はじめに~KUMA EXHIBITION 2022に向けて~
みなさん、おはようございます。
クマ財団5期生の中川朝子と申します。
表題の通り、今日からぼちぼちと「KUMA EXHIBITION 2022」に向けた思索・創作の過程、並びにインプット・アウトプットの記録、(気が向けば)自らの執筆の進捗などを記録していきます。
1. なぜ今note?
理由は主に3つあります。
①創作過程の透明化・効率化
皆さんは「小説」がどのように作られるかご存知ですか? 多分ほとんどの人は知らないと思います。具体的にどういう手順で小説という作品が作られていくか、少しでも皆さんにシェアできれば、これほど嬉しいことはありません。
また、私は勢いに任せて作品を提出することが多いです(ひどいときだと数日で書き上げ、ろくに推敲もせず出してしまいます)。このままだとよい作品が生み出せないということに気づきました。あえて自分の創作過程を言語化することによって、無駄なプロセスを排除し、時間の質を高められればと思っています。
②クマ財団への恩返し
この一年、いろいろな活動に参加する機会を得ました。人生で始めて展示会に参加したり、他分野の第一線で活躍するクリエイターの方とお話ししたり。その度に、新たなモチベーションを得ることができました。ほとんど全部クマ財団のおかげだと思っています。
自分なりにできるクマ財団への恩返しの方法を考えたとき、「ことば」を使って何かやれたら面白いよね。というわけでnoteのアカウントを作成した次第です。
正直なところ、このように開かれた媒体で文章を書くのは嫌いです(気ままに書けないので)。でも、まあ変なこと書くわけでもないし、有効活用できれば御の字です!
③クマ財団を志望する層の拡大
クマ財団は他に類を見ない面白い取り組みだと思っています(財団、最高!)。ただ、分野によって知名度の偏りがあるように感じます。実のところ私自身も、友人に教えてもらうまで財団のことを知りませんでした。その「ギャップ」を埋めることができたら嬉しいです。
実はすでに6期生の募集がスタートしています(https://kuma-foundation.org/scholarship/guideline/)。どんな形でもよいので「ものづくり」をしている人、「ものづくり」が楽しいと思う人は、絶対に応募してほしいです! 応募に際して困ったことなどあれば、当方(@AsakoNakagawa)のDMまでどうぞ。私も情報収集に苦労しましたので、少しでも力になれれば幸いです。
2. 小説と展示の親和性
親和性、めちゃめちゃ悪いです。
まず、小説って展示会で読むものではないんですよ。挿絵もない文章がずらずらと並べられていても、足を止めてくれる人はそれほど多くないと思われます。しかし、せっかくの成果展、できるだけ爪痕を残したい。叶うならば、小説の既成概念を破壊したい。そういう根性で制作していこうという決意表明を、ここでさせていただきます。
この前人生で初めて展示会(「つくるもの、つくるあたま」で検索してください)に参加したのですが、構想や準備、在廊時の説明が恐ろしく大変でした。しかし、それ以上に得るものは大きかったです。「KUMA EXHIBITION 2022」をより最高のものにできるよう、頑張っていく所存です。
3. 目標
「このnoteを読んで展示に来ました!」「この記事がきっかけで財団に応募しました!」という人を一人でも増やすことが目標です。当然、自分自身の創作の向上も目指していきます。
4. その他
記事書くのって時間かかりますね。スピード的には小説の1/3くらい……。
目処がついたら「クマ財団を受ける人のための個人的アドバイス」という記事を掲載する予定です。受ける人も受けない人も読んでください。
暇な方は星新一賞の学生部門優秀賞を受賞した『彩話師』を読んでください(https://honto.jp/ebook/pd_30876717.html)。
また、第39回大阪女性文芸賞を受賞した私の作品『息ができない』が、『鐘』という雑誌に掲載されます。2月末に発売予定です。こちらもぜひご覧ください。
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