
「見えない家事」の厄介さ
もうひとつキライな家事は、夕飯の献立を決めること。
これが意外と厄介で、献立を決める時間というのは、実際に目に見える作業をしているわけではありません。
でも、
「冷蔵庫に何が残ってたかな」とか
「お昼は唐揚げだったから、あっさり系がいいかな」とか、
「そういえば旦那さんがパスタ食べたいって言ってたな」とか、
「いやでも最近魚食べてないから今日は魚の方がいいかな」とか、もう頭脳労働めちゃめちゃしてるわけなんです。
特にワーママとなると、仕事中に「今日はハンバーグにしよう」くらいまでは何となく考えられたとしても、細かい副菜まで決めることは難しいと思います。
私は仕事中はもう仕事にいっぱいいっぱいなので、悲しいかな夕飯の献立を考えるキャパはありません。夕方、スーパーに行く道中かスーパーの中で慌てて、「冷蔵庫なにがあったっけ…」と考えることになります。
念のため記載しておくと、私は「料理をすること」はキライではありません。むしろ、「外食はたまにするくらいでよくて、基本的には家で作ったご飯を食べたい」と思っている派です。ただ、自分の中のレパートリーでは、同じメニューのローテーションで、マンネリするのです。
「新しいレパートリーが欲しい!でもレシピサイトを毎日チェックする時間はない!何なら献立を考える時間も面倒くさい!でも家で目新しい、そして美味しいご飯が食べたい!」
…そんな思いを抱えていた私。そんなとき見つけたのがこちらの動画です。
「なんだこれ?」と思いましたよ。(このCMの秀逸さについて書いている方もいらっしゃいますよね)
「なんだ、ただのレシピサイトか」と思ったあなた!(私のことです)
これは、ただのレシピサイトではありません!!!!
以下、このアプリの使い方を、私が感動したポイントと共にお送りしていきます。別に誰かに頼まれたわけじゃありませんよ。私が感動しすぎたので、勝手に書いているだけです。(誰得…)
献立をたてるのが一瞬って、どういうこと?
タベリーのアプリを開いたら、「献立をつくる」をタップします。すると、「主菜」「副菜」「汁物」のカテゴリーごとに様々なおかずが出てくるので、その中から選んでいきます。
手順としては、これで完了です!
その名の通り「10秒」で済みます。(私は結構迷うのですが、それでも30秒くらいで完了します)
で、この「おかずを選んでいく」という作業の中にものすごいたくさんの工夫がなされてるんです!
まず、
1:メニューが4択
よくあるレシピサイトとかレシピ本とかって、レシピがひたすらずらずらずらぁぁぁ~って出てくるじゃないですか。
もちろんそういうのを見たい時もあるんですが、「今日この瞬間に献立を決めてしまいたい!!」っていうときに「ずらずらレシピ」を見るのは面倒なんです。
かたや、このタベリーは、とりあえず4種類のおかずが出てきます。
4つの中から気に入ればそのまま決定すればいいし、「なんかこんな気分じゃない」ってときは、「スキップ」を押せば次の4つのメニューが出てきます。
この「4択」っていうのが絶妙だなぁと感じていて。
「ずらずらレシピ」だと、一気に10択とか15択とかになって、逆に迷うんですよね。
「選択肢がたくさんあると、逆に選べなくなる」というやつです。
タベリーの「4択」の場合だと、まず「この4択がアリかナシか」で考えることが出来るので、意思決定がすごくラクになりました。
「副菜」「汁物」も、同じように4択で決めていきます。副菜は2つ・3つと増やすこともできるし、「今日は汁物は無し」とかも出来ます。
優柔不断な私でも、ここまでホントにサクサクっと進むことが出来ます。
2:冷蔵庫の余り食材でもリサーチ可
いきなり4択からおかずを選ぶだけじゃなくて、もちろん「食材名」から選ぶことも出来ます。
最近の我が家は、色々あって玉ねぎが野菜室を占領している時期がありました。そんなときは、検索ボックスに「玉ねぎ」と打てば玉ねぎレシピがたくさん出てきます。
そこからは同じように、作りたいメニューをタップして、ほかのおかず(汁物とか)を決めていくことが出来ます。
個人的に嬉しかったのは、「ひき肉」と検索した時に「牛ひき肉」「鶏ひき肉」「合いびき肉」のすべてが候補として挙がってきたこと。
これも「レシピ検索あるある」だと思うんですが、「合いびき肉」と「鶏ひき肉」で作れるメニューって全然違うんですよ。そこを一緒にしないで、きちんと分けて検索結果を挙げてくれるのも、とっても良いなぁとおもいました。
あ、「時短」にチェックを入れるのもお忘れなく。ここにチェック入れておくと、15分以下で作れるレシピが挙がってくる(ような気がしています)。
3:人数を入力すると自動で分量を計算してくれる
私、この機能を見つけた時に、感動しすぎて「わぁぁ!!!」って声出ました。
(家でよかった)
画面の下の方に「2人前」ってあるんです。
ここを必要な人数に合わせて「献立を決定」すると、自動で必要な分量に計算し直したうえで、表示してくれるんです!!
