ヴァルヴレイヴのミミズモードについて徹底解説
皆様いかがお過ごしでしょうか。
結局なんだかんだで爆裂機の中ではもっとも完成度が高く、北斗を除けば2023年9月現在スマスロの中で最もヒットしたといって差し付けない本機ですが、その爆裂性能と引き換えに型式試験に絶対に受かってやるぜモードこと通称ミミズモードが搭載されています。(以下ミミズモードと書かせていただきます)
基本的なミミズモードの特徴について
CZ突破率が異様に高い
革命ボーナス選択比率が高い
革命ラッシュ継続率が極端に低い
７割方400のゾーンで当選する
おおまかに以上のような特徴があります。
しかしながらこのミミズモードは案外奥が深く、ミミズモードを否定できる条件はあっても、確実にミミズと言い切るのは意外と難しく、1回CZ当選まで打つハイエナであればミミズと通常モードを混在して打ってもそこまで大きなダメージではありませんが、設定狙いであればミミズモードを通常モードと誤認して打つのは致命傷とも言えます。
この記事ではそんな意外と奥が深いヴァルヴレイヴのミミズモードについて徹底解説していきます。
ミミズモードを解説する前にこちらの前提で皆様にこの記事を読んでいただきたいです。
その前提とは
ヴァルヴレイヴは恐ろしく合理的に作られた機種である
ということです。
パチスロ開発者は基本的に天才の集まりで、今まで数多くの創意工夫をこらした機種(アクセルAT、ゼロボーナス、メイン基板での出玉制御等々)が存在しましたが、本機はそれらを含めても群を抜いて作りこまれた機種と言えます。(通常時の演出バランスはしらん、、、)
こちらの記事を読んでいただき、SANKYOの開発ってすごいんだなと思っていただければ10万負けても少しは許せる、、、かも？
では本題に入ります。
ミミズモードを否定する状況について
革命ラッシュでレア役を引かずに超革命まで到達
こちらの挙動は99％ミミズではないと言い切って構わないです。
ミミズモードでは1回目を通す確率ですら非常に低く、増してや3回通すのは基本的にあり得ません。
革命ラッシュ後に引き戻し
ボーナス後は通常モードと同じ確率で引き戻し抽選をしているため、そこでの引き戻しはミミズモードか通常モードかの判別は付きませんが、革命ラッシュ後はミミズモードであれば引き戻す確率は0に近いです。
朝イチ1回目のボーナス以降でCZ3スルー以上
実践上ミミズモードであろうと朝イチボーナスまでは通常モードとモード移行、CZ成功率は同じなので朝イチはミミズモードと通常モードの見分けがつきません。
しかしながら、モード移行は通常モードと同様なのにも関わらずハラキリチャレンジ成功確率は大幅に冷遇されているため、ミミズモードの朝イチはとんでもなく辛いです。
なぜこのような仕様になっているのかというとミミズモードを抜け出す数少ない方法の1つである
「有利差枚2400枚を突破されないようにするため」です。
朝イチのモード移行、CZ成功率を本来の数値より冷遇することで、ある程度の枚数を吸い込ませることで差枚2400枚に到達させ辛くしています。
そのため朝イチボーナス後のミミズモードであれば本来の？CZ成功率となるため失敗することはほぼなく、3スルー以上することはまずないです。
(2スルーもめったにない)
朝イチ以外の100,300,500,700 といった奇数台での当選
ミミズモードは基本的には400または600のゾーンで当選します。
極稀に天井に行く場合もありますが、基本的には朝イチを除いて400及び600台以外での当選はミミズモードの可能性が大きく下がります。
ミミズモードの確率が大幅に上がる挙動について
100％とは言い難いものの、ミミズモードの可能性が大幅に上がる挙動について
何も引かずにCZ突破
この挙動をすればミミズモード濃厚だ！！と思われがちですが、実際にはそう簡単に判別できません。ミミズモードと勘違いしやすいが実際にはミミズモードと断定できない挙動を書いていきます。
内部成功による次ゲーム告知
CZ開始1g目は狙えカットインを出しておらず、ここでのレア役及び内部V揃いは次ゲームに当選告知されます。
上記の画像のように突入ゲームでレア役を引いた場合は比較的わかりやすいですが、内部Ｖ揃いの可能性がある
リプレイ
上段ベルチェリーベル(ベルこぼしでも出現する)
中段リプベルベル(基本的にはテンパイハズレだがごくまれにV揃いフラグが成立している)
を引いた場合でも次ゲームに告知されるため、ここでの当選をミミズモード特有の謎当選と勘違いされやすいです。
これはもちろん最終ゲームでも同様なので気を付けましょう。
