メガコロニー(廃滅の虚竜型) 【全文無料】

鶯曲芸枕の朝倉です。

今回は、廃滅の虚竜軸メガコロニーを紹介します。                    作った際の議題は、"廃滅の虚竜"と"怨念鎖"をはじめとした、ストイケイアとして増えたカード群を一番強く使えるクランの捜索と構築でした。                    まずは、デッキ構築をどうぞ。

メガコロニーメイン

メガコロニーg

・デッキコンセプト 

"廃滅の虚竜"ライド時に、ドロップゾーンの適宜必要なオーダーカードを使用し、メガコロニーの特徴である相手への拘束力を維持するというものです。

・運用時の流れ

1.2ターン目                →"怨念鎖"、"影纏い"等を使用し、ドロップゾーンにオーダーカードを確保します。ガード際に"不滅の纂竜"があれば、"知略の兵法 剛腕の書"に備えてドロップへ送ります。

3ターン目                  →廃滅の虚竜のライド時効果で、"知略の兵法 剛腕の書"を使用しリソースの確保します。

超越可能後                →"罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ"、"無法怪神オブティランドス"へ超越し、相手の行動を適切に妨害します。

勝ち筋                   →ペルソナライド、"知略の兵法 剛腕の書"などでパワー上昇したユニットで毎ターン4回攻撃を行う(各パワー33000以上)。"デスワーゲン・アントリオン"を"扇情の蜜"でクリティカルとパワー上昇させて、2回攻撃を目指す等です。


【各カード採用理由】

廃滅の虚竜 本構築のメインカード。登場時に、ドロップのノーマルオーダーをコストを支払うことなく使用できます。この構築では、3種類のオーダーが対象です。

不滅の纂竜 "廃滅の虚竜" 常時に、オーダーを使用する効果の前に、ドロップからコールする事が出来ます。"悪逆非道?のモスガール メープル"との競合が考えられましたが、2枚同時にコール可能な点と、グレードが3であり超越のコストや"マシニング・マンティス"のサーチ対象にも成り得る為、こちらを採用しています。

・挟撃怪人イントルートシザー "罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ"の効果でコールした際に5回攻撃を行え、ドロップに存在する事で相手のダメージを受ける行動を抑制出来得る為に採用しています。"強毒怪人 ヘルデマイズ"とは、後者の点とライド時にプルテクトを得られる点が差別化されます。

・蒼砲竜インレットパルス・ドラゴン "罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ"への超越ターンや、"挟撃怪人イントルートシザー"の効果を適用出来るターンにコールし、ソウルに入る事で、"デスワーゲン・アントリオン"へ繋げられます。

・デスワーゲン・アントリオン この構築でのフィニッシャーとしています。ペルソナライドというシステムと相性が良く、"廃滅の虚竜"への2回目ライド以降は、どのタイミングでも効果を使用出来るようになります。全ターンにコールし、ペルソナライド時に"扇情の蜜"を使用する事で、パワー50000超えクリティカル3、守護者コール負荷を用意できます。

・マシニング・マンティス グレード3サーチ手段。"マシニング・ホーネット"や"新星怪人 リトルドルカス"といった他のグレード3サーチ手段と競合しますが、手札を捨てずに場に残るグレード3サーチ手段である為採用しました。"エリート怪人 ギラファ"、俗悪怪人 スタンピングレッド"といったカウンターブラスト使用時に安定したリターンのあるカードと競合しますが、1枚ランダムなカードを確定で仕入れるよりも、ランダムな確率で必要なカードを1枚仕入れる事が、この構築では求められました。

・影纏い 他にグレード2が手札にある場合、確定でオーダーカードをドロップへ置く事が出来ます。場に残るので、次ターンに"知略の兵法 剛腕の書"でパワーを上げる対象にする事も出来ます。

・樹角獣エンピックス Dスタンダードでは、後列でパワー上昇する効果の為に採用される本カードですが、Pスタンダードでは、選ばれない効果に注目して使用します。本構築では、"怪人紳士ハイクラスモス"をコールする場合を除き、自分のターン終了しにはリアガードを3枚で終える事が出来ます。このカードにより、自ターンにコールした"デスワーゲン・アントリオン"を実質抵抗持ちとして運用でき、相手のメインフェイズ中に除去できなかった場合、"ダークエレメント ディズメル"によってヒットされなく出来るので、安定して"扇情の蜜"効果対象に出来ます。

・怨念鎖 ライド時に、手札を増やしつつオーダーカードを捨てる事が出来ます。オーダーカードが無くても、2:2交換やドロップに置いておきたいカードを捨てられます。また、後攻の場合はクイックシールドがオーダーカードなので捨てる事も可能です。先行の際に手札が思わしくない場合は、グレード2へのライドではなく、グレード1からこのカードへライドし、相手より先に超越を狙うようにも立ち回れます。