これってすごくないですか!?
今までのレシピだと、
「書いているのが4人前だから、全部の分量を半分にして…」とか、
「お肉300グラムって書いてあるけど、500グラム分料理したいから…」とか、自分で計算しないといけなかったんです。
4人前→2人前の計算は半分だからまぁいいとして(それでもかなり面倒くさいけど)、300グラム→500グラムとかもう訳わかんないです。
私はこれで「もういい!調味料とかちょっとくらい分量違っても何とかなる!」と計算を放棄した結果、見事に失敗した経験があります。旦那さんにめっちゃ怒られた…
この機能考えた人ほんとに神。
4:レシピ内容が良い意味で普通。
私は家で作った「THE! 家庭の味!」というご飯が食べたいのです。
お店の味はお店で食べれば良いと思っているので。なので、「アヒージョ」とか、「何とかのオーブン焼き」とか、「手間がかかっていてこっている料理」は平日にはいらないです。(作るなら休日にゆっくり時間かけて作ります。そもそもあんまりやらないけど。)
そういう意味でも、この「タベリー」は「家庭の味」レシピがほとんどなので、いわゆる「ボツレシピ」がありません。これは開発した人のこだわりなのかな。
使っている食材や調味料も、珍しいものはほとんどなくて、仕事帰りにパッと立ち寄った地元のスーパーで揃うものばかりです。
でも!でもでも!
「そんな食材の組み合わせがあったのか!!」「そんな味付けの仕方があったのか!!」という発見は使うたびにあります。
5:簡単に作れるレシピばかり。だけど、レパートリーは確実に増える。
おうちご飯のデメリットって、
「作る人のレパートリーがなくなったら、同じものが続いてマンネリ化する」ことだと思うんです。
実際私も、キッチンに立って「レパートリーがない…もうスッカスカや…」と何度思ったことか。
困ったらとりあえず肉を焼く。
とりあえずみそ汁に野菜をあるだけ入れて「お腹がふくれるみそ汁」にする。
しょう油味、みそ味、ウェイパー味、の繰り返し。
こう思っているのは私だけでしょうか。
特に「タベリー」に出てくる「副菜」のレシピなんかは、
食材を切って、混ぜる。で完了するものも多いんですけど、
食材を切って ←それとそれを組み合わせるのか!!
調味料を合わせて ←それとそれを組み合わせるのか!!
混ぜる ←この食材にそんな食べ方があったなんて!!
という発見がたくさんあります。
…ふぅ。
ここまで、「タベリー」で献立をつくる際の感動ポイントをお伝えしました。
少しでも伝わりましたでしょうか?(若干心配)
しかし!
「タベリー」の魅力はまだあるんです!!
以下は、「献立をたてる」に付随する便利機能です。
6:買い物リスト機能
私、この機能を見つけた時に、感動しすぎて「わぁぁ!!!」って声出ました。(2回目。)
まず、「リストをつくる」をタップします。
すると、さっき自分が選んだ献立が出てくるので、買い物したい献立を選びます。1週間分まとめ買いする人とかは、1週間分の献立をたてて、1週間分選ぶとかも出来ます。
そして、「買い物リストに追加する」をタップすると…
どどん!!!
