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レジデンス日記⑥浅川奏瑛四季シリーズSpin-off 冬-デイサービス楽らく-

11月30日(木) 晴れ
レジデンス6日目

今日は大学の非常勤代講の為13時まで。
朝1時間くらい踊っていたけれど日差しが眩しくてブラインドを閉めていたのでお1人dance timeだった。そんな日もある。ゼーハーして中に入ったらいつもオシャレなKさんに
「隙間から見てたよ。グッド」と褒められ照れ。
ちゃんと見てくれている人いた〜
ここの朝は気持ちがいい。小鳥の鳴き声で目が覚め、朝露の煌めく野原と山から吹く心地よい風。
雲ひとつない広い空を見上げ大きく伸びをする。
新鮮な空気を身体いっぱい吸い込んで、
今日も頑張るガッツポーズ。

アコーディオンセッション予定のYさんに朝イチで曲の提案をした。提案した曲は
 さくらんぼの実る頃/加藤登紀子
 カチューシャ 
さくらんぼは前にやったことがあったそうで、即決まった。カチューシャは皆んな知っている曲だから利用者さんに歌ってもらいながらピアノでセッションしようかと。楽しくなりそうな予感。
アコーディオンとピアノ、歌…Yさん多彩だな。12月8日にピアノの発表会があるそうで今は猛練習してるとのこと。


手を合わせてせーの、「いただきます」
職員さんの心遣いで、お魚を2枚にしてくれた。
お昼を食べたらすぐ帰り支度。月曜日までここに来ないの、寂しい…。挨拶を終えて自転車で出発しようとしていたら、窓からHさんが手を振ってくれた。
Gさんは明日はイヤイヤ言わずにお風呂に入るかな。TさんとRさんはまたお隣同士で小さな頃の思い出話をするかな。Oさんは明日はどんな塗り絵を塗るだろう。皆さん明日も元気に過ごせるといいな。
変わらない、穏やかな一日になりますように。

大学生への教えが終わりジェネレーションバグが起きている。ゆっくり大きく丁寧に簡潔にが身についたおかげで伝えるのが少し上手くなったような。
明日は照明合わせ、明後日本番。
怒涛のスケジュールだ、若さだ、頑張れ。
…………私老けた気がする。


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