#朝活書写 No.1496

『一つ枕』柳川春葉
#朝活書写 No.1496
#朝活書写_1496
2023.11.15

つい、うとうととすると、不図《ふと》自分の部屋の障子がスーと開《あ》いて、廊下から遊女《おいらん》が一人入って来た、見ると自分の敵娼《あいかた》でもなく、またこの楼《うち》の者でも、ついぞ見た事のない女なのだ。

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