A6.プロ意識なんて6歳のときから身に付けてますわー(回答者:佐藤麻子)
前田氏からの質問。
Q6:みなさんのプロ意識を教えてください。(質問者:前田高志)
ふんふん、プロ意識ね。
フリーランスだろうが会社員だろうが、プロ意識なんて備わっていて当然かと。
こちとら6歳から身に付けてますわ。
まーじでー。
子供のころ、母の内職のお手伝いでハンコ押しを頼まれまして。
〇(まる)のハンコを所定の位置に押すだけのお仕事。
はりきって喜々としてやっていたのに5分で解雇宣告。
「ああ、ズレちゃってる。これじゃ納品できないからもうやらなくていいよ、はい、ありがとー」
「え?今度はズレないようにやるから、やらせて!」
「うん、でも時間ないから。これ仕事だから」
仕事の厳しさを知ると同時に、おのれの無能さに大いにショックを受ける6歳児。
6歳のわたしに欠けていたもの。
(1)クライアント(母)が求める完成レベルの確認
(2)求められている成果が出せているかどうかを判断する客観性
(3)成果を出すために、あるいは、クライアントが求めるレベル以上の成果を上げるために、指導を乞う姿勢または創意工夫、たゆまぬ努力
↑
こんなの持ち合わせている6歳児イヤだけど。
わたしの考えるプロに求められるものは(1)~(3)で、6歳で解雇された以降、ずっと持ち続けています!
以上、おしまい。
終わっちゃった。
まだ480文字か。
プロとしてどうなの。
チームに求められるプロ意識
フリーランスになり、チームを組んで仕事をする機会が増えました。
フリーランスまたは企業とペアを組むこともあれば
フリーランスだけのチームで仕事をすることもあり。
今後ますます、こういったパートナー関係で仕事をする人が増えていくのでしょう。
心地良いパートナーシップを結ぶために求められる「プロ意識」は、上に書いた「仕事に対する責任感」とはまた別のもの。
そのことについて語りたい。
フリーランスになってから、仕事で関わらせていただいた方たちを、一瞬の迷いもなく、振り分けることができます。
「また組みたい人」
「二度と組みたくない人」
とてつもなくエラソーなのはわかっちゃいるけど仕方がない。
ここでは嘘偽りなく書くと決めているので。
「また組みたい人」を挙げたほうが、敵を作らないことは百も承知の上で、あえて「二度と組みたくない人」を挙げていく。
そのほうがわかりやすいから。
■二度と組みたくない人(プロ意識の低い人)
・自分の流儀(スタイル)や業界内の常識にとらわれ過ぎていて、臨機応変な対応ができない上に、折衷案や代替案を出せない人
・共に関わる案件で「自分以外のだれかを輝かせるには?」の意識が欠如している人
・チームメンバーへの気遣いができない人
※ゆるいのはいいのだけれど「今日いま、この時間この場面において遅れていったらメンバーの〇〇さんに余計な気を遣わせちゃうかな?」の配慮ができない人
まとめると
自己愛が強すぎて、チームへの愛、チームメンバーへの愛、チームで達成する仕事への愛が欠如している人
こんな感じ。
「チーム」のなかにはクライアントも入ります。
リレー式会議のチームワーク
我がチームはどうなのか。
現在6週目を迎える本連載(リレー式会議)を共同運営する、前田氏とケイイチ氏。
お二方ともプロ意識が高く、おかげさまで今日までノンストレスです。
ノンストレスどころか、2人とのLINEグループでのやり取りが楽しい。
(2人がわたしにストレスを感じていないことを切に祈る)
たとえば、公開日についても。
前田氏からは、
「まあ、ゆる~い感じで、月曜に質問を投げて、木曜に回答者が答えるスタイルでどうっすか?」
という、
「無理のない範囲でええんやで~」な提案だったのですが、
私たち3人、まだ一度もこの締め切りを破っておりません。
それはたぶん
「締め切りを守らないなんてプロとしてダメでしょ!」
というよりも、
「せっかく締め切りを守ってここまで続けてきてるんだから、いまの流れを崩さないほうがいいし、ほかの2人にも悪い」
そう考えているのではないかと、勝手に推測。
わたし、実は先週ヤバくって、
木曜の投稿前日に大阪ホテル泊なのはわかっていたから
珍しく前もって原稿を作成していたんですけど
読み直してみたら
「これ読み手の役に立つのかな?」の自己満感&イマイチ感が気になり出し・・・
この時点で夜の12時過ぎ。
スマホで原稿をイチから作り直し、PCじゃないからいつもの倍以上かかって、完成したのが朝4時。
げ!スマホだとnoteでテキスト作れないってまじかよ!
という事実に直面し(ツメが甘い)
ホテルのパソコンか漫画喫茶でなんとかしよう・・・と心に決めて、一旦就寝。
3時間後に起きて、身支度して、しっかり朝食も食べて、チェックアウトして、熟女パブの看板を撮影して、近くにあった漫画喫茶に入り、無事に投稿完了。
大阪まで行ってなにやってんだ。
行きたいお店もあったのに。
「投稿曜日を変えるわけにはいかぬ」
「自分が納得していない記事をあげる=クオリティを落とすわけにはいかぬ」
たぶん自分のブログだったらここまでしない。
2人の顔が浮かぶから、3人の作品だという意識があるから、キッチリやりたい。
という想い。
そして前田氏についても。
彼は、ほどほどにミーハーな人で、3人のグループLINEにこんなことを書きこんできます。
「◯◯さんが、さとちゃんの投稿に反応してる!!」
「◯◯砲いただきました!」
◯◯には影響力のある人物の名前が入るわけですが「前田さん浮わついてんなー」と、最初のうちはやや呆れていました。
でもだんだんわかってきた。
リレー式をやりたいと言い出した者として、乗っかってきたケイイチさんやわたしに、それ相応のメリットがあればいいなーと考えてくれているのだと。
うん、愛を感じる。
もちろんケイイチさんからも。
パートナーに愛を感じさせる前田さんは、どこをどこからどう切り取っても、間違いなくプロフェッショナルです。
自信を持って!
と、最後まで謎の上から目線。
手相占いによると、わたしめちゃめちゃ仕事運が良いらしいんだけど、仕事運=パートナー運なのかと。
キレイごとでもなんでもなくて、いまクライアントにもパートナーにも恵まれている。
フリーランスになりたての頃、多少なりとも、痛い思いをした甲斐がありました。あのときに学んだ。
今日のこの記事が、プロフェッショナルなパートナーに恵まれていないフリーランスの参考になれば幸いです。
だいじなのは愛。
以上。
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