選んだ献立に必要な食材をまとめてリストアップしてくれるんです!!
これ本当にすごくないですか!?(2回目)
だいたい、自分で買い物リストを作るとこうなります。
見にくい…
「いる」と思ったものを順番に列挙していくので、肉、野菜、調味料などがバラバラになってしまいます。
このリストを持ってスーパーに行ったとします。
まずひとつめに「豚ロース」と書いてあるからといって、いきなり肉コーナーに行って、次に「しょうが」を探して、その次に「キャベツ」を探して、とスーパー内をウロウロするのはとっても非効率です。
スーパーは、入口入るとまずは「野菜コーナー」であることが多いので、野菜から、まとめて選ぶことが出来るとスムーズなんです。
でも、ここで「自作リスト」だと、野菜が並ばずにバラバラに書かれているので、見落として買い忘れてしまったり、なんだかややこしい…。
リストのものをすべて買えた!と思ってレジに並び、念のためもう一度リストを確認しているときに、一番下の「きゅうり」を見落としていたことに気付いた時の落胆っぷりたるやもう…。
ところがこの「タベリー」の買い物リストなら、野菜、肉、調味料など、カテゴリーごとに自動で分けて、リストにしてくれるのです!
これさえあれば、もう「あれ買い忘れた…」といってスーパーの中をウロウロしなくて良いし、リストを見るときのややこしさも感じなくて済むし、素晴らしい機能を付けてくれましたよ本当に!!
あと、このリストもうひとつ地味に素晴らしいところがあって、それは
「スーパーの陳列順にリストがつくられている」ところ。
野菜→肉→魚→豆腐・乾物など→調味料
の順にリストアップされているので、そのままリストの上から買っていけばいい。これもかなりストレスフリー!!
もちろん、タベリー版買い物リストだと、入力した人数分の必要量を自動で計算して記載してくれているので、ここでも計算する必要はありません。
この写真の場合は野菜が全部「適量」になっちゃってるけどね。(しょうが焼きの付け合わせに使う野菜だから、そこはご愛嬌で☆)
ちなみにこの買い物リスト、LINEやメールで送ることも出来ます。
旦那さんに送って「これ買ってきてね♡」も可能です。うちよくやります。
7:レシピの共有機能
LINEグループみたいな共有のグループを作って、そこで、例えば私が考えた「今日の献立」を家族に共有することが出来ます。
逆に、旦那さんから「これ食べたい」の献立を受け取ることも出来ます。
旦那さんが献立をたてた場合は旦那さんが料理しろよ、と一瞬思ったのですが、「献立をたてる」という作業を家族にやってもらえるだけでも本当に助かるな、と。
これなら、毎回の
「今日何食べたい?」
「何でもいいよ」
(イラッ)
という不毛な会話を繰り広げなくて済みます。
そして、「ハンバーグ食べたい」と言われた時も、
「ひき肉買ってー、玉ねぎ買ってー、パン粉と卵は家にあるからー、あとは…」という、今まですべて頭の中でしていた作業も、すべて見える化できることによって、作業がとってもスムーズにラクになりました。
まとめ
はい。
ここまでお付き合いいただき、本当に本当にありがとうございました。
総じて言いたいことは「タベリー神!!」ということです。既におわかりだとは思いますが。
シュフの方はみんな使ったほうが良いと思うし、ひとり暮らしの方も使ったほうが良いと思います(つまり全員)。
もうここまできたら、ついでに要望も書いちゃおうかな。
タベリーの、離乳食バージョンが欲しいです!(離乳食って、それはそれは大変ですよね)
あと、主菜、副菜、汁物のレシピが、ひとつの工程表にまとまって見れたらいいな。
ブレストとか必要なら私やりますよ!タベリーさーーーーん!!!!笑
総じての感想を書かせてもらうと、
◯できるだけ頭を使わないでいいように作られている
◯献立をたてて記録してしまえば、一旦忘れることが出来る(夕飯まで他のことに集中できる)
というところでしょうか。
そして、私もこんな風に、誰かの「困っていること」を解決していける、そんな人間になりたいなと思いました。
レポートはこれで終わります!
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