通常モードのCZスルー天井
すっかり忘れ去られていますがヴァルヴレイヴにはCZスルー天井が存在します。
そもそものCZ成功率は高く、7スルーすることは極めて稀なうえ、7スルーする前に1500天井に到達するためスルー天井に到達する事はめったにないです。
その極めて稀なスルー天井を1度経験したことがありますが、その時の挙動がミミズモードと同様にベルこぼしからの当選といった形になりました。
もちろん通常モードでも十分あり得る挙動なのですが、このことで私の中で一つの仮説が思い浮かびました。
この考察は私の妄想に近いですが、ヴヴヴのCZスルー天井は最終gに告知されるよりもCZ道中に普通に当たったかのように見せることが大半だと思われます。
こちらの仮説を裏付ける根拠としてこのような挙動確認したことがあります。
その内容とは
マリエ覚醒中に共闘役を引き、内部的にストックを持ったまま革命ラッシュへ
革命ラッシュ1セット目に弱チェリーでストック
2セット目にストック告知なしでハラキリチャレンジ失敗
といったものです。
本来であればストックが革命ボーナス中にしたものと、革命ラッシュ中にしたものと合わせて2つあるはずなのに、1つしか存在しませんでした。
Twitterでも同様の挙動をしたことがあるといったツイートを何件か確認しました。
このことから導き出される結論は
革命ボーナス中のレア役で内部的にストックしている場合革命ラッシュ中のレア役で告知をしている。
というものです。
この仕様は恐らくほぼ間違いないと思います。
そして前述したCZもスルー天井時に同じような挙動をするのではないのかと考えています。
しかしながら、CZは全役で当選抽選をしているため、すべての子役で当選告知が可能なので1g目に告知をすることが可能なのですがそれだとあからさますぎるため、CZスルー天井時には1ゲームにつき2～3割程度で告知抽選をしているのではないかと考えています。
もしこの仮説が正しいのであれば、ミミズモードはハズレ(正確にはベルこぼし、1枚役、3枚ベル)での当選率の大幅優遇というよりもスルー天井が極端に浅いところが選択されやすいのではないかと思います。
さらに裏付ける仮説としてスルー天井は
「最大」7スルー
と公表されています。
ミミズモードのことをSANKYOは頑なに否定しており、ミミズモードがないことを正当化するために
BB比率
引き戻し確率
モード移行率
といった通常モードと大幅に異なる挙動をする解析は、ほとんど出していません。
(CZ確率とボーナス確率は流石に出さざるを得なかったと思われます。)
スルー天井に関する解析もほとんど無いため、このことからミミズモードは対応役以外での当選率上昇ではなく、スルー天井の大幅優遇なのではないかという仮説を裏付けるものとなります。
話は戻りますが通常モードでもスルー天井は存在するため、上記のような天井告知方法を行っているのであればミミズモードと同様に対応役以外で当選することもあります。
そのため比較的稀なケースではありますが、据え置きでスルー天井に到達した場合などにミミズモードと同様の挙動をとるため、注意が必要です。
とはいえ基本的には対応役無しでの当選はミミズモードの可能性大なので、その後革命ラッシュ単発で終了した場合などは基本的に引き戻しだけ見て追わないほうが無難です。
革命ラッシュ単発
ミミズモードの代表的な挙動です。
しかしながら、通常モードであろうとも単発は十分起きうる確率です。
また、ミミズモードであろうとも意外と継続するため、この判別方法はそこまであてになりません。
超合理的にできている！！ミミズモードのあらゆる工夫について
この台の文字通り革命的なところは、ミミズモードというスマスロでしか存在できない仕様を思いつき実行したことです。
メダル機では最大でも4000gごとに1回有利区間を切らなければいけなかっため、型式試験用モードで試験中に回されるゲーム数である17500gを乗り越えることが出来ませんでした。
しかしながら、スマスロであれば有利区間ゲーム数上限は存在せず、2400枚の差枚に到達しない限り有利区間を切断しなくてもよいため、型式試験用モードにずっと閉じ込められるようになりました。
そして、朝イチの一部で試験に絶対に受かるモードに移行させることで試験を通せるようにしています。
ホールでは通常モードになることが大半なので実際は6号機どころか5号機を超越した爆裂機を演出できます。
ではどのあたりで試験を絶対通せるにしているのか？について挙げさせてもらいます。
直近差枚数による優遇及び冷遇
北斗の拳の冷遇が話題ですが、この台ももちろん冷遇、優遇を搭載しています。
