診断は降りないけど生きづらさをたしかに抱えて生きている

どうもネガティブです。
診断の話はね、ほぼたぶんないです。やってることや作業量からしてら大丈夫そうに見えるもの。
こないだ初めて心療内科というものにかかりました。
いや、今まであちこちで言われてたんですよね、
一度は病院行ったほうが良いとか、気軽に心療内科受診してもいいとか。
「あなたはちょっと様子がおかしいから病院いってこい」の類ではなくて「一回は行ってみてもがいいんじゃない？」っていうお誘いみたいなものだったんですけど。
思い切って電話かけるーよ。
そこはわりと人気で予約も取りづらい病院だったんですけど、その先生じゃなくて別の先生だったら空いてるということで、数ヶ月待ち覚悟してたところを2週間くらいで受診できることになりました。
話を終えたその日は調子良かったんだけどな…。

でまぁ、喋るじゃないですか、
私の今なんかわからないけどモヤモヤ抱えてる生きづらさとか、思い通りに生きていけないなぁってこととか、うまくいかない人間関係とか、成育歴や虐待の話、今やってる事業のこととか。
初診にも関わらずたっぷり2時間話をしてきました。
それそのものはとてもありがたいんですけどね。
心の準備的に警戒してたのもありました。
でもなぁ、
「あなたは非常に能力がある人だから」
「本業で得たお金を使ってまでそういった活動（アートフェスやぎるど）をしていることがすごいこと」
いや、うん、うれしい、ことには嬉しいことなんですけどね。
そうじゃなくて、そうじゃないなにかがあって。
私「発達障害ってありますか？」
とおっかなびっくりで聞いてみると「若干ASDっぽい感じはありますね」と。
でもその後
「診断が下りるのは生きるのが難しい人たちのことだから」
って言われて
あーーーーそうねーーーーーー
って。
そりゃ仕事はできますよ。自信もってやれますよ。やり通せますよ。でも、つらいししんどいんです。
今やってる仕事に対しても「浅色さんは褒めてもらえるのが原動力？」みたいに聞かれて？？？って思ったのでたしかに嬉しいですけど違うような気がしますと正直に答える。
褒めてもらえるのは嬉しいです。そんな機会ほとんどないので。
まじでうれしいです。
ﾎﾒﾃ箱…

浅色のほめて箱

ちがうちがう、脱線しましたが、
でもそれが原動力かといわれたらまた違うし、
使命感でやってるようなところもなくはない。

虐待を受けてきた人たちって、もちろん全員ではないですが、
親の面倒も見るし家の仕事もするし仕事をして家にお金を入れたりもするし、
でもそれって「そうしないと生きてこれなかった」わけでそうするしかなかった。
そしてそこの「そうしないと生きてこれなかった」にうなずいてくれる人は多いんですけど、
今の私自身も仕事やってアートフェスやってぎるどやってないと「生きていけない」ので。
やれないんじゃないんです。やらないと死ぬんです。
色々やってすごいねー！じゃないんです。
誰もやらんからやってるところもあるんです。
好きでやってる部分はある。でも好きじゃない部分も確かにある。
やらなくていいなら正直やらないで生きていきたい。めちゃくちゃ大変だし。つらくなるときだって、そりゃあるよ！個人での貯金だって全然貯まらないし。でもやらなきゃいけないからやってるところはある。
協力してくれるのはとても嬉しいしありがたい。
リツイートしてくれるだけでも、拡散してくれるだけでも、遠方でチラシなんて配ってくれたらそりゃもう神様仏様ってくらいありがたい。
でもね、見えないところで結構頑張ってんですよ。
よく知りもしない人の心無いつぶやきも一つ一つミュートしないといけないし、たまにDMで凸ってこられてゴリゴリ心削りながら対応しなきゃなときもあるし、某所では取材の話もあったけど返事したのに音沙汰ないとかザラだし。

生きるのが困難な人たちの支援っていうのは理屈はわかった。
じゃあ私みたいなのは我慢して何も言わずにおらないかんのかって、「頑張れてるからいいじゃん」っていう言葉にどれだけしんどい思いしたのか。
あるいは気軽に休めっていわれるけどお勤めしてない私の休んだ分誰が働くの。お医者さんにも頑張れるっていわれたから年金もらえんから働かないと死ぬのよ。
きっと障がい者だからって色々な思いをしてきて自分たちを守るための壁や鎧を備えてないと生きてこれなかったのでしょう。それもよくわかる。でもね。
あなたは健常者だからこっちに入ってこないでくださいって言われたあの感じ。
両者の隙間におっこちて誰にも言えないまま言っても甘えってとらえられて。
書いてて泣きたくなってきた。そんな思い押し殺して今も仕事してますわ、日曜だけど。自営業だからな。
「嫌なら辞めちまえよ！」なんて言葉が飛んできたら「じゃああなたが代わりに虐待減らしてくれよ」ってなっちゃうし言っちゃうと思う。
毒親アートフェスは5年目。防止活動自体は6年目。
居場所づくりは1年目。
やってきた自負はある。自負はあるけど他の人に負担もかけたくない。
ほんと誰か助けてよって今年になってずっと思ってるのはなんでなの。
ずっと孤独。自己矛盾。なんてこった救いがねぇ。

ネガティブなイメージもつくし公開するかすっごい悩みましたがこういう人もおるってことは伝えなきゃいけないと思って恥を忍んで出しました。普段はもうちょいまともだと思うので。。

どっちが正しいとかじゃなくてどっちの言い分も間違ってはないけど押し付けしないでちゃんと聞きますよってことは付け足し。