・ブリリアン・ブリスター 醒トリガーや特別な動きをしない構築は、基本的にヴァンガードからアタックするものです。このカードは、存在するだけで、ヴァンガードからアタックする事を抑制します。また、相手のリアガードがいない段階では、ブーストしてガードの要求を上げつつ、ドロー効果を使用出来ます。また、手札に戻ることによって、"樹角獣エンピックス"の効果用件を相手ターンに有効と出来ます。山札枚数が少なくなった際にも、ペルソナライド時に"夢に漂う星雲"でコールし、手札に戻してガード値の増強に一役買います。

・怪人紳士ハイクラスモス ライドする事によって、"デスワーゲン・アントリオン"のコストを早急に供給出来ます。"怨念鎖"を引けなかった際は、こちらにライド出来ると良いでしょう。カウンターチャージも重要ですが、"罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ"のアタック時にコールしたいカードを戻す事が重要になります。

・プラナプリベント・ドラゴン "樹角獣帝 マグノリア・エルダー"ではインターセプトを付与していない為採用する意味が無いですが、"夢に漂う星雲"で対象とする事で、後列からインターセプトし完全ガード出来ます。守護者を手札からコール出来ないユニットへ使用します。

・知略の兵法 剛腕の書 Vスタンダードでは、コストの重いカードでしたが、"廃滅の虚竜"により、コストを支払わずに使用出来ます。最初の"廃滅の虚竜"ライド時は、余程の事が無い限りこのカードを使用します。しかし、このカードを使用し続けると、山札が足りなくなります。なので、後述するオーダーカードと合わせての採用にしています。

・夢に漂う星雲 山札が少ない又はカードを引く理由が無い、ドロップからのコールで安定して戦況を維持出来る場合に使用します。主なコール対象としては、"樹角獣エンピックス"、"ブリリアン・ブリスター"、"プラナプリベント・ドラゴンです。

・扇情の蜜 ドロップゾーンの枚数を調整しつつ使用します。相手のダメージにも寄りますが、大体25枚くらいを基準に使用します。"樹角獣エンピックス"の登場により、"デスワーゲン・アントリオン"のクリティカルを3にする事が容易になりました。

・年少怪人 ワーレクタス  "怨念鎖"を基準に作成している為、クイックシールドを得られないG期以前のファーストヴァンガードは採用出来ないです。

・リドルド・ハニー 超越コストになるクリティカルトリガー。"メガコロニー戦闘員F"と競合しますが、ソウルの枚数よりも超越を安定して行う事が重要なので採用しています。

・メガコロニー戦闘員F     "怪人紳士ハイクラスモス"を使用した場合、"樹角獣エンピックス"の効果を適用出来ない恐れがあります。このカードは、押しつぶす必要なく、ソウルの供給にもなります。また、ペルソナライドを行う構築の為、トリガーチェックで捲れた際も意味の無いトリガーとはなり難いので採用しています。

・パラライズ・マドンナ    "鋏弾怪人 ボムシザー"と2択になりますが、コストでドロップに欲しいオーダー等を捨てられる為、採用します。

・眩翅怪人 クインアグリア 超越後のシールド値よりも、動き出す前に敗北する恐れがあるので採用しています。後半戦では、シールド値としてよりも超越のコストとする場合があります。

・罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ    "廃滅の虚竜"型構築を、メガコロニーで作成した最大の理由となったカードです。他の4クランでは、"知略の兵法 剛腕の書"で手札を増やしたとしても、その3枚で相手の攻撃を受けるのはとても難しいものでした。このカードは、相手のGガーディアンを無効にし、リアガードを全て使い捨てに等しい物に変えます。お陰で、増えた手札で戦況維持するのも容易くなっています。またこのカードは、グレード3の"ユニット"をコールではないので、オーダーカードをコールしドロップも出来ます。

・無法怪神 オブティランドス  "罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ"では手札からのコールは抑制出来ない為、手札からコールを繰り返したり、ターンの終了時にリアガードが残らない相手に使用します。

【採用を見送ったカード】

・エリア・スティラー ソウルのグレード3をコストにプロテクトを得られるカードです。"廃滅の虚竜"は、プロテクトを得ることが出来ず、補間としては良いのですが、耐久に寄り過ぎてしまう点を重く見て、"デスワーゲン・アントリオン"を採用しています。

・水神護符 “呪浄渦洗” 呪縛を行う相手、ミラーマッチとなった際に使用が考えられます。構築の段階では、それらとの対面が多くなるとは考えていなかった為、不採用としていました。

・各グレード1ユニット "樹角獣エンピックス"の効果を前提としているので、後列に残りかねないカードを設置出来ないので不採用です。      

【最後に】

以前から考案していたこの構築ですが、2022年4月現在の海外を初めとした各環境にて、多数の結果を出しているようです。色々な構築が出ていますが、耐久寄りに近い構築が多いです。私としては、耐久に寄せなくても山札が無くなるまで試合が出来ているので、この構築を回答としています。あくまで参考の1つと考えていただけると幸いです。


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