特にミミズモードは露骨で直近差枚数により
当選ゲーム数振り分け
BR比率
マリエ覚醒
といった部分を変えてきています。
特に当選ゲーム数の部分は直近差枚数の影響を大きく受けており、直近差枚が大きくプラスの時に大量短縮をした場合に浅いゲーム数で当選させないといった挙動も見られます。
ヴァルヴレイヴは多彩なモードを搭載しているにもかかわらずモード示唆及び規定ゲーム数の演出が存在しないのは、上記の仕様を搭載しているからだと思われます。
ミミズ中に設定差は存在するのか？
巷では高設定であれば、ミミズモードでも有利区間切断を狙えるため期待値がプラスであるといった説がありますが、私はこの意見に関しては懐疑的です。
なぜなら、そもそもミミズモードは型式試験に絶対に通すという目的で作られたにも関わらず、自力で切断できるような仕様にしてしまうとミミズモードの役割を失ってしまうからです。
そのためミミズモード中は全設定共通の仕様になっていると考えて間違いないと思います。
このことに関してはヴァルヴレイヴの記事の第一人者とも言えるゲンキーさんにも伺ったので、ミミズモードなら6確が出ていてもおいおい泣きながら捨てましょう。
https://x.com/genki_genki777?s=20
(ゲンキーさんの有料ノートも非常に有益なので皆さん是非とも買おうね)
途中でミミズモードになることはあるのか？
結論から言うとあります。
途中からミミズモードになる条件は
下限試験に引っかかるくらい吸い込んだ時です。
具体的には5～6000枚ほど吸い込んだ時にミミズモードに移行する場合があります。
折角高設定を掴んでもこの条件を満たしてしまうと絶対に勝てないモードに移行してしまい、下手な怖い話よりも恐ろしいことが起きえます。
逆に言えばこの条件以外でミミズモードに移行することは型式試験においてなんのメリットもないためないと言い切って大丈夫です。
ミミズモードから脱出することは可能なのか？
ミミズモードを脱出する条件として一般的には差枚2400枚到達による方法が認知されていますが、もう一つ方法が存在しその方法は
17500g消化です
なぜ17500gなのかというと、出玉試験において実際に遊技されるゲーム数が17500gだからです。
これ以降もミミズモードを継続させる意味はなく、ミミズモードをずっと据え置きにする極悪店によって機種の評判を落とさないようにするため、17500gでミミズモードを脱出できるように作られているのだと思います。
この状況であれば大量に吸い込んでいるため追撃1000gを狙える数少ない状況です。
導入当初話題になった2200g上乗せもおそらくこのルートで発生したものと思われます。
以上が今現在私が持ち合わせているヴァルヴレイヴのミミズモードについての全てです。
ミミズモードのことは分かったけど設定狙いをするときの設定差はどこを見たらいいんだ？
といった方には是非ともこの記事を読んでいただきたいです。
ヴァルヴレイヴの設定差はここを見ろ！！｜0101 (note.com)
無料部分にも力を入れていますが、有料部分では
低設定と高設定の初当たりの違い
設定差のあるハラキリドライブ
ハラキリチャレンジ中の抽選内容
といった内容に触れていますので興味のある方は是非購入の程よろしくお願いします。
この記事が参考になった方はスキをよろしくお願いします。またTwitterもやっていますので良かったらフォロー＆リツイートよろしくお願いします。
まだまだミミズモードについて勘違いされている方も多くミミズモードについて詳しく書かれているところも少ないためミミズモードについて詳しく書かせていただきました！！ 全文無料で読めます
— 0101 (@5kikabu) September 23, 2023
参考になった方は是非いいねとリポストお願いします#ヴァルヴレイヴ #VVVhttps://t.co/tMxm61RAMK
0101 (@5kikabu) / X (twitter.com
想像以上に閲覧数が多く、xのdmでも続きを書いてくれとの声や、質問が多かったので有料部分を追加させていただきます。
具体的な内容としましては
☑️激ウマなのに誰も狙わないミミズモードの狙い方
☑️ミミズモードを判別する必要は無い？ ミミズモードとの向き合い方
☑️9割が間違っているVVV以外にも使えるスロットとの正しい向き合い方
☑️その他おまけ
の３つを軸にお届けします。
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