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我、塾講師なり

 noteへの投稿が面白いなと早くも感じた筆者です。今回は、私がアルバイトとして勤めている塾講師について軽くまとめてみます。大学に入学すると、アルバイトとして多いのがこの塾講師。というのも、筆者の属する早稲田大学ではかなり多いです。求人サイトでも何故か「早稲田生」という言葉が使われていることからも、需要があるようです。

 もちろん、勉強を教えることが第一なのですが、それ以外の重要なことが、塾講師をやっていて気付き始めました。これはこれからの大学生活だけではなく、社会人として飛び立つ時にも重要であると感じています(まだ社会人ではないのですが)。そのようなこともあって、今回の記事を投稿させていただきます。

 今回も気楽にご覧ください。

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・塾講師として働くことにどんなメリットがあるのか

 塾講師として働くことで感じ取るメリットはもちろん人それぞれです。ですので、今回は私個人として感じる塾講師として働くことのメリットをまとめてみます。

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(1) 教えるということ

 今まで、私たちは義務教育というものを受けてきました。今まではメインとして授業を受ける立場にあったので、実際に教えるとなると、知識があっても難しく感じてしまいます。ですが、教えるということは自分の意見を理解してもらったりする上で重要なことであると感じています。ですので、塾講師を行うことが「教える」ということの助けになるというメリットがあります。

 よく、海外に比べて日本の教育は受動的であるということが言われています。能動的に授業を受けることによって、受動的に受けるよりも知識の定着度が高いということが示されています。これに関しては、複雑な作品であっても、自分で能動的に作ったものであればわかるというものでしょうか。

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(2) 学ぶということ

 これに関しては、「逆じゃないの」という声をいただくかもしれないですが、この「学ぶということ」を改めて学ぶことができる部分も塾講師として働くことのメリットであると感じています。

 というのは、授業を行う上でもう一度復習がてら教材を確認すると思うのですが、その時には当時のように教材を扱うのではなくて、教えるために復習するという行為が出てきます。そうすると、色々と考えさせられます。塾に来ている方というのは、何か勉強に困っている部分があるから入塾していただいているのです。ですので、その生徒にあった教え方をする必要があります。

 1つの分野でも教え方が無限大にあるので、その教え方を逆に生徒の感想から学ぶことができます。

・塾講師としての働き方

 塾講師と言っても、今ではいろいろな形態があります。自分がその仕事を通してどうしたいのかを真剣に考えて、自分に合った塾講師ライフを選択すると良いと思います。

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(1) 個別授業型(1対1 もしくは 1対2)

 多くの人がこの形態で授業を行っているのではないでしょうか。筆者もこの個別授業にてアルバイトをさせていただいています。

 個別授業形態では、その名の通り超少人数を相手に授業を行うような授業形態です。ゆえに、1人1人にあった授業を提供することができます。つまり、ピンポイントな授業を実施することができます。

 ですが、担当する人数が多くなるに従って、その負担は大きくなります

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(2) 集団授業型

 これは、筆者が実際に通っていた塾の形態です。これは、複数の人数を相手に授業を行うことが前提であり、一回に複数人を担当し、同じ教科を担当するので、教材の準備には負担が比較的かからないと感じます。

 ですが、ピンポイントではないので、生徒1人1人にあった授業というものを行うことができません。まあクラス編成にて似たような生徒がいるとまた別ですが。ただ、宿題などを工夫することによって、その部分は解消できる場合があります。だから工夫次第ですね。

・結局、なんで塾講師を選んだのか

 これに関しては筆者の個人的なものになります。

 私は、もともと教育分野に興味を持っていました。現在所属している学部は「先進理工学部」という学部なのですが、今でも教育分野に興味を持っています。というのは、学んだものを教えるという行為がとても好きで、憧れていました。ただ、実際に勉強を教えるとなると、何回か聞き返されることが多く、悩んでいました。

 そんな時に、塾講師の求人に出会いました。私は個別にしました。正直初めの時には集団で授業をすることに謎の抵抗感を覚えていました(原因はよくわからないですが)。

・初期の時はどのような感じだったか

 まず初めはよくありがちの研修を行います。筆者の勤務先では、まずアイスブレイク(break the ice:口火を切る)の研修がありました。これは、授業を行うまでにつなぐためのものです。勉強状況の共有を行ったり、志望校について話したりなどいろんなことがあります。この部分は特に重要であると感じています。

特に重要な試験が間近にある時には特に注意しています。

 というのは、言葉によっては相手のメンタルを崩してしまう恐れがあるからです。あまり研修ではどのようにすれば良いのかということをしっかりと教えてもらうことができなかったので、ここからは経験次第です。実際に私も多少ながら失敗をしてきました。そのことを経て、塾講師としてアップデートして来たと思います。それに伴い、普段の大学での勉強でも、相手のことを考えて教え合うことができていると感じています。

・どのように教えれば良いのか

 塾講師には、もちろん台本のようなものはありません。ですので、自分で設計して授業を行うので、責任重大な仕事になります。ですが、裏を返せば自分にあった授業スタイルで授業を行うことができるのです。こんなところもあって、アルバイトに塾講師を選んだ次第です。ただ、やはり漠然としているので、筆者なりの塾講師でのポイントを軽くまとめます。

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(1) まず、その授業は生徒のニーズに応えているのか

 これはとても重要です。まずアイスブレイク(授業を始めるまでのスタート段階)にて、生徒との勉強状況の確認、そして今回の授業で特にやりたいことはないのかを確認することがとても重要です。特に、個別指導での授業形態では、そのニーズに素早く応えることができるので、ニーズに比較的応えやすいです。

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(2) 全て同じトーンで話していないか

 次に重要であることは、授業での話すスピードや強弱です。もちろん、重要な部分は早くならずに丁寧に説明を行います。ここで、教科書をまんま読むような行為はもちろんNGで眠くなってしまいます(笑)。

 ですので、重要な部分は強調して説明し、授業を行いましょう。

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(3) 宿題は適切か

 宿題に関してですが、よくあるワークからの宿題というものもあるのですが、筆者はあまりそういうことはしません。正直に言って、ワークの宿題は当たり前であると感じています。ですのであえて強調はせず、別個に宿題を出しています。授業内にて、扱った分野ではないが、現状復習するべき部分も含めて宿題を提示すると良いです。授業内で見つけた改善点はすぐに宿題として提示する、そんな宿題の出し方でも良いと思います。

・終わりに

 今回は、塾講師として働くということについてまとめました。まだ経験歴が短い筆者ですが、これからもnoteへの投稿と並行して、最高の授業を塾講師として届けていくように努力します。また修正する部分がありましたら、すぐに編集させていただきます